ダイワの「ATD」が搭載されているスピニングリール一覧【2023年最新】
作成:2022.01.28更新:2023.01.04
目次
ATDは3種類ある
ダイワを代表するテクノロジー「ATD」は、釣法などにあわせて下記の3種類のパターンに分けられます。
- ATD
- ATDタフ
- ATD TYPE-L
これらの特徴と、それぞれが搭載されているスピニングリールのモデルを順に紹介していきます(※現行モデルのみ)。
「ATD」の特徴と搭載されているスピニングリール
「ATD」の特徴
そもそも「ATD」とは「オートマチックドラグシステム」の略称で、ドラグに掛かる力を自動調整をしてくれるダイワが開発したドラグシステムのことです。従来のドラグシステムでは、予期せぬ大物などが掛かると、ドラグが緩過ぎてしまい上手く合わせらなかったり、逆に強く締めすぎるとラインが切れてしまうため、常にドラグを調整しながら戦わなければなりませんでした。このATDという機能は、自分で調整したドラグ値を大幅に上回る負荷が発生した際、自動的にドラグをキツく締めてくれるというものです。これによりフッキングの際のバラし率を軽減するだけでなく、格闘中の細かいドラグ調整が不要となりました。
「ATD」搭載モデル
- 21 ルビアス エアリティ
- 20 ルビアス
- 19 セルテート
- 19 バリスティック FW
- 19 バリスティック
- 21 カルディア
- 21 フリームス
- 19 レグザ
- 18 レガリス
- 20 レブロス
- 20 クレスト
- 17 モアザン
- 19 エメラルダス
- 21 エメラルダス エア
- 17 エメラルダス MX
- 18 月下美人 MX
- 20 月下美人 X
- 15 紅牙 MX
- 17 紅牙 エア
- 18 スティーズ
- 17 イージス
- 18 タトゥーラ
- 21 プレッソ
- 16 イプリミ
- 18 ブラスト LT
- 17 トーナメント ISO 遠投
- 18 プロカーゴ SS 遠投
- 19 アオリマチック BR
- 17 モアザン LBD
- 18 スイッチヒッター LBD
- 18 鏡牙
- 18 トーナメント ISO 競技LBD
- 18 トーナメント ISO 2500SH-LBD
- 20 インパルト 競技LBD
- 19 ラグザス LBD
- 19 シグナス LBD
「ATDタフ」の特徴と搭載されているスピニングリール
「ATDタフ」の特徴
青物やシイラのような強烈な引きを見せる魚においては、ドラグの耐久性が求められます。「ATDタフ」はカーボンワッシャーを採用する事で、耐久性・耐熱性を強化し、大型の魚とも安心して戦う事ができます。
「ATDタフ」搭載モデル
- 20 ソルティガ
- 21 セルテート SW
- 22 カルディア SW
- 17 ソルティガ BJ
- 16 BG
- 18 トーナメント ISO 3000LBD
- 18 トーナメント ISO 3000SH-LBD
- 18 尾長モンスター
「ATD TYPE-L」の特徴と搭載されているスピニングリール
「ATD TYPE-L」の特徴
「ATD TYPE-L」は、瞬発的な力が加わった際のドラグの効き具合を最小限に抑えることで、フッキングに必要なドラグ力は担保しつつ、ドラグ値が高すぎることによるラインブレイクも減少させることができます。2022年発売の「22イグジスト」にのみ実装されています。
「ATD TYPE-L」搭載モデル
ATDはダイワリールのベースになりつつある
数年前まではATDが搭載されているリールと言えば、ハイエンドのリールという印象がありましたが、現在ではダイワリールのほぼ全てのリールにATDが採用されています。今後はエントリーモデルのリールにも、当然のようにATDが搭載されていくことになりかもしれませんね。