ダイワ

鏡牙

DAIWA - KYOHGA

"ダイワのリール"

鏡牙LBDはダイワのレバーブレーキリールで、タチウオジギング用と他にはないリールです。逆転フリー性能を使いでジグをフォールさせることでフォールバイトを確実にとらえ、瞬時にレバーで逆転を止めフッキングさせます。この一連の流れはレバーブレーキリールでないと実現できません。鏡牙LBDはタチウオジギングに最適とされるPE1.5号を200m巻けるスプールが搭載されています。ギアにはダイワ史上最強を誇るハイパーデジギアが搭載、そしてギア比は4.9とパワーと耐久性重視なので、ドラゴンと言われる大型タチウオや不意の大型青物でも安心してファイトできます。メリットが大きいレバーブレーキリールですが、200gを超えるジグを扱う事もあるタチウオジギングで、このサイズのスピニングリールで1日通すことは難しいので、ベイトタックルを持ったうえでの2タックル目として扱うのが良いでしょう。

鏡牙の
スペック

SPEC

  • 18鏡牙
品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格

基本情報

ボディ
ZAION素材
ローター
DS5素材
スプール
アルミ素材
ブレーキレバー
アルミ素材
ハンドル
アルミマシンカット素材
ベールリターン
マニュアル

搭載機能・機構

  • マグシールド
  • ハイパーデジギア
  • ABSⅡ
  • エアベール
  • ATD
  • クイックオンオフLBシステム
  • ワンウェイオシレーション
  • CRBB

マグシールド

搭載箇所:ボディ、ボールベアリング(ハンドル軸×2)

磁力のある液体を使った防水技術です。従来の防水技術では、リールの隙間にゴムパッキンを挟む事で水の進入を防いでいました。ところが、この仕様ではリールの回転時に摩擦が強く発生してしまうため、ハンドルの回転が重くなってしまう事が課題とされていました。そこでダイワが目をつけたのが、磁石にくっ付いて、水は弾く「磁性流体」という素材です。まず、水が進入してしまう箇所の周りに磁石を配置し、その隙間にこの「磁性流...体」を流し込みます。すると、この液体は周辺の磁石にくっ付き、絶妙なバランスで隙間を塞いでくれるようになります。ゴムパッキンのように固定されるものでは無く、液体の膜が張られているだけなので、摩擦の抵抗を極限まで少なくすることに成功しました。磁力のある液体の壁「Magnet(磁石)Sealed(壁)」を略して「マグシールド」と呼びます。

ハイパーデジギア

ハイパーデジギアは、デジギアⅡやマシンカットデジギアとはギアの材料が異なります。「C6191」という、「特殊アルミニウム青銅2種」に分類される金属で、アルミ合金ではなく、銅合金です。銅とアルミ、鉄、マンガン、ニッケルからなる合金で、耐食性、耐摩耗性に優れ、冷間鍛造に向いた金属ですが、非常に硬く、超々ジュラルミンより重量があるため、負荷の高い大型のオフショアジギングリール「ソルティガ」や「キャタリナ...」、シーバス専用設計の最高級リール「モアザン」、磯上物専用レバーブレーキ式スピニングリール「トーナメント ISO LBD」、タチウオ専用リール「鏡牙」など、ごく一部のエキストラハイギアのリールに使われている程度です。

ABSⅡ

スプール形状を変える事で、ライントラブルを最小限に抑えた技術です。従来のスプールは、先端に近づくにつれて直径を細くする事で、飛距離を伸ばしやすくする工夫がなされていました。しかしこの形状では、ライン放出時に周りの糸も巻き込んでしまう、バックラッシュというライントラブルが度々発生します。これは、リーリング時の巻き取りが緩いという原因もありますが、比較的軽いルアーなどを使う場合は、どうしても巻き取りが...緩くなってしまうという事実もあります。そこで、逆に先端に近づくにつれてスプールの直径を太くする事(「逆テーパー」と呼びます)で、周りの糸が巻き込まれにくくなり、このバックラッシュを大幅に軽減することができるようになりました。また、スプールの直径を全体的に広げる事で「糸クセ」を軽減し、ラインとスプールの接触部(スプールエッジ)の形状も滑らかに加工する事で、飛距離という課題もクリアしています。

エアベール

ベールからラインローラーまでの段差を無くす事で、ライントラブルを軽減させる技術です。従来では、ベール側で受け取った糸をラインローラーまで渡す際に、つなぎ目の凹凸が邪魔をして、度々ライントラブルを招いていましたが、つなぎ目の無い滑らかな形状に設計する事で、この課題をクリアしました。更に、設計的な理由からベールを太く・中を空洞にする必要があったのですが、これが副産物となり、従来のものよりも歪みにくい強...度の高いベールを実現しました。

ATD

ドラグに掛かる力を自動調整をしてくれる技術です。従来のドラグシステムでは、予期せぬ大物などが掛かると、ドラグが緩過ぎてしまい上手く合わせらなかったり、逆に強く締めすぎるとラインが切れてしまうため、常にドラグを調整しながら戦わなければなりませんでした。このATDという機能は、自分で調整したドラグ値を大幅に上回る負荷が発生した際、自動的にドラグをキツく締めてくれるものです(自動車のシートベルトと似てい...ます)。これによりフッキングの際のバラし率を軽減するだけでなく、格闘中の細かいドラグ調整が不要となりました。

クイックオンオフLBシステム

リールの逆回転のオンオフを指先で簡単に行えるパーツです。大型の魚を狙う磯釣りなどでは、竿と道糸がまっすぐな棒引き状態になる(のされる)と、竿の弾力を生かしきれずに魚を取り逃してしまうことが往々にしてあります。このような場合は竿を立て直さなければなりませんので、一時的にベールを上げてラインをフリー状態にするか、リールを逆回転をさせることで対応をします。この動作を片手で円滑に行うためのパーツこそ「レバ...ーブレーキ」というものです。取り込み時のタモで両手が塞がっているような時や、泳がせ釣りなどの一時的にラインをフリー状態にすることが多い釣法においては、搭載されていると非常に便利な機能です。

ワンウェイオシレーション

逆回転時にスプールが上下する動き止めることで、魚のキャッチ率を向上させるための技術です。スピニングリールの巻き取り時は、スプールが上下に動くことで、ラインを全体にムラなく巻き取る事ができます。同様にリールを逆回転させる時もスプールは上下に動きます。これはリールの構造上仕方のないことなのですが、実はラインを巻き取らない逆回転時のこの動きは全くの無駄であり、むしろこの振動が魚に伝わる事で、暴れ出してし...まい、キャッチ率の低下も招いています。そこでダイワは逆回転時にはスプールが上下に動かないように設計しました。この動きを無くすことにより、ライン放出をスムーズにする事ができ、魚への影響を極力少なくすることができました。簡単なように思えて、基本設計であるギアの動きを止めるという事は勇気のいる設計であり、細部までのこだわりを感じる、革新的な技術です。

CRBB

10個中7箇所に搭載

「Corrosion Resistant Ball Bearing」の略で、サビに強いボールベアリングのことです。ボールベアリングはリールの回転する箇所(ハンドルの付け根やラインローラー部など)に設置される事が多く、回転をより滑らかにする重要な部品です。一方繊細な部品であるが故に、少しでもキズやサビが発生すると、リールの性能が著しく低下してしまいます。CRBBは、このボールベアリングに特殊な防錆処...理を施すことにより、リールを長期間使っても、巻き心地の低下を防ぐ事を可能にしている部品です。

鏡牙のライバル
比較対象モデル

RIVAL

モアザン LBD

ダイワのロゴ

ダイワのシーバスブランド「モアザン」のレバーブレーキリールであるモアザン。ボディとローターにZAIONがされており、軽量化とレスポンスの良さが重視されたリールです。ギアにはダイワ最強のハイパーデジギヤが搭載、圧倒的な強度を誇ります。鏡牙よりも糸巻き量が少なく、ディープエリアでの使用は厳しいでしょう。シーバス用として所持しているのであれば使ってみるのも良いかもしれませんが、ジギング用として購入するのであれば鏡牙の方が良いでしょう。

スイッチヒッター LBD

ダイワのロゴ

ダイワの中価格帯のシーバス用レバーブレーキリールです。ZAIONボディとDS5製のエアローターが搭載されたモデルで、鏡牙LBDより大幅に安いのが魅力的です。鏡牙LBDと比べると当然、性能は大きく劣りますが、ルアー用レバーブレーキリールの中ではトップクラスに安価であるためレバーブレーキリールを使ってみたい方には良いかもしれませんが、糸巻き量の関係でタチウオジギングにはおすすめできません。

エクスセンス LB

シマノのロゴ

エクスセンスLBは、シマノのシーバスブランド「エクスセンス」の中で唯一レバーブレーキが搭載されたモデルで、軽量かつ高剛性のマグネシウムボディに、軽量のマグナムライトローターが搭載された、キレのあるレスポンス重視のリールです。鏡牙よりも糸巻き量が少なく、ディープエリアでの使用は厳しいでしょう。シーバス用として所持しているのであれば使ってみるのも良いかもしれませんが、ジギング用として購入するのであれば鏡牙の方が良いでしょう。

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