スピナーベイトの使い方4つを徹底解剖!季節ごとのアクション法や使い分けも解説
作成:2024.06.16更新:2024.06.16
![スピナーベイトを並べた写真](/storage/uploads/supina-beito-pc.jpg)
目次
バス釣りではメジャーなルアージャンルとなった『スピナーベイト』は、さまざまなシチュエーションで使える万能なルアーです。
皆さんも、”濁り”が”強風”など過酷な状況で、多用することが多いでしょう。
そんなスピナーベイトの使い方として、もっとも知られているのが『ただ巻き』です。一定スピードでリトリーブするだけなので、誰でも簡単に行えます。
しかし、スピナーベイトの使い方はそれだけではありません。今回は、スピナーベイトの多彩な使い方について詳しく解説していきます。
スピナーベイトを使いこなしたい!という方はぜひ今回の記事をチェックしておきましょう!
スピナーベイトの特徴
![スピナーベイトを床に置いて撮影したもの](/storage/uploads/spinner-sp.jpg)
スピナーベイトは、スカート・ワイヤー・ブレードで構成されたルアーです。
小魚の集合体をイメージして作られており、ルアー自体のボリュームやブレードの動き、波動によってアピールが非常に高くなります。
また、水面からボトムまでさまざまなレンジをトレースすることができ、根掛かりもしにくいため、ライトカバーでの使用にも長けています。
スピナーベイトが障害物にコンタクトすると、ヒラを打って根掛かりを回避し、喰わせのポイントにも繋がるため、わざと障害物にコンタクトさせる使い方も有効です。
スピナーベイトの使い方は4つ!!
スピナーベイトの使い方は主に4つあります。それぞれの使い方はシチュエーションやバスの活性によって使い分けることができるため、ぜひチェックしておきましょう。
使い方①:ただ巻き
![スピナーベイトの使い方①ただ巻き](/storage/uploads/supinabe-tadamaki-sp.jpg)
スピナーベイトの最もスタンダードな使い方が『ただ巻き』になります。さまざまなレンジをトレースできるスピナーベイトは、すべてのシーズンでただ巻きが有効になるのです。
ただ巻きのポイントとしては、数投ごとにレンジを調整していくことです。バスがどこにいるのかわからない状況では、『どれだけバスのいるレンジにアジャストできるか?』が釣果をわけるカギになります。
しかし、スピナーベイトを使っている方の中には、「どのレンジをトレースしているかイマイチわからない…」という方もいるでしょう。
そういった方は、ボトムまで一度沈めてから巻くようにすると、スピナーベイトの位置が掴みやすいです。
使い方②:リフト&フォール
![スピナーベイトの使い方:リフト&フォール](/storage/uploads/supinabe-rihutoanndohuxo-ru-sp.jpg)
リトリーブとフォールを織り交ぜながらバスを誘うリフト&フォール的な使い方もおすすめです。動いている物体が、急に下方向に落下することで、バスの喰わせのタイミングを作ります。
ただ巻きやガーグリングなど他の使い方と組み合わせて使ってみましょう!
使い方③:バジング
![スピナーベイトの使い方:バジング](/storage/uploads/sipinabe-bazinngu-sp.jpg)
バジングはバズベイトのように水面にブレードを飛び出させることで、バスを誘い出す使い方です。
朝まずめや夕まずめなどの高活性の状況で、効率よくバスをリサーチしやすくなります。また、ルアーを直前で見切るようなハイプレッシャー下でのサイトフィッシングにも有効な使い方です。
使い方④:ガーグリング
![スピナーベイトの使い方:ガーグリング](/storage/uploads/supinabe-ga-gurinngu-sp.jpg)
「水面を意識したバスがいるのにトップで反応しない…」という状況も少なくありませんよね。このような時に有効なスピナーベイトの使い方が『ガーグリング』です。
ガーグリングは水面から飛び出さない程度に波紋を出しながら早巻きする使い方です。バスが水面には浮いているものの、反応が鈍かったり、見切られてしまったりなどのシチュエーションで有効になります。
季節ごとのスピナーベイトの使いどころ
スピナーベイトは、『ただ巻き』がスタンダードな使い方になるため、オールシーズン出番の多いルアーです。しかし、季節ごとに出しどころが変わってくることを覚えておきましょう。
今回はスピナーベイトの使いどころについても季節別で解説します。
スピナーベイトの春の使いどころ
![満水中の野池の写真](/storage/uploads/noike1-sp.jpeg)
バスの産卵が始まる春は、バスたちの攻撃性も高くなります。このような状況では、ボリュームがあり、騒がしいスピナーベイトが有効です。
また、厳寒期を引きずり、ベイトを勢いよく追わない個体や視力が悪い個体も多いため、スピナーベイトにトレースワームを付けてスローに動かすのがポイントになります。
スピナーベイトの夏の使いどころ
![ハスの葉が広がる野池](/storage/uploads/hasunoha-noike-sp.jpg)
夏はバスの活性も非常に高く、さまざまなスピナーベイトの使い方ができるシーズンとなります。
トップを意識した朝まずめや夕まずめは、『ガーグリング』や『バジング』などで、水面を飛び出すようなバイトを誘うことができるでしょう。
一方で日中は、スピナーベイトのスナッグレス性を活かして、カバーやストラクチャーの周りをタイトにトレースすることで、障害物に潜むバスを引っ張り出すことができます。
夏は意識的に、障害物をタイトに攻めるようにすると、バスをキャッチしやすいです。
スピナーベイトの秋の使いどころ
![減水しているダム](/storage/uploads/gennsui-damu-sp.jpg)
秋はスピナーベイトが最も活躍するシーズンと言ってもよいでしょう。秋はバスが冬に備えて積極的に捕食活動を行うため、フィールドを動き回ることが多いです。
このような状況では、スピナーベイトでのスピーディーなリサーチで、バスとの遭遇率を上げることが重要になります。バスの活性に合わせてスピナーベイトのリトリーブを調整してみましょう!
スピナーベイトの冬の使いどころ
![ナマズ釣りをしている冬の夕方](/storage/uploads/namazu-huyu-sp.jpg)
冬のバス釣りと言えば、バイブレーションやシャッドをイメージする方も多いと思いますが、スピナーベイトも有効です。浮き上がりにくいスピナーベイトを使って、ボトムぎりぎりをスピーディーに攻めることで、厳寒期の低活性なバスに口を使わせることができます。
また、ボトムの障害物にわざとコンタクトさせて、リアクション的にバイトを狙う使い方も有効です!
スピナーベイトの使い方に関する質問
![スピナーベイトを手に乗せた写真](/storage/uploads/supina-wrom-sp.jpeg)
スピナーベイトについてのよくある質問をまとめてみました!それぞれ詳しく見ていきましょう!
スピナーベイトは直結orスナップどちらがおすすめですか?
バス釣りでハードプラグを使う方の中には、スナップを多用する方も多いでしょう。しかし、スピナーベイトでスナップを使うと、スナップがワイヤーを自由に移動してしまうため、ラインとルアーが絡みやすくなります。
そのため少し面倒ではありますが、スピナーベイトでは直結がおすすめです。どうしてもスナップを使いたい時には、Oリングを付けましょう!
アシストフックは付けるべきですか?
スピナーベイトの通常フックでも問題なくフッキングできます。しかし、「アタリはあるのに乗らない!」「ショートバイトが多い」などと感じた時には、トレーラーフックを付けるのがおすすめです。
トレーラーフックは、フッキング率を上げやすい反面、障害物回避性能が低下してしまうため、カバーやストラクチャー周りではおすすめできません!
スピナーベイトは多彩な使い方ができる便利なルアー!
![ブラックバスの写真](/storage/uploads/bass-turita-sp.jpg)
今回はスピナーベイトの4つの使い方について詳しく解説していきました。スピナーベイトは、『ただ巻き』で使うルアーと思われがちですが、それ以外にもたくさんの使い方ができます。
オールシーズン使えるスピナーベイトを極めれば、あなたの大きな武器になってくれること間違いなしです!ぜひ本記事をもとにスピナーベイトの使い方をマスターしてみてください!