バス釣りに最適なスピニングリールの番手を徹底解説!場所やルアーによって異なることも!?
作成:2021.06.25更新:2023.06.09
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皆さんはスピニングリールの番手についてよく理解されているでしょうか?これからバス釣りを始めたい人やバス釣りを始めて間もない人はあまりよくわからないと思います。今回はそんな人のためにバス釣りをに最適なスピニングリールの番手について徹底的に解説していきたいと思います。初心者だけでなく今のスピニングリールの番手に不安を持っている方もぜひご覧ください。
スピニングリールにおける番手とは?
スピニングリールにおける番手とは一言で表すとすれば「リールの大きさ」と言えるでしょう。厳密に言うと違う部分もあるのですが、ほどんどの場合はこのような意味で捉えてもらって問題ありません。数字が大きくなればなるほどリールの大きさが上がっていきます。このように様々なサイズのリールを番手として区切ることで多様な釣りに対応できるようになっているのです。その中でも、今回のメインであるバス釣りでは2000,2500,3000番を使うことが多いです。それでは次項にて詳しく解説していきます。
バス釣りで使用する番手は2000,2500,3000が主流!スピニングリールの大きさで何が異なる?
先ほどスピニングリールの番手は、大きさによって変わると説明をしましたが、大きさが変わることで釣りにはどのような影響が及ぶのでしょうか?
ラインキャパシティー
まずはラインキャパシティーです。感覚的にスプールが大きくなればラインがより巻けるようになることはわかりますよね。どんな釣りをするかによってラインキャパシティーは大きく変わるので自分のスタイルと番手をリンクさせることが非常に重要になってきます。例えば「ヘビキャロなどの遠投の釣りをしたい」「太いラインを巻いてパワーのある釣りをしたい」という人はより大きい番手を選ぶ必要があるでしょう。
強さ
強さは具体的に言うとドラグ力や巻き取りトルクのことを指します。つまり番手が上がると魚を引っ張りだす力も大きくなるということです。しかしこれは番手だけでなくリールの剛性やギア比によっても異なるので、リールの強さは番手によって大きく左右されるという事は考えにくいです。
重量
重量も感覚的にリールが大きくなればなるほど重くなるということはわかりますよね。重量によっても釣りのやり易さが大きく変わってきます。バス釣りにおいてスピニングリールは軽ければ軽いほど良いと思っている人もいると思いますが、実はそうではありません。軽い方がいい場合もあれば少し重量があった方がいい場合もあるのです。例えばライトリグでの繊細なアクションをしたいという場合は軽くて操作性の良いリールの方がいいでしょう。しかし抵抗が大きいルアーや少し重めのルアーを巻く場合は圧倒的に重量がある方が安定してくれます。そのためバス釣りにおいて自分がどんなルアーやワームを使いたいかで使うべき番手が変わってくるのです。
バス釣りではスピニングリールの番手によって用途が異なる!?種類ごとに徹底解説!
次にバス釣りではどの番手を選ぶべきなのか?ということを解説していきます。それぞれの番手によって用途が異なるので自分のスタイルと比較しながら見ていきましょう。
2000番
今回紹介するスピニングリールの番手の中では最も小さい番手となります。小型であるため操作性が非常に良く、バス釣りで使う小さめのワームを繊細に動かすことに向いていると言えます。小さめのライトリグを使うシチュエーションが多い人にオススメです。またバス釣りだけでなくトラウトやニジマスなどの渓流釣りとも兼用したいという人にも非常にオススメの番手と言えるでしょう。
合わせるロッドのとしてはL,ULでラインは3-4LB辺りを使っていただくと、より快適にバス釣りができると思います。
2500番
バス釣りのスピニングリールにおいて、最もスタンダードな番手です。基本的なバス釣りで使うライトリグからハードプラグまで幅広く対応することができます。非常に万能であるため個人的に最もバス釣りにオススメな番手と言えるでしょう。
合わせるロッドとしてはL,MLでラインは4-6LBくらいが最もベストでしょう。
3000番
バス釣りには少し大きめの番手だと思います。用途もかなり尖っていてヘビキャロのような遠投の釣り、太いラインを使用したパワーフィネスの釣りなどパワーと糸巻量が必要な釣りで活躍してくれる番手と言えるでしょう。しかし重量があるためライトリグや小型プラグの釣りには使いにくさを感じると思います。
合わせるロッドとしてはM,MHでラインはPE0.6-1.2号,フロロ6lb以上くらいがベストになります。
バス釣り初心者がスピニングリールで迷ったら2500番を買おう!超万能な優秀番手!
これまでスピニングリールの番手によって用途が異なるという話をしてきました。2000,2500,3000にそれぞれ適切な用途があることが皆さんにも理解していただけたと思います。しかしそれでもなお、どれが良いのか分からない方もいるのではないでしょうか?特にこれからバス釣りを始めたいと思っている人は「この番手にはこんなルアーがベストマッチする」と言われてもあまりピンとこないですよね。
そんな人は一体どの番手を選ぶべきなのでしょうか?結論から言うと「2500番」を選ぶべきです。先ほどもお伝えしましたが2500番は最もスタンダードで万能な番手と言えます。そのため、もしこれからバス釣りを始めるのであれば、どんなルアーにも対応できる2500番を選ぶようにしましょう。
シマノに2000番のスピニングリールは存在しない!?他の釣りメーカーとの番手の違い
現在発売されているシマノのスピニングリールには純粋な2000番というのが存在しません(※古い旧型のモデルでは存在します)。ではどのような表記をしているのかというとC2000>C2500>2500>C3000といった表記になっているのです。「Cってなんだ?」「何で2000番がないの?」と思う人もいると思います。簡単に言うとローターとスプールの整合性の関係でこのように表記されているのです。では他のメーカーの純粋な2000番と最も近いのはどの番手なのでしょうか?これは端的に言えば「C2500」であると言えます。そのため2000番のリールをシマノで探す場合はこの関係に注意しておきましょう。詳しくは下記の記事も参考にしてみて下さい。
バス釣りにおいてスピニングリールの番手は用途によって異なる。使用ルアーを吟味して自分のベストを見つけよう!
今回はバス釣りに最適なスピニングリールの番手について紹介をしていきました。スピニングリールの番手は用途によって異なるため自分のスタイルに合わせて選んでいただくのがベストです。これからバス釣りを始めたいという初心者の方にとって、今回の記事が参考になって頂ければ幸いです。自分釣りスタイルに合った素敵な相棒が見つかると良いですね!