ブラストは2013年にダイワのSWリールの中堅機種としてリリースされました。ブラスト(BLAST)は直訳すると突風・爆発・爆音などの意味となりますが、「楽しい時間」というニュアンスで使われることもあるそうで、こちらの意味が名前の由来となったのではないかと想像できます。2016年に発売が開始された16ブラストを経て、現行モデルである18ブラストに至ります。18ブラストは軽くて強いライトタフ(LIGHT TOUGH)をテーマとしたLTコンセプトに基づいて設計されており、前モデルより大幅に軽量化され、レスポンスも良くなっています。ボディには剛性の高いスーパーメタルボディが採用されていますが、ローターが剛性の低いDS4のエアローターであるため、ボディの強度が活きていません。巻き上げパワーはあまり高くないため、強度・パワー重視の釣りでの出番は少ないでしょう。軽量であることから、堤防や沿岸部でのライト青物ゲームには使いやすいでしょう。
ブラスト LTの
スペック
SPEC
ブラスト LTのライバル
比較対象モデル
RIVAL
スフェロス SW
シマノのSWリールの最下層に位置するリールです。最下層に位置する非常に安価なリールですが、Xシップ・Xプロテクト・Xシールド・ねじ込みハンドルなど、必要最低限のテクノロジーは搭載されています。この価格帯でありながらボディはアルミニウムが使用されたHAGANEボディと樹脂のハイブリッド。アルミニウムが使用されていることにより大幅に剛性が高まっています。価格に差があるため、総合的に見るとブラストには及びませんが、パワーだけで見ると価格ほどの差はないでしょう。
ヴァデル
ブラストLTの1ランク下にあたるリールです。安価でありながらボディにはアルミニウム製のスーパーメタルボディが採用されています。しかしローターが剛性の低いDS4製のエアローターであることからボディの剛性が活きていません。高負荷が掛かるとたわむため巻き上げパワーが低く、アングラーに相当の負担が掛かります。パワーや耐久性が求められるシチュエーションでの出番はないでしょう。
ストラディック SW
Xシールド・Xプロテクト・HAGANEギア・HAGANEボディなどのシマノのSWリールを代表するテクノロジーは完備、さらにギアのガタツキを軽減するサイレントドライブ、そしてステラSWにしか搭載されていなかったインフィニティドライブまでが搭載された超ハイコストパフォーマンスなリールです。ブラストよりも重くなってしまいますが、SWリールを使うようなパワー重視の釣りではブラストよりも遥かに頼りになるでしょう。
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