アブガルシアカーディナルⅡSTXは初心者に最適!迷ったらこのリールから始めるべき
アブガルシアのカーディナルとは?
カーディナルシリーズは、どのような場所や状況によっても対応することができ、釣り初心者などにおすすめのリールです。汎用性が高くどのような釣りでも使用可能ですが、一応カーディナルシリーズはルアーフィッシングを対象に作られています。ラインナップも豊富でカーディナルⅡS、カーディナルⅡSX、カーディナルⅡSTXの種類があります。このシリーズ以外にも初代カーディナル、カーディナルⅢも存在します。ダイワのクレスト、シマノのサハラといったように、他社の汎用性高いスピニングリールの位置付けが、アブガルシアのカーディナルとなるのです。
カーディナル II STX 3000Sの特徴
ロケットラインマネジメントシステムとは
ロケットラインマネジメントシステムとは、アブガルシア独自の技術で、スプールからラインをより滑らかに、均一に放出させることが出来ます。またオシレーションシステム-スローオシレーションシステムにより最適にラインを巻くことができ、ラインをより滑らかに均一にスプールへと巻き取ることができます。また、リールベールがアブガルシア独自開放角によりラインがスプールから的確に放出され、放出されたラインをコントロールしてラインがスピニングロッドの第一ガイドをスムーズに通過できるシステムです。慣れない釣り用語が沢山出てきますが、簡単に言うと竿を振った際にスムーズにラインが出ていき、均等に巻くことが出来るということです
ダブルアルマイトアルミスプール
ダブルアルマイトアルミスプールについて解説していきますが、名称が長すぎるのでダブルアルマイトとアルミスプールに分けて解説していきます。まず、ダブルアルマイトとは一度皮膜を着けたものに残したい部分だけマスキング剤を塗り剥離してもう一度皮膜をつける加工技術です。 この方法で2色の異なった色を入れることができます。簡単に言うと2色を施すための技法でその技法がカーディナルⅡSTXに施されているというわけです。続いてアルミスプールとはアルミ製で出来たスプール(ラインを巻いてあるパーツ)というわけです。まとめるとダブルアルマイト技法が施された2色の綺麗なアルミスプールということになります。
アルミ替えスプール
先程説明した内容の、アルミスプールがもう一つ購入した際に付属します。これは、かなりお得なことで二種類のラインを巻いたスプールをあらかじめ準備できるということです。基本的には、PEラインとナイロンラインを巻いたアルミスプールを準備することが恒例のようです。この二つのアルミスプールを準備することで海や川での汎用性が一気に広がります。本当に恐るべしカーディナルⅡSTXですね。
カーディナルII STX 3000Sで狙う魚種はこいつだ
カーディナルⅡSTX3000Sでは、様々な魚種を狙うことが出来ます。その中でも今回は川と海に分けて書いていきます。まず、川ではブラックバス、ナマズ、ブルーギルなどルアーフィッシング全般の魚は狙うことが出来ます。他にも釣り方によっては、コイやフナ、ウナギも狙うことが出来ます。次に海ですが、アジング、メバリングをはじめとするルアーフィッシング全般の魚は狙うことが出来ます。その他にも、船釣り、堤防での釣りなど釣り方によっては多くの魚種を狙うことが出来ます。本当に汎用性が高いですね。筆者はこのカーディナルⅡSTXですっぽんも釣りに行っていました。普段しない釣りをするときに自宅からどのリールを持っていこうか迷ったときは、必ずこのカーディナルⅡSTXを持っていくようにしています。
カーディナルII STX 3000Sにオススメのロッド
カーディナルⅡSTXにオススメのロッドは2種類です。一本目はアブガルシア、クロスフィールドシリーズです。このロッドはアブガルシアを代表するスピニングロッドで、価格がリーズナブルですが、ロッドの見た目も高級感があり、おすすめのロッドです。性能についても問題なく安心して使用することが出来ます。このカーディナルⅡSTXとクロスフィールドのタックルでルアーフィッシング全般を楽しむことが出来ます。そしてもう一本はアブガルシア製のソルティステージシリーズです。このロッドは、シーバスロッドでシーバスを狙う時もおすすめですが、投げ釣りをするときなどにも使うことができ、大変おすすめのロッドにです。
カーディナルII STX 3000Sのメリット、デメリット
メリット
カーディナルⅡSTXのメリットは価格がリーズナブル、耐久性が高い、汎用性が高いことが挙げられるでしょう。価格は基本的に5,000円台で大変リーズナブルです。耐久性では筆者はろくな手入れをせずに海、川とこれまでに5年以上使用していますが、錆び一つありませんし不具合も一切ありません。最後に汎用性ですが、海、川を問わず様々なフィールドで活躍してくれるので文句なしの汎用性ですね。
デメリット
カーディナルⅡSTXのデメリットは、目立つものはありませんが、唯一あるとすればギア比の関係ではないでしょうか。どうしても、元はルアーフィッシングのリールとして設計されていますので、繊細な釣りには向いていますが、大物を目指す場合には少々巻き取る力が弱いと感じる可能性があります。しかし、実際にギア比は数字上のもので重要なことは釣り人の巻き取る力が関係しているのではないかと思います。筆者もこれまでカーディナルⅡSTXで様々な大物を釣ってきましたが、特にギア比について不満を感じたことはありません。
カーディナルII STX 3000Sに向いている人
カーディナルⅡSTXに向いている人は釣り初心者に向いていると思います。その理由は、価格がリーズナブル、耐久性が高い、汎用性が高いことが挙げられます。また、様々な釣りをしたいと考えっている人にも向いています。
カーディナルII STX 3000Sに向いていない人
カーディナルⅡSTXに向いていない人は、リールの性能を極限まで求める人です。カーディナルⅡSTXは価格がリーズナブルな反面、特出した機能がないことが挙げられます。唯一ついている機能はロケットラインマネジメントシステムだけでありどうしてもその他の機能を求めたい人には向いていません。
カーディナルII STX 3000Sの性能を最大限に引き出すために
カーディナルⅡSTXの性能を最大限に引き出すために一番重要なことは規格に合った釣竿を使うということです。元はルアーフィッシング全般での使用を目的に設計されたリールですので、遠投の投げ釣り用竿などにカーディナルⅡSTXを使用しても性能を最大限に引き出すことは出来ません。また、カーディナルⅡSTXであればある程度のルアーは投げることは出来ますが、より繊細さを求めたりより飛距離を求めるとこれまた性能を最大限に引き出すことは出来ません。性能を最大限に引き出すためにしっかと規格等は確認しておきましょう。
カーディナルII STX 3000Sひとつでここまでの汎用性
どんな釣り方でも怖くない
カーディナルⅡSTXの汎用性は高いです。実際に筆者もウナギ釣りやすっぽん釣りなどにカーディナルⅡSTXを使用しています。また。海釣りでは堤防にはじまり船釣りでの太刀魚、てんや釣りにも使用しましたが確実に釣果を得ることが出来ました。本当に汎用性は脱帽です。
カーディナルII STX 3000Sの汎用性の例
カーディナルⅡSTXの汎用性の例を挙げると、川ではルアーフィッシング全般、その他ウナギ釣り、すっぽん釣り。海では堤防でのサビキ釣り、ちょい投げ釣り、その他船釣りにも使用することが出来ます。ただし、釣りの種類によってラインの種類は変える必要がありますので、付属するアルミスプールにPEラインとナイロンラインを巻いておくことをおすすめします。
やっぱり最高、カーディナルⅡ、ずっとメインタックルで頼むぜ
これまで、カーディナルⅡSTXをはじめとする、各種シリーズの様々な内容について記載してきました。価格がリーズナブルで、耐久性が高く、汎用性も高い。本当に言うことなしのリールです。筆者の場合では、どの釣りに行くときも必ず、カーディナルⅡSTXを持っいていくようにしています。それほど信頼出来て、ろくに手入れもせずに確実に釣果を上げるカーディナルⅡSTXにはこれからも私のメインタックルとして活躍してほしいものです。
筆者は中学生から使っています
筆者がカーディナルシリーズと出会ったのは中学生の頃でした。その頃はブラックバス釣りが中学校ではやっており、学校の男子の多くが週末にはブラックバス釣りに行っていました。筆者が初めてお小遣いを貯めて買ったスピニングリールがカーディナルⅡSでした。そのリールは今ではカーディナルⅡSTXがいるためメインタックルではありませんが、不具合一つなく確実に動作します。筆者の釣りの歴史はカーディナルⅡから始まったといっても過言ではありません。
コストパフォーマンスにおいて右に出るリール無し
今回はカーディナルシリーズについて記載してきました。筆者がこれほどまでにカーディナルⅡをお勧めするのにはやはり、コストパフォーマンスにおいて右に出るリールは無いからです。中学生の頃に購入したカーディナルⅡSが10年以上たっても無手入れで不具合が出ないことは本当に最強のコストパフォーマンスではないでしょうか。釣り初心者が初めて購入したリールが何年たっても変わらず購入時と同じ動作をし、やがてその釣り人と共に歴史を刻んでくれることを筆者は願っています。以上カーディナルⅡの紹介でした。