ダイワスピニングリールのメンテナス方法は!?基本的なやり方をご紹介します

作成:2021.05.07更新:2021.05.21

19セルテートの分解。スプールのみが外されている状況。

スピニングリールのメンテナンスはなぜ必要か?

スピニングリールはその機能を保つためにメンテナンスを定期的に行う必要があります。リール内部では、使用している間にオイルやグリスがなくなってしまったり、ギアの摩耗、ベアリングへのごみ噛みなどが原因で、ゴリシャリ感や異音が発生することがあります。オイルの注油などで機能の維持は可能ですが、数年に一度分解してオーバーホールをすることでさらにその機能は持続します。

しかし、オーバーホールはメーカーなどにリールを送付し、数千円の費用が掛かり、期間も数週間掛かってしまいます。これを自分で行うことができるようになれば、時間と費用の節約になり、さらに愛用のリールへの愛着も増すでしょう。

ダイワのリールはメンテナンス方法に注意

ダイワのリールはシマノのリールと比べて、どこまで分解できるかが異なります。シマノのリールは全部分解することが可能ですが、ダイワの場合は、マグシールド搭載機はボディまで分解することができません。正確にいえば、分解することは可能ですが、マグシールド部分まで分解してしまうと、メーカーの保証が得られなくなってしまいますので注意が必要です。マグシールドは防水機能ですので、ラインローラーやボディ部、ハンドル部など機種によって異なるため、所有しているリールのマグシールドがどこに搭載されているのか確認しておきましょう。

今回は19セルテートを参考に解説をしていきます。

ダイワのスピニングリールでのメンテナンス箇所は?

スプール内部

19セルテートのスプールを分解した状態。部品を無くさないためにも下にキッチンペーパーが敷かれている。

スプール内部でのメンテンナンス箇所は、ドラグワッシャーと内臓のベアリング(換装している場合)です。ATDは、ドラググリスの量が少なくなってしまうと効きが悪くなってしまいます。グリスの量が少なくなっていると感じたらグリスを追加しましょう。ワッシャーを外す際には金具を一つ外さなくてはいけません。ピンセットを使用すれば飛んでいくこともないでしょう。ワッシャーは一度パーツクリーナーできれいに脱脂してから再度グリスを付けます。

ラインローラー

19セルテートのラインローラーにオイルを注油している様子

ラインローラー部分にはオイルを追加します。内部にはベアリングもしくはカラーが入っていますが、ラインローラーは海水が入りやすい箇所なので、メンテナンスを怠ると潮が固着してラインローラーが動かなくなり、異音やライントラブルの原因となります。ダイワにはラインローラーにマグシールドが入っている機種もあるため、その場合は分解せずに注油のみにしましょう。

スプール受け

19セルテートのメインシャフトをドライバーで外している様子

スプールを取り外すとメインシャフトが見えます。ハイエンド機種以外はスプール受けにはカラーが入っていることが多いため、ベアリングに変える際にはワッシャーとイモネジを取り外す必要があります。ワッシャーは手で外れますが、イモネジは対辺0.89mmの六角レンチが必要です。小さいねじであるため、なくさないように注意しましょう。レンチにつけたままトレイにおいておけば良いでしょう。

メインシャフト

19セルテートのメインシャフトにオイルを注油している様子

シャフトは回転のたびに上下しているため、定期的に注油をしてあげましょう。摺動(しゅうどう)する部品は、オイルが汚れたり無くなりやすい箇所であるため、定期的な注油が必須です。オイルの量は大量には必要なく、1滴2滴で十分です。注油後にハンドルを回してオイルをシャフト全体にいきわたらせるようにすると良いです。

ローター

19セルテートのローターを外している様子。六角レンチを半時計周りに回す。

ローターを固定しているナットはスパナで外しますが、注意することは「逆ねじ」である点です。スパナを使用するのは最初にナットを緩めるときだけで良いので、緩まったら手でナットを外しましょう。ローターの裏側にも砂などが入る場合があるので、きれいにしておきましょう。

ハンドル

19セルテートのハンドル接続部にオイルを注油している様子

ハンドル受けの部分にはベアリングが入っています。このベアリングを取り外すためにはボディを分解する必要がありますが、マグシールド機は分解できないので、ハンドルを取り外し、外からオイルをベアリングに注油しましょう。大量には必要なく、少量を垂らすのみで良いです。

ハンドルノブ

19セルテートのハンドルノブにオイルを注油している様子

ハンドルノブも砂や潮が入りやすい箇所です。ノブを固定しているねじを取り外せばノブも外れるため、中のベアリングを脱脂、注油してメンテナンスをしましょう。ハンドルノブの中には調整用の薄いワッシャーが入っている場合がありますので、なくさないように注意しましょう。

LTシリーズはボディを開けることができる

18イグジスト19セルテート20ルビアスに関しては、IOSのディスクレンチを使用することで、エンジンプレートを外すことが可能です。これにより、マグシールドを分解することなくドライブギアにグリス塗布ができます。尚その場合でも、20ルビアスに関しては左側しか外せなかったり、すべてのLTシリーズに対応しているわけではないようですので、使用する際は、メーカーの注意分をよく読み、自己責任で行いましょう。基本的にはハイエンド用のようです。

マグシールドレスは自己責任

マグシールドはローターを外した後、ワンウェイクラッチを外すと出てきます。マグシールドは磁性オイルであり、揮発性があります。そのため、一度分解してしまうと元に戻すのは困難で、さらにダイワの保証も外れてしまいますので、完全に分解する際には自己責任で行いましょう。マグシールドレス化することで、巻きが軽くなることがありますが、その分内部への防水機能が減ってしまうため、さらに定期的なメンテナンスが必要になります。

定期的にメンテナンスして長く機能を保とう

リールのメンテナンスは機能を長く保ち続けるためには必須になります。分解となるとハードルが高くなってしまいますが、今回のようにスプールやハンドルを外してオイルを注油するだけでも十分です。長く使用しているとどうしても潮ガミや、砂が入ってしまいゴリ感やシャリ感につながります。釣行後にはシャワー洗浄を行い、乾燥させたのちに注油。これを繰り返すだけでもリールの寿命はグンと伸びますので、ぜひご自身のリールを大切にメンテナンスしてあげてください。

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リール大好き人間
ぶらっくまんば

 シーバス、マダイ、タチウオ、青物、メバル、アオリイカ、シーバス、タイラバ、ライトショアジギング、メバリング、タチウオジギング、岡山県、兵庫県、瀬戸内海


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