釣りは腰が大切です。フィッシングベルトを使ってみませんか?
作成:2022.08.02更新:2022.08.02
フィッシングベルト使ってますか?
アングラーのみなさま今回はフィッシングベルトです。フィッシングベルトは使ったことありますか?そんなの普通のベルトでいいじゃん!というあなた腰を痛めていませんか?逆にフィッシングベルトが必須な釣りをしている方も多いことでしょう。ご存じですか?いつも使っているフィッシングベルトがより進化していることを!知らないでベルトをボロボロにしているアングラーも多いはず!いつも同じフィッシングベルトをしているかたも目からうろこなベルトも続々登場しています。
そもそもフィッシングベルトって
フィッシングベルトと一言で言っても実はいろいろ種類がありまして大きく3つに分かれます。1つはカジキマグロ釣りなど大物釣りをするときに腰を椅子に固定したりロッドホルダー(ギンバル)を付けるために使用するタイプ。2つ目は鮎ベルトとも呼ばれる鮎の友釣りで使うフィッシングベルト。そしてあらゆる釣りで利用できる汎用的なフィッシングベルトの3つに分かれます。
ロッドホルダー付きフィッシングベルト
ギンバルベルトとも言いますが英語ではGIMBAL(ジンバル)で1つの軸を中心として物体を回転させる回転台の一種という意味。要は航空機などの慣性航法で使われるジャイロ機構の意味ですね。マグロ釣りなどで椅子にロッドを固定して回転しながら釣りをします。そこに使われたベルトがGIMBAL(ジンバル)ベルトと呼ばれてローマ字読みでギンバルベルトになったようです。テレビなんかでカジキマグロを釣る番組を見るともう釣りっていうか戦いですよね。そんなアングラーがベルトを締めてファイト用のイスに座ってファイトします。ロッドの強さも規格外なんですが魚の引きも規格外でロッドを支えるのにロッドホルダー(ギンバル)がないと体がもたない釣りですね。
それ以外にも身近なクロマグロやブリなどでも大物とのファイトではロッドホルダーが必須です。昔友人がロッドホルダーなんてなくても大丈夫!って釣り開始後1時間でお腹周りの筋肉が使い物にならず。釣りやめてました。そんな釣行でさえ左右するロッドホルダー付きフィッシングベルト。ロッドホルダーを外せるタイプも多いので他のフィッシングベルトとしても利用可能です。
SHIMANO(シマノ)ファイティング ギンバル BE-200V
SHIMANOが2022年に初めて発売したファイティングギンバル。2種類の使い方ができるファイティングベルトです。1つは腰全体をサポートするベルトと組み合わせるタイプでがっちりホールドされるので大物が確定している釣りで魚に負けないファイトをする用です。もう1つはギンバルベルトのみでライトに利用するタイプでブリなど比較的ライトな時に使用するタイプ。ビッグフィッシュといわれるカジキマグロ、GT、ヒラマサ、カンパチから最近近海でも釣れる本マグロやブリなどとファイトするためのマストアイテムです。SHIMANOは細部までこだわっておりロッドカップまでのロッドグリップが入りやすい形状を採用しておりパッド裏には軟質パッドが他の製品より厚く使用されており太ももへのダメージ軽減とフィット感があります。カラーは渋いブラックとネイビーの2色が用意されています。
Golden Mean(ゴールデンミーン)GM PAD mini
釣り具メーカーのGolden MeanのGMパッドミニです。ロッドホルダーを最初に購入するのはこちらをおすすめします。何といっても安い!そしてカラーが豊富でネイビー、ブラック、グレー、レッド、ライトブルー、ライトグリーン、ライトイエローの7種類あります。見た目が大げさなファイティングベルトをポップなカラーでライトな感じでアングラーのファッションに合わせてコーディネートできます。ブリなどのジギングでまさかの大物ファイト時に使っています。見た目はコンパクトですが強化ABS樹脂なので本気モードにも耐えられます。カラビナ付きなので持ち運び時はバックなどに下げることができ便利です。長時間ファイトする釣りには向きません。
第一精工 ロッドホルダーDX
釣り具メーカー第一精工のロッドホルダーDXです。ウエストのベルトと肩から下げるショルダーベルトがついており2か所で支えるため負担が軽減します。ショルダーベルトがないロッドホルダー大という製品もありライトなファイトはこちらもいいでしょう。どちらも安価な製品です。カップ部分は脱着可能なステンレスピンがありギンバルキャップ付きのロッドも対応しています。
Belmont(ベルモント)ファイティングアーマーML-088
BelmontのML-088です。カラーはOLIVEです。色違いでML-087というNAVYカラーもあります。ファイティングベルトでは珍しいメッシュパッドを採用していて長時間釣行での蒸れなどを解消してくれます。カラビナの位置を上下に変えることもできるので好みの場所で支えることができます。
SANLIKE(サンライク)ギンバルベルト
アルミ製のギンバルで強度という点ではよい製品です。他の製品よりは重くなりますが特にハードなファイトを強いられる場合には適しています。ステンレスピンがありギンバルキャップ付きのロッドも対応しています。メタル感があるブルーとレッドがあります。
MAZUME(マズメ)ファイティングパッドII MZAS-620-01
MAZUMEのMZAS-620-01です。やっぱりロッドカップに抵抗があるというアングラーは多いと思います。でも無いと体がもたない。そんなアングラーの心の隙間を埋めるアイテムがこちらです。通常のフィッシングベルトに装着しておくだけでいざというときにロッドカップとしてしっかりロッドを支えてくれて体を守ってくれます。ベルトへ固定するベルクロテープで固定する位置を調整できます。さりげなく戦闘モード!いいと思います。
鮎ベルト
アユの友釣りはおとり鮎を使う独特な釣りですよね。スタイルも独特でウェーダーというよりウェットスーツに近くフィッシングベルトをして鮎ネットの柄の部分をベルトに挿して鮎を入れる引舟をベルトにつなぎます。友釣りはスレ掛かりなので一気に引っこ抜く必要があり鮎ネットをすぐに取り出す必要があります。そしてその鮎を入れておく引舟をベルトにつなぐため鮎釣りではベルトは必須なんです。鮎トーナメントなんかを見るとプロのトーナメンターは胸ぐらいまで川に入ってます。それで10mぐらいのロッドを使うんですから波の体力ではありません。
DAIWA(ダイワ)鮎ベルトDA-3020SP
DAIWA鮎ベルトDA-3020SPです。現時点で最上級鮎ベルトといっていいと思います。なんとD.D.S(ダイレクトダイヤルシステム)を搭載しておりダイヤルを回すだけで簡単にサイズ調整や解放ができます。引舟が流される動きに合わせて̚可動するスイングベルトを搭載ししています。背当てには快適クッションのパッドがついています。オモリポーチ付き。鮎ベルト以外でも使用したい最高級フィッシングベルトです。
SHIMANO(シマノ)リミテッドプロ アユベルトAC-007V
SHIMANOも2022年BOAダイヤル「Li2」を搭載したアユベルトAC-007Vを発売しました。登場したばかりなので使用感は不明ですが上級ブランドであるリミテッドプロの名で発売されていますのでDAIWA鮎ベルトDA-3020SPと二分するアユベルトとなるでしょう。シマノ派の方は必然ですね。
OWNER(オーナー)トップベルトⅡ
釣り針メーカーのOWNERからトップベルトⅡです。ベルトの幅は5cmで背当て部分には大型パッドを搭載引舟を固定部分は強度があるステンレス製でオモリポーチ付き。価格も安価なので初心者へおすすめです。
SHIMOTSUKE(シモツケ)鮎サポートベルトIII SMB-370DG
鮎の釣り具メーカーとして有名なSHIMOTSUKEのSMB-370DG。昔から鮎釣りをしているアングラーにはおなじみのメーカーでしょう。鮎釣りを追及しているSHIMOTSUKEなだけに細部までのこだわりがすごいです。引舟のホルダー部分はステンレス一体成型ボードを採用しており強烈な流れにも耐えられます。背当て部分はPVC素材で剛健性でサポートされておりDカンも設置引舟の移動もスムーズです。下部がラバーメッシュのオモリポーチ付き。玄人向けの鮎ベルトです。
SUNLINE(サンライン)鮎ベルト SUA-30
釣りラインメーカーのSUNLINEの鮎ベルトSUA-30です。シンプルで定番な鮎ベルトです。あまり腰回りをゴチャゴチャまとわせなくないアングラーにはよいと思います。引舟の大型ホルダーやオモリストッカーが付属しています
Gamakatsu(がまかつ)鮎ベルトGM2552
釣り具メーカーGamakatsuの鮎ベルトGM2552。シンプルなワンタッチでロック可能なフロントバックルと37mm幅のベルトが腰にフィットし安定感があります。万が一流されたときにもワンタッチで外すことができる安全性も考慮した鮎ベルトです。鮎タモスルーが付属しています。
VARIVAS(バリバス) 鮎ベルト VAAC-30
釣り具メーカーのVARIVASの鮎ベルトVAAC-30。大きな引舟用Dカンが2つと鮎タモサポーターがついています。カラーはVARIVASの文字がレッド・ホワイト・ゴールドの3種類です。
フィッシングベルト(汎用タイプ)
さてギンバルタイプ、鮎ベルトをご紹介しました。ここからは一般的な釣りで利用できるフィッシングベルトをご紹介します。堤防でのロックフィッシングやサーフ、渓流そして湖などで一番利用されているフィッシングベルトといっていいでしょう。いろんなメーカーから発売されていて様々な機能がありますのでお好みのフィッシングベルトを締めて釣りに出かけてみてください便利ですよ~
DAIWA(ダイワ)フィッシングベルト
DAIWAのその名もフィッシングベルト。もう型番などはありません定番中の定番です。フィッシングベルトとは万能ベルトである。を定着させたようなベルトです。誕生した経緯は『ライトソルトウォーターゲームをもっと身軽に!』をテーマに開発させたそうです。いろいろなアイテムが必要なライトソルトでそのすべてをベルトに下げてしまおうという万能ベルト。月下美人ワレットやレッグホルスター、ロッドホルスターを組み合わせることにより機能性と機動性がアップし軽快に釣りを楽しむことができます。背当てのパッドもついていて腰へのサポートもバッチリです。
シマノ(SHIMANO) フィッシングベルト AC-004S
SHIMANOフィッシングベルトAC-004Sは最近腰への負担が気になるアングラーには最適なフィッシングベルトです。太めのベルトはコルセットとまではいきませんがしゃがんだ時などの腰への負担が軽減されます。もちろん各アイテムをアタッチできる場所が多く機能的にももう支部なりません。しかもワンタッチで取り外しもできますので休憩時などでもすぐ身軽になれます。表地裏側には防水加工されています。カラーも3種類ありブラック、スモークベージュ、ブラックウィードカモがあります。
FoxFire(フォックスファイヤー)マルチ ベルトⅡ
フライフィッシングメーカーのFoxFireのマルチベルトⅡ。このベルトはウェーダーの上にするウェーディングベルトとして販売されています。他のベルトと異なりがっちりしています。万が一浸水した際にウェーダー内に水が入ることを防止したり腰への負担を軽減することを考えて設計されています。熊スプレーやペットボトルホルダーなどをベルクロテープで固定できます。背当て部分にはランディングネットコード用のDカン付きのランディングネットホルダーも装備しており小型のランディングネットから大型のランディングネットまで装着できます。サイズは2種類で通常のMサイズと寒い期間の釣行時でクロロプレンのウェーダーでも装着できるLサイズがあります。
Rapala(ラパラ)ツールベルトバッグセットRTB
釣り具メーカーRapalaのツールベルトバックセットRTB。このフィッシングベルトは様々なツールがすでにセットになっています。「ツールベルト」「プライヤーシース」「ユーティリティーバッグ」「ロッドパッド」がついてくるので釣りに合わせて必要なツールを付けて出かけるだけです。初心者から玄人アングラーまで非常に重宝するフィッシングベルトです。しかも安い。おすすめです。
Rapala(ラパラ)タックルベルト2
そんなRapalaからもう一つタックルベルト2です。こちらはもうベルトというよりウエストバッグですね。3つのポケットとDカンが装備していてコンパクトロッドを装着できるベルトまでついています。ランガンするアングラーには最高なベルトかもしれませんね。
LITTLE PRESENTS(リトルプレゼンツ)スライドベルトAC-141
LITTLE PRESENTSのAC-141は優れものです。通常のフィッシングベルトとしてアングラーの腰をガッチリサポートすることはもちろんなのですがベルトが一部二重になっておりそこがスライドでアタッチできるようになっています。この外側のベルト部分にいろんなツールを下げることができ非常に便利です。
(パズデザイン)フィッシングサポートベルトPAC-225
釣り具メーカーPazdesignのPAC-225です。非常にシンプルなフィッシングベルトです。特に背当て部分が大きくサポート重視のベルトです。Dカンも4つ装備されているのでいろんなツールを接続することも可能です。
フィッシングベルトは奥が深く日々進化している
みなさまいかがでしたか?意外と知らないフィッシングベルトがあったと思います。釣りの種類によって選ぶも良いですし専用のベルトをいくつか使うも良いでしょう。いずれも高価なものではありませんので自分のスタイルや体形に合ったものを見つけると便利なアイテムになります。ベスト派の方も是非フィッシングベルトをお試しください。新しい発見がありますし何より腰をサポートしてくれます!
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