「釣りガール」見たことある?

気になる釣りガール達の生態に迫る

バス釣り・レイダウン攻略のためのタックル・ルアー・アクション

作成:2019.08.12更新:2021.08.20

ブラックバスの口を左手で押さえ、口の中を撮影

レイダウンはコンディションが悪くても釣れるバス釣り絶好ポイント

ブラックバスが潜んでいそうなストラクチャー

僕がレイダウンにおいてバスが釣れるようになるまでには、バス釣りを始めて実に7年の歳月を必要としました。当時からレイダウンの存在は知っていましたが、倒木にラバージグやテキサスリグを投げ入れてもすぐに根掛かりを起こし、ロストしていました。原因は今だからこそ判明したのですが(後述します)、カバーフィッシングにおいて最も複雑に障害物が入り乱れているのはレイダウンです。

そもそもレイダウンとは?

レイダウンとは幹や枝が束となって水中に倒れ込んでいるポイントを指す釣り用語です。木の種類はフィールドによって異なりますが、杉の木や竹などは典型的なレイダウンになります。

想像に難しくないと思いますが、木の幹や枝の間にルアーを落とす行為は鬱蒼としたジャングルに侵入するのと同じです。ジャングルに侵入すると身の危険を感じ、辺りに目を凝らし、集中し続けます。それと同じで、レイダウンの釣りはキャストからアクション、回収まで思考とロッドアクションに極限の集中力を使います。気を抜いたキャストやアクションをしているとバスのバイトを逃し、またルアーをロストする結末が待っています。しかし、レイダウンのバス釣りを攻略できるようになれば、何をしても釣れない日であってもコンディションの良いバスが嘘のように釣れるなんてことが起きます

バスはなぜレイダウンに身を寄せる?

バスがレイダウンに身を寄せるには理由があります。

  • 一年を通じて外敵(釣り人や獣など)から身を守りやすい
  • レイダウンでじっとしながらエサを待ち伏せできる
  • 陽が出ている日はシェードとなり快適な環境になる

レイダウンはたとえ水質がクリアでもボトムが見えないほどに、倒木が折り重なります。つまり、バスにとっては釣り人や獣などの外敵から身を隠せる格好なポイントになります。その上で、待ち伏せをしながらエサとなる小魚や甲殻類を捕食できるので都合の良いポイントです。基本的には年間を通じてバスが付きやすいポイントですが、特に晴れ間の日はオープンフィールドからレイダウンの濃いシェードとなる付近に集まりやすいです。 我々釣り人は、上記のようなポイントを意識してバスが付いてそうなポイントをあぶり出していきます。レイダウンの釣りが上達するにつれて、目が肥えてきますよ。

レイダウンに潜むバスは食い気たっぷり

僕の経験上、レイダウンに潜むバスは非常に食い気があります。先ほども説明した通り、レイダウンに潜むバスは警戒心から身を隠しながらエサを捕食するために待ち伏せをしています。すなわち、外敵の気配さえ感じさせなければ、躊躇なくルアーに向かってバイトしてきます。バイトはいつも明確なアタリでバスがルアーを「バフッ」と吸い込み、ラインが走り出します。

また、レイダウンを狙った釣り方はバスの反応が早く、そこにバスがいるのかいないのかの答えがすぐ出ます。キャストをしてバスが近辺にいた場合は、高確率でバイトしてきます。そのため、1匹でも多くのバスを釣るためにはテンポ良くレイダウンを撃つ必要があります。

難関なレイダウンの攻め方

バスフィッシングにおすすめのラバージグ

レイダウンの釣りはタックル、ルアー、アクションの所作など、一つでも欠けると釣りが成立しません。厳しいようですが、僕の数多の失敗体験から断言できます。レイダウンの攻略は難しいですが、いくつか細分化したパターンを押さえておくと良いです。

まず、ヘビーカバーとなる明らかにゴチャゴチャしている倒木周りは、ルアーを通せる隙間が数センチ〜数十センチしかないかもしれません。このようなヘビーカバーはキャスティング能力が求められます。近場であればフリッピングキャストやアンダーキャストで僅かな隙間を狙い撃ちします。もし10メートル以上の遠距離であれば、わざわざヘビーカバーに撃つ必要はありません。というのは、遠距離ではバスへのプレッシャーは殆どかかっていないため、レイダウンの周辺に撃っても誘き出しやすいからです。

キャストをしたら自然なフォールでボトムまで着底させます。フォール中に障害物に引っかかってしまった場合は、そのままで良いので違和感だけは与えないようにラインテンションを抜きます。バスからのファーストバイトを得られるのは、このフォール時に多いです。バイトが得られなかった時は上部のカバーにルアーを2-3回当て、再びフォールさせます。バイトがあるとラインテンションが一気に張り、走り出します。ラインの進行方向にロッドの向きを変えて、バッドにパワーを溜めるように意識してフッキングをしましょう。

レイダウンのバス釣り攻略に必要なタックル選択

レイダウン周りを攻略するためにはヘビータックルが欠かせません。タックルの概要について少しまとめると、ロッドは長く、リールはハイギア仕様、ラインは太くです。詳しくチェックしてみましょう。

ロッド

レイダウンを撃つのに難点となるのは、木にルアーのフックが刺さりやすいことです。主にルアーの回収時に多く、原因としてはロッドの高さが足りないことにより起きます。そのためロッドはカバーフィッシング仕様です。硬さにおける適合サイズはHクラスのものを選びますが、長さにもこだわる必要があります。長さにこだわる理由としては、ルアーの操作をより高い位置から行えるためです。短いロッドであると回収する際に、手前の木に引っ掛かりやすいのでフックが刺さりやすくなります。ところが7-8フィートクラスのロッドであれば、ロッドの高さを活かして手前に沈んでいる木にフックが刺さるのを防いでくれます。アクション&ルアー回収をする際は、ロッドの角度を45度以上にするよう心掛けましょう。

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リール

レイダウンの釣りだけでなく、カバーフィッシングではいかに効率的にルアーを早くキャスト&回収できるかが釣る鍵になります。そのためベイトリールを選ぶ際はカバー負けしない剛性感はもちろん、ハイギア仕様のベイトリールがおすすめです。レイダウンなどの障害物で掛けたバスは元いた場所に戻ろうと必死になって抵抗します。この時にノーマルギアのベイトリールだと、巻けるライン量が少ないためにバスがバレて(逃がして)しまう可能性もあります。ハイギアであればゴリ巻きで一気に寄せられます。現在ではエクストラギアと呼ばれるハイギアよりも1回転あたりのライン巻き取り量が多い機種も発売されています。他の釣りへの汎用性は低いですが、カバーフィッシングやビックベイトの釣りをする人であれば持っておいても良いかもしれませんね。

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ライン

ラインの太さはバスを掛けた後の最終局面でこそ真価が問われます。ラインにはナイロンライン、フロロライン、PEラインの3種類があり、各ラインには特徴があります。ナイロンラインは柔らかく、しなやか。フロロラインは張りのある硬さ、根ズレに強い耐摩耗性。PEラインであれば強度が強く伸びにくいが、耐摩耗性が弱いです。

各々に特徴があり、個人的な好みや使用するタックルのバランスを考慮して決めます。僕がお気に入りなのはナイロンラインで、硬いロッドには柔軟性のあるナイロンラインが相性が良いです。以前はフロロライン・PEラインの組み合わせで使用していましたが、フロロラインの場合は質感が硬すぎて操作性が難しく、PEラインの場合は耐摩耗性に弱いためフッキング時にバラす頻度が多かったです。

使用感は個人差があるので参考までにしていただきたいですが、ラインの太さにはこだわるべきで、20lb(PEライン4号)-30lb(PEライン6号)を目安にしたラインでなければ障害物に擦れて切れてしまいますレイダウン周りの釣りはラインに傷がつきやすいので、ラインの太さは非常に重要になります。

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レイダウンで投げるルアー・リグについて

レイダウンを攻める大前提としてスナッグレス性能を重視します。ルアーやリグの細部に着目し、障害物をすり抜けながらバスにアプローチしますが、定番となるのはラバージグやテキサスリグです。どちらもボリュームのあるシルエットですが、水中でいち早くバスに気付かせてバイトしてもらうには最適なルアーです。

ラバージグ

ラバージグはラバーによる威嚇アクションを生み出します。レイダウンでは軽すぎるラバージグだとボトムまでしっかりと貫通しないため、3/8-1ozを目安に使用します。レイダウンの濃さに応じてグラム数は変えていきましょう。また、ラバージグはトレーラー次第で、ザリガニなどの甲殻類やブルーギルなどのベイト系のジグに変化します。根掛かり防止のためにもアーキーヘッド型のラバージグとブラシガードの装着は必ずしておきましょう

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テキサスリグ

テキサスリグは控えめなアクションと細身なワームでリアル感を演出します。リグを作るには用意する道具が必要となりますが、ワームの種類も適宜変更できるのが強みです。テキサスリグをレイダウンに撃つ際に注意したい点として、シンカーストッパーを必ず止めることです。シンカーストッパーの役割はシンカーがフリー状態になるのを防ぐことで、これにより水中でワームと一体になって泳ぎます。さらに、シンカーとワームが分離していると木にフックが根掛かりしてしまいます

ワームのサイズ感としては3.5-5インチを目安に、フィールドで釣れるバスのサイズ感に合わせましょう。例えばですが40センチサイズが最大であれば4インチ、50センチサイズが最大であれば5インチといった具合です。フックサイズも#2/0-#4/0番のオフセットフックをサイズに応じて付けます。フックサイズが大きくなるので、強くフッキングした時にすっぽ抜けも起きやすくなります。しっかりと結び目が結んであるかをチェックしておきましょう。

レイダウンのバス釣りではとにかく根掛かりに注意する

記事中でも何度も申し上げていますが、レイダウンの釣りは根掛かりがどうしても多いです。特に日本のフィールドでは陸っぱりからの釣りスタイルが多く、根掛かりをしてしまうとボートのように近場まで寄せて外すのは難しいです。ゆえに、いかに根掛かりをしないように考慮するかは重要です。根掛かりを軽減するためにも以下の点に留意しましょう。

手前にカバーがあるのに回収が早すぎる

ルアー回収時に、手前にカバーがあるのに早く巻いていないでしょうか?早く巻くと木などの障害物に刺さってしまい、フックが抜けなくなります。

ロッドの高さが低い

ロッドの高さが45度以下はNGです。ルアーの姿勢が前傾姿勢になってしまい、フックが障害物に刺さりやすい状態になっています。

ワームからフックが飛び出ている

テキサスリグなどで長いこと同じワームを使用していると、水でふやけて柔らかくなってきます。柔らかいワームはフックが出やすくなるので要注意です。

シンカーストッパーを止めていない

テキサスリグを作る際にシンカーストッパーを止めていないと、木の幹と枝の間にラインがスタックしてしまい根掛かりの原因になります。

レイダウンのバス釣りに挑戦してみよう

釣り上げたブラックバスを地面に置いて撮影

今回は一見、難攻不落とも思えるレイダウンのバス釣りについて詳しく紹介しました。レイダウンはバスにとって光をシャットアウトし、外敵から身を守りながらもエサを捕食できる絶好の穴場です。しかし、バスアングラーにとってはレイダウンは撃てる余地が無いと感じてしまうポイントでもあります。けれども、専用のタックル、ルアー、正しいアプローチをすれば元気なバスと出会える確率は高いです。レイダウンが多くあるところは時間をかけながら、じっくりと狙ってみましょう。そして小フィールドでポツンとしたレイダウンがあれば、一撃で良型のバスが仕留められるチャンスです。ここぞの機会をモノにして、達成感溢れる1匹をキャッチしてみましょう。

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