ロッドケースは釣りスタイルに合わせる!2023年おすすめロッドケースはこれだ!
作成:2022.03.30更新:2023.01.04

目次
大切なロッドをきちんと守っていますか?
今回はロッドケースをご紹介します。釣り仲間でたまにいますがロッドケースに入れるのが面倒なのでロッドをむき出しのまま積んでるというアングラーが多いようです。残念ながらこれからの釣行時にロッドを折る経験することになると思います。実際に折っているのを目撃しています(笑)。リールは高価な精密機械なのでバックやケースに入れたりしますがロッドは長く繊細なしなりや曲がりやすいガイド、傷つきやすい継ぎ部分など繊細な部分が多いです。なぜロッドをもう少し大切に扱わないのでしょうか?リールも高価ですがロッドも高価なハズです。人によってはリールよりロッドにお金をかけている方も少なくないでしょう。特にビックフィッシュとのファイトではロッド性能がかなり重要です。そんな繊細で大切なロッドをいつまでも最高のパフォーマンスで使い続けるためにもロッドケースは重要な釣りアイテムです。既にロッドケースを利用しているアングラーはもちろんこれから検討する方へいろいろなタイプのロッドケースを最新モデルを含めてご紹介します。
ロッドケースはロッドの入れ物だけではない
ロッドケースを使用するシチュエーションはどんな時でしょう。もちろん釣りに出かけるときにロッドを入れて肩に担いで運ぶときに使うことが多いと思います。しかしロッドケースは単に持って運ぶだけではありません。釣りにおける様々な移動手段に対して大切なロッドを保護しながら目的地まで運ぶ。ということが重要になります。実際にはこんな使い方をしているはずです。
- 人が移動する時のロッド保護:車(バイク・自転車など)までや電車での移動時にロッドケースを担いで移動など
- 交通手段で移動中のロッド保護:車載時、バイクや自転車に固定するとき、電車や飛行機の荷物保管時など
- 釣行中のロッド保護:釣り船などや釣りポイントでサブロッド(複数ロッド)の保護など
ロッドケースに必要な機能
やはりロッドケースを利用する場面は意外と多いですね。なぜロッドケースが必要なのか?理由はロッドの形状ですね。ロッドは釣り道具の中で一番長いので移動時に一番ぶつけやすい道具です。言い方が悪いですけど一番邪魔で大変面倒な道具といえます。でもロッドがないと釣りになりません。しかも釣り場に着いたのにロッドが折れていたらテンションだだ下がりですよね。そんなことにならなためにもロッドケースは絶対に必要なんです。
必要な機能とは!?
- 長いロッドもきちんと収納できる
- 外部からの衝撃を吸収するアウター(ケース外側)
- ケース内のロッド緩衝(ケース内側)
- 軽く持ち運びがしやすい(ショルダーなど)
- 極力邪魔にならない形状
いろんなタイプのロッドケースがある
さてロッドケースに必要な機能までご理解いただいたと思います。そこで最近のロッドケースは様々なタイプが発売されています。大きく分けると以下の3つです。アングラーのフィッシングタイプに合わせてご検討いただければと思います。
【ハードタイプ】複数ロッド・遠征用・飛行機など
ハードタイプはハードとセミハードの2つに分かれます。ハードロッドケースは遠征で飛行機などの貨物室に積む際に利用するようなポリカーボネート製やアルミ製など。セミハードロッドケースはケース自体はナイロン製などですがハードボードが芯に使用され車載や船へ積み込んだ際などの障害は防いでくれます。
ハードロッドケース(複数ロッド・遠征用・飛行機など)
ロッドケースといえばPROXでしょう。価格とその種類の豊富さは釣り具メーカーの中でも屈指です。遠征が多い方に是非おすすめなのがコンテナギアシリーズの5レングスハードロッドケースです。5レングスの名の通り5段階の長さに内部のロックピンで調節できるロッドケースです。中のクッション性はもちろんウレタンクッションのレイアウトまで自由に変えられます。長さは150cm~220cmまで伸縮可能です。カラーもオレンジ、スカイブルー、ブラックの3種類あります。
こちらも遠征用ですね。特に空港での待ち時間や待ち合わせが多い場合などに便利なスタンド付きです。ロッドケースって立てかけると倒れやすいんですよね。スタンド自体は取り外しも可能なのでハードケースのみでの利用も可能です。折り畳みのランディングネットなども入ります。長さは138cmです。カラーはシャンパンゴールドとブラックの2種類です。
SHIMANOの超ハードロッドケースTOUGH&WASHです。ケース外装は車のスポイラーとかに使われているABS真空成型材です。凄すぎる。中は柔らかいEVA素材で作られており全面水洗いできるロッドケースです。通常のルアーロッドなら4本収納出来ます。2~3人分行けますね。ケース背面には三脚などが収納できるポケットもあります。サイズは130cmと160cmの2種類です。
DRESSのセミハードロッドケース。セミハードと控えめに言っていますが充分ハードケースです。本体はポリカーボネート生地製で十分衝撃から守ってくれます。2セット収納可能です。ファスナーや持ち手部分などアングラーの利便性を追求した作りになっています。150cmと180cmあり11fサイズも収納可能です。DRESS好きには最高なケースですね。
セミハードロッドケース(単~複数ロッド・車載・ショルダー移動時)

PROXのロッドケースといえばGRAVIS(グラヴィス)シリーズ。その中でもこのスーパースリムロッドケースはコスパ最高です。なんといっても軽くて頑丈です。かなり年季が入ってきましたが最高の相棒です。サイズは140cm、160cm、180cmの3種類でカラーはレッドとブラックです。車載用として非常におすすめです。
SHIMANOのBR-035Uのロッドケース。SHIMANOらしく渋くシンプルなロッドケースです。タイプが通常サイズとワイドサイズの2種類あります。通常サイズは135cm、165cm、195cmでロッド2~3本、ワイドタイプは165cmW、195cmWがありロッド5本程度収納可能。車載用としておすすめします。
DAIWAはセミハードタイプのロッドケースを多数発売しています。まずはSLロッドケース(A)です。なんと8タイプあります。それぞれルアーマンのタイプに合わせているバリューロッドケースです。パックロッドから2本継の11fクラスまでのルアーロッドすべてを網羅するケースがそろっています。220S-MLはサイズ調整タイプ。カラーはブラックは全タイプ。125S~170Sにはカモフラージュカラーがあります。
- 60S:60cm、パックロッド・コンパクトロッド用1~3本
- 85S:85cm、5.6f程度1~3本
- 110S:110cm、6'6f程度1~3本
- 125S:125cm、7'6f程度 1~3本
- 140S:140cm、8'6f程度1~3本
- 155S:155cm、9'6程度1~2本
- 170S:170cm、10'6f程度1~2本
- 220S-ML:143~220cm、7f~11f程度1~2本
DAIWAの主軸になるライトロッドケース(C)です。ルアーロッドに限らず様々なロッドを収納できるタイプです。 PVC表面素材で汚れにも強くファスナーからショルダーベルトまで釣行時の利用を考え尽くされた構造となっています。全8タイプ(うちワイド3タイプ)で115cm、130cm(W)、155cm(W)、190cm(W)220cmまでラインナップがそろっています。カラーは基本ブラックで130、155、190にはホワイトもあります。
DAIWAのライトロッドケーススリム(C)。先ほどのライトロッドケースのスリム版です。1~2本しか利用しないアングラーにはちょうどいいと思います。同じくPVC表面素材で汚れにも強いです。100cm、125cm、150cm、180cmの4タイプでカラーはブラックとレッドがあります。
DRESSのセミハードケースはアウターカバー(外側)とインナーカバー(内側)のスライドにより長さが調整できるケースです。110cm~180cmまで調整可能。DRESSらしいカラーリングでタイガーカモ、レッド、ブラックの3種類があります。ロッドケースからもヤル気がみなぎりますね。
SHIMANOのセミハードロッドケースRC-031Q。こちらはロッドにリールを装着したままで収納出来ます。荷物の軽減や準備時間の削減ができますので磯場への舟渡しでの釣行時などに重宝します。ロッド以外にも磯釣りでは必須の玉の柄なども収納可能。全5タイプ(うちワイド2タイプ)で125cm、135cm(W)、145cm(W)のラインナップがそろっています。
DAIWAのセミハードロッドケースFF(L)。リール装着収納可能タイプです。こちらも磯場釣行の収納性を兼ね備えたモデルです。玉の柄も収納可能です。全8タイプ(うちスリム1タイプ、ワイド3タイプ)で128cm(S)、135cm(W)、145cm(W)、160cm(W)のラインナップがそろっています。カラーはブラックでサイズによってレッド、シルバー、ゴールドのマークと差し色が選べます。

【ソフトタイプ】車載や徒歩移動時など
DAIWAのポータブル用ロッドケースです。地方遠征時などに宿泊先などの拠点からポイントまでの移動時などぶつけるリスクが少ない時に便利です。タイプは130cm、140cm、160cmで140cmにリールインタイプがあります。カラーはブラックとカモフラ―ジュの2種類です。
SHIMANOライトロッドケースのリールインタイプです。ポイントまでの移動時などに最適です。タイプは135cmと165cmの2タイプでカラーはブラックとカーキダックカモの2種類です。
【ロッドカバー】車載やポイント移動時など
最近市場に増え始めているロッドカバーです。
SHIMANOのロッドカバーRC-245Qはロッド複数本をまとめて持ち歩く際にティップ部分とバット部分を収納し保護しながら持ち運び易くするカバーです。クロロプレン素材ですのでロッドが濡れていても吸収して乾いてくれます。
DRESSより2022年5月発売予定のティップ&バットカバーです。その名の通りティップとバットを保護してくれるのですがティップ部分は大きく作られており巻き付けることにより保護力をアップしています。見た目もDRESSらしくカッコいいカバーです。
【ティップ(竿先)タイプ】車載やポイント移動時など
ロッドで一番重要な部分で一番弱い部分がティップです。ここを一番保護することをおすすめします。
PROXのティップガードカバー。ティップ部分に折れ防止の芯棒が2本入っておりティップを保護してくれます。私は飛行機での遠征時にハードケースに入れるのですがティップにこのカバーを付けてからケースに入れています。長距離移動する方はこのティップガードをおすすめします。でも大きいトップガイドは入りません写真の通り1cmまでのトップガイドはOKです。ティップガードとしてはコスパは一番良いです。


ロッド4~5本のトップをまとめて保護できるカバーです。85cmと130cmの2種類あります。車載やバスボート上でのロッドを複数まとめて置くときなどに最適です。特に車の後部座席に置くと走行時にカチャカチャロッド同士がぶつかった音を聞きませんか?このカバーでまとめるとロッド同士のスレやぶつかりを軽減できます。

ロッド1本のティップをしっかりガードします。ティップ部分にはセミハードボードとクッション材を使用しているためティップの保護が確保できます。35cm、55cm、85cmの3サイズがあります。カラーはそれぞれブラックとレッドがあります。車載時にメインロッドとサブロッドで色分けすると分かりやすいので重宝しますね。
ロッドケースはアングラーの釣行スタイルに合うものを!
ロッドは釣りをしているときはもっと長くてもいいかなぁ...なんて考えたりするのに移動中に手に持っている歩くと長くて邪魔だなぁって思ったりしますね。アングラーってわがままですね。でもロッドがないと釣りになりませんし折れたら釣りする前に心が折れちゃいます。そんなことにならないようにロッドは必ずロッドケースやロッドカバーに入れてお気に入りのロッドでフルキャストしましょう!
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