ダイワ

カルディア

DAIWA - CALDIA

"ダイワのリール"

カルディアは2002年に発売が開始されました。その後2005年に発売されたカルディアKIXは性能の高さと見た目のカッコ良さから大人気機種となりました。カルディアKIXはカルディアKIXカスタムにも派生し、より高耐久、高性能なリールとして人気を呼びました。その後も細かくモデルチェンジを繰り返し、現行モデルの18カルディアに至ります。18カルディアはボディにはZAION、ローターにはエアローターが搭載された軽さ・レスポンスを重視したリールとなっています。レスポンスの良さは2万円以下で購入できるリールではトップクラスでしょう。ZAIONボディ・タフデジギアが搭載されていることで、軽いだけではなく、剛性も兼ね備えられています。高性能かつ誰でも届きやすい価格帯であることで、抜群の人気を誇る中級者向けのリールとなっています。

カルディアの歴代別
スペック

SPEC

  • 18カルディア
  • 14カルディア
品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格

基本情報

ボディ
ZAION素材
ローター
DS5素材
スプール
薄肉アルミ素材
ハンドル
  • アルミマシンカット素材
  • ネジ込式取付

搭載機能・機構

  • マグシールド
  • タフデジギア
  • エアローター
  • LC-ABS
  • エアベール
  • ATD
  • CRBB

マグシールド

搭載箇所:ボディ

磁力のある液体を使った防水技術です。従来の防水技術では、リールの隙間にゴムパッキンを挟む事で水の進入を防いでいました。ところが、この仕様ではリールの回転時に摩擦が強く発生してしまうため、ハンドルの回転が重くなってしまう事が課題とされていました。そこでダイワが目をつけたのが、磁石にくっ付いて、水は弾く「磁性流体」という素材です。まず、水が進入してしまう箇所の周りに磁石を配置し、その隙間にこの「磁性流...体」を流し込みます。すると、この液体は周辺の磁石にくっ付き、絶妙なバランスで隙間を塞いでくれるようになります。ゴムパッキンのように固定されるものでは無く、液体の膜が張られているだけなので、摩擦の抵抗を極限まで少なくすることに成功しました。磁力のある液体の壁「Magnet(磁石)Sealed(壁)」を略して「マグシールド」と呼びます。

タフデジギア

タフデジギアは、2018年にダイワが発表した、リールの新設計基準「LTコンセプト」に採択された技術です。LTコンセプトとは、「Light(軽さ)」と「Tough(強さ)」という、相反する特性を両立するための指標です。タフデジギアの材質である亜鉛ダイカストもしくは超々ジュラルミン製ギアの構造解析の精度をさらに高め、冷間鍛造によりドライブギアの薄肉化、大口径化を果たし、これまでのデジギア、デジギアⅡよ...りも、ギアの剛性と耐久性を高めつつ、軽量化も実現しています。2018年以降に発売された「LTコンセプト」採用リールには基本、タフデジギアもしくはマシンカットタフデジギアが使われています。

エアローター

ローターの形状を変える事で、操作性の高いリーリングが可能となりました。ローターはリールの巻き心地とアクションに関わる非常に重要なパーツであり、ここの技術革新は、リール性能を飛躍的に伸ばす事に繋がります。従来は防水の観点からローターの形状は変えられないとされてきました。しかしダイワの防水技術「マグシールド」が開発された事によって、ローターの形を変える事ができるようになりました。ローターの外観を、滑ら...かな曲線を描くアーチ型に設計する事で、回転時の負荷が分散・軽量化され、「軽やかな巻き心地」「巻き始めの速さ」を実現する事ができるようになりました。殆どの釣りにおいてはリールの俊敏さが求められるため、この技術革新は大きな前進と言えます。

LC-ABS

スプール形状を変える事で、ライントラブルを最小限に抑えつつ、且つ飛距離を担保した技術です。通常のABS(アンチバックラッシュシステム)では、ライントラブルは大幅に軽減するものの、テーパー型のスプールと比べ、飛距離が低下してしまうという課題がありました。そこでダイワが新しく開発したこの「LC-ABS」では、スプールの軽量化は勿論のこと、スプールとラインが接触するスプールリング部をライン放出側(前方)...に突き出すことにより、キャスト時にラインとスプールが接触しにくくなる形状を設計しました。これにより、従来モデルと比較して、飛距離が5%UPする事に成功しました。

エアベール

ベールからラインローラーまでの段差を無くす事で、ライントラブルを軽減させる技術です。従来では、ベール側で受け取った糸をラインローラーまで渡す際に、つなぎ目の凹凸が邪魔をして、度々ライントラブルを招いていましたが、つなぎ目の無い滑らかな形状に設計する事で、この課題をクリアしました。更に、設計的な理由からベールを太く・中を空洞にする必要があったのですが、これが副産物となり、従来のものよりも歪みにくい強...度の高いベールを実現しました。

ATD

ドラグに掛かる力を自動調整をしてくれる技術です。従来のドラグシステムでは、予期せぬ大物などが掛かると、ドラグが緩過ぎてしまい上手く合わせらなかったり、逆に強く締めすぎるとラインが切れてしまうため、常にドラグを調整しながら戦わなければなりませんでした。このATDという機能は、自分で調整したドラグ値を大幅に上回る負荷が発生した際、自動的にドラグをキツく締めてくれるものです(自動車のシートベルトと似てい...ます)。これによりフッキングの際のバラし率を軽減するだけでなく、格闘中の細かいドラグ調整が不要となりました。

CRBB

6個中1箇所に搭載

「Corrosion Resistant Ball Bearing」の略で、サビに強いボールベアリングのことです。ボールベアリングはリールの回転する箇所(ハンドルの付け根やラインローラー部など)に設置される事が多く、回転をより滑らかにする重要な部品です。一方繊細な部品であるが故に、少しでもキズやサビが発生すると、リールの性能が著しく低下してしまいます。CRBBは、このボールベアリングに特殊な防錆処...理を施すことにより、リールを長期間使っても、巻き心地の低下を防ぐ事を可能にしている部品です。

品番 番手 ギア
最大ドラグ
・耐力
自重 B/R ハンドル
糸巻量 ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格

カルディアのライバル
比較対象モデル

RIVAL

フリームス

ダイワのロゴ

カルディアの1ランク下に位置するフリームスは、カルディアと同じく軽さとレスポンスの良さが重視されたリールです。ダイワが誇るテクノロジーを多く盛り込まれながらも、素材のグレードを下げることによりコストカットされています。残念ながらカルディアに勝る点は一切ありません。ボディ剛性が非常に低く、少しの負荷でも大きくボディがたわんでしまうので、モノフィラメントラインを使うライトゲーム以外での使い道はないでしょう。

ストラディック

シマノのロゴ

2万円前後の価格でありながら、ロングストロークスプール・マイクロモジュールギアⅡ・サイレントドライブなどシマノ最先端のテクノロジーが盛り込まれた超ハイコストパフォーマンスなリールです。発売前は「ほぼステラ」と言われ話題になりました。コアソリッドシリーズに位置し、しっとりとした滑らかな巻き心地が特徴です。飛距離・巻き心地・パワーはストラディック、軽さ・レスポンスの良さはカルディアが上と得意分野がはっきりと分かれているので、使い分けはしやすいです。

ルビアス

ダイワのロゴ

20ルビアスはダイワ初のZAIONモノコックボディが採用され話題となりました。ZAIONモノコックボディとZAION製のエアローターによる自重の軽さとレスポンスの良さはカルディアの比ではありません。位置づけとしてはカルディアの1つ上というポジションですが、価格の差も大きく、性能の差もかなり大きいです。カルディアが勝る点はないでしょう。