ダイワ

エメラルダス

DAIWA - EMERALDAS

"ダイワのリール"

アオリイカの目の色を彷彿させる「エメラルドグリーン」のカラーにデザインされたこのリールは、エギンガーなら誰でも知っています。その人気の高さから「MX」「AIR」という上位モデルも発売されています。リールだけでなく、専用のロッドもあるため、これからエギングを初めるにはピッタリのリールと言えるでしょう。また、エギング用に開発されているこの自重の軽さは、持ち運びにも非常に便利であるため、エギングに止まらず、ショアから狙う太刀魚や尺を狙うメバリングなどでも楽しむ事ができます。1万円代前半の価格で購入できるこのリールは、最初の一台としても、サブ機としても様々な釣りに活躍をしてくれる事でしょう。2019年から軽さを強さを兼ね揃えた「TLコンセプト」が採用されているのも特徴です。

エメラルダスの歴代別
スペック

SPEC

  • 19エメラルダス
  • 16エメラルダス
  • 12エメラルダス
品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格

基本情報

ボディ
DS4素材
ローター
DS4素材
スプール
アルミ素材
ハンドル
  • アルミマシンカット素材
  • ネジ込式取付

搭載機能・機構

  • マグシールド
  • デジギアⅡ
  • エアローター
  • LC-ABS
  • エアベール
  • ATD

マグシールド

搭載箇所:ボディ

磁力のある液体を使った防水技術です。従来の防水技術では、リールの隙間にゴムパッキンを挟む事で水の進入を防いでいました。ところが、この仕様ではリールの回転時に摩擦が強く発生してしまうため、ハンドルの回転が重くなってしまう事が課題とされていました。そこでダイワが目をつけたのが、磁石にくっ付いて、水は弾く「磁性流体」という素材です。まず、水が進入してしまう箇所の周りに磁石を配置し、その隙間にこの「磁性流...体」を流し込みます。すると、この液体は周辺の磁石にくっ付き、絶妙なバランスで隙間を塞いでくれるようになります。ゴムパッキンのように固定されるものでは無く、液体の膜が張られているだけなので、摩擦の抵抗を極限まで少なくすることに成功しました。磁力のある液体の壁「Magnet(磁石)Sealed(壁)」を略して「マグシールド」と呼びます。

デジギアⅡ

デジギアⅡは、デジギアの発表から20年近い歳月を経て登場した、旧デジギアの進化版です。デジギアⅡでは、構造解析の精度が格段に上がっています。コンピュータの進化による演算回数の増大と、そこから弾き出された計算結果を寸分違わず形にする加工技術(加工機)の進化により、デジギアでは実現できなかった、よりなめらかな巻き心地を可能にした技術です。現代のモノづくりにおいて必須の、CAE(Computer Aid...ed Enginering:コンピュータ支援による製品や工程の事前検討)、FMEA(Failure Mode and Effect Analysis:潜在的故障モードとその影響の分析)による設計及び生産工程構築手法などの進化の賜物といえます。

エアローター

ローターの形状を変える事で、操作性の高いリーリングが可能となりました。ローターはリールの巻き心地とアクションに関わる非常に重要なパーツであり、ここの技術革新は、リール性能を飛躍的に伸ばす事に繋がります。従来は防水の観点からローターの形状は変えられないとされてきました。しかしダイワの防水技術「マグシールド」が開発された事によって、ローターの形を変える事ができるようになりました。ローターの外観を、滑ら...かな曲線を描くアーチ型に設計する事で、回転時の負荷が分散・軽量化され、「軽やかな巻き心地」「巻き始めの速さ」を実現する事ができるようになりました。殆どの釣りにおいてはリールの俊敏さが求められるため、この技術革新は大きな前進と言えます。

LC-ABS

スプール形状を変える事で、ライントラブルを最小限に抑えつつ、且つ飛距離を担保した技術です。通常のABS(アンチバックラッシュシステム)では、ライントラブルは大幅に軽減するものの、テーパー型のスプールと比べ、飛距離が低下してしまうという課題がありました。そこでダイワが新しく開発したこの「LC-ABS」では、スプールの軽量化は勿論のこと、スプールとラインが接触するスプールリング部をライン放出側(前方)...に突き出すことにより、キャスト時にラインとスプールが接触しにくくなる形状を設計しました。これにより、従来モデルと比較して、飛距離が5%UPする事に成功しました。

エアベール

ベールからラインローラーまでの段差を無くす事で、ライントラブルを軽減させる技術です。従来では、ベール側で受け取った糸をラインローラーまで渡す際に、つなぎ目の凹凸が邪魔をして、度々ライントラブルを招いていましたが、つなぎ目の無い滑らかな形状に設計する事で、この課題をクリアしました。更に、設計的な理由からベールを太く・中を空洞にする必要があったのですが、これが副産物となり、従来のものよりも歪みにくい強...度の高いベールを実現しました。

ATD

ドラグに掛かる力を自動調整をしてくれる技術です。従来のドラグシステムでは、予期せぬ大物などが掛かると、ドラグが緩過ぎてしまい上手く合わせらなかったり、逆に強く締めすぎるとラインが切れてしまうため、常にドラグを調整しながら戦わなければなりませんでした。このATDという機能は、自分で調整したドラグ値を大幅に上回る負荷が発生した際、自動的にドラグをキツく締めてくれるものです(自動車のシートベルトと似てい...ます)。これによりフッキングの際のバラし率を軽減するだけでなく、格闘中の細かいドラグ調整が不要となりました。

品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格
品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格

エメラルダスのライバル
比較対象モデル

RIVAL

セフィア BB

シマノのロゴ

エメラルダスの対抗馬として名が挙がるのが、シマノのセフィアBBと言えるでしょう。こちらのリールもエギングのために開発されていますが、最大の違いとして、シマノの「コアソリッドシリーズ」に属しているため、エメラルダスより滑らかな巻き心地を実現していると言えます。どちらも汎用性の高いリールである事は間違いなく、初心者にはピッタリなリールです。「高感度のエメラルダス」VS「巻き心地のセフィアBB」といった違いでしょう。

エメラルダス MX

ダイワのロゴ

本格的にエギングを楽しむのであれば、一つ上位モデルの「エメラルダス MX」が挙げられます。価格は2万円台に入ってしまいますが、エギングのために搭載されている技術は素晴らしいです。リールの経年劣化による巻き心地の低下を防ぐための「CRBB」が搭載されていたり、ローター素材をDS5にする事で、驚異的な軽さと強度を兼ね揃えています。釣りにも慣れてきた中級者にオススメです。

ロキサーニ

AbuGarciaのロゴ

コスパリールの最高峰とも言えるアブガルシアの「ロキサーニ」もエメラルダスのライバルと言えます。最大の特徴は、「2way DRAGシステム」という、釣法に合わせてドラグの効き具合を調整できるアブガルシア独自の機能が搭載されている事です。尚、全シリーズがハイギアとなっているので、操作には一定の技術が必要とされます。低価格でサブ機を探しているといった中級者の方にオススメのリールです。