【バス釣り】ラバージグの正しい使い方|覚えるべき7つのアクションとは?

作成:2024.06.19更新:2024.06.19

ラバージグの全体像

ラバージグはバス釣りの代表的なルアーの1つです。撃ち・巻きの両方に使うことが可能で、カバーからオープンウォーターまで広範囲を探れるのがラバージグの魅力と言えるでしょう。
今回はそんなラバージグについて、基本的な7つの使い方をご紹介していきます。これからラバージグをマスターしたいという人はぜひ本記事をご覧ください。

ラバージグの特徴

ラバージグを並べた写真

ラバージグはジグヘッドにラバー(スカート)が付いたルアーのことを指します。水中では、水流によってラバーがふわふわと動き、バスが思わず口を使ってしまうほどの生命感を生み出します。
また、基本的なラバージグには、ワイヤーガードが取り付けられているため、ボトムのゴミや障害物にコンタクトしても、スタックすることなくすり抜けることができます。

ラバージグが有効なシーズンは?

ハスの葉が広がる野池

ラバージグはオールシーズン使える万能ルアーです。春や夏などバスが物陰に隠れている状況では、カバーを狙ったラバージグでの釣りが有効になりますし、秋にはラバージグを巻いて使うスイミングやジグストなどが効果的です。

ラバージグの使い方7つをマスターしよう!

今回は、ラバージグで有効な7つの使い方について詳しく解説していきます。使い方によって、最適なトレーラーワームやヘッド形状も変わってきますので、使い方と合わせてご紹介していきます。

使い方①:カバー撃ち(フォール×ステイ)

ラバージグの使い方:フォール&ステイ

カバーの奥に撃ちこんで、「フリーフォール⇒ステイ⇒ピックアップ」を繰り返す使い方です。ほとんどの場合、フォール中にリアクションバイトしていることが多いため、ラインの動きを常に観察しておきましょう!
また、フォール中は、ラインをフリーにして素早くフォールさせることで、反射的にバイトを狙えます。カバーやストラクチャーの中をスピーディーに探りたい時には、こちらの使い方を試してみましょう!

使い方②:カバー撃ち(フォール×シェイク)

ラバージグの使い方:フォール&シェイク

フォール&シェイクは、フリーフォール⇒ボトムシェイク⇒ピックアップを繰り返す使い方です。上記で説明した『フォール&スティ』よりもじっくりバスに対してアプローチしたい時や濁りが激しい時のカバーゲームにおすすめになります。
フォールだけではバイトに至らないバスに対してアプローチしたい時には『フォール&シェイク』でスローに探りましょう!

使い方③:ズル引き

ラバージグの使い方:ズル引き

ズル引きは読んで字のごとく、ラバージグをボトムでゆっくり引く使い方です。アングラーからは見えない水中の障害物を探りたい時には、ラバージグのズル引きが有効になってきます。
もし、ズル引き中に水中の障害物にコンタクトした時には、ロッドをあおってラバージグを跳ねさせてあげましょう!障害物に潜むバスが、反射的に口を使ってくれます。

使い方④:リフト×フォール

ラバージグの使い方:リフト&フォール

ラバージグのリフト&フォールは、リアクションバイトを狙いたいときに効果的な使い方です。リフト&フォールでは、ラバージグを底からリフトしてから自由に落下させます。特に低活性の状況やハイプレッシャーなフィールドでは、バスを反射的にバイトさせるラバージグの使い方も有効になるでしょう!
例えば、水温が低い冬場にリフト&フォールを使用することで、普段は動かないバスにアプローチすることが可能です。

使い方⑤:ボトムバンプ

ラバージグの使い方:ボトムバンプ

ボトムを跳ねさせながらラバージグを泳がせる使い方です。リフト&フォールよりもスピーディーにボトムを探れるため、広範囲のボトムをスピーディーに探りたい時におすすめの使い方となっています。

使い方⑥:スイミング

ラバージグの使い方:スイミング

シャッドテールワームやピンテールワームをトレーラーワームにしてただ巻きする『スイミング』といった使い方も有効です。ハードプラグでは巻けないウィードやテトラエリアなどを、根掛かりを気にせずにリトリーブできます。
レンジキープ力を上げたいのであれば、フットボール形状のラバージグを使いましょう!

使い方⑦:ジグスト

ラバージグの使い方:ジグスト

ジグストは、シェイクしながらラバージグをゆっくり巻く使い方です。移動距離を抑えながら、中層をアピールできるため、バスがラバージグを追い切れていないタイミングで使うのが効果的になります。
ギル型ワームなどの扁平ボディワームを付けることで、より移動距離をおさえたアプローチが可能です!

ラバージグが効果的なシチュエーションとは?

ここまでラバージグの使い方について解説してきました。次にラバージグが効果を発揮するシチュエーションについてご紹介していきます。

カバーやストラクチャーなどのスポット

根掛かりの外し方⑧

やはり何と言ってもカバーやストラクチャー周りでは、ラバージグが効果的です。ハードプラグでは通せないような水中の倒木、岩、水草の間などでは、ラバージグを使いましょう!
日頃からカバーやストラクチャーに潜むバスは、プレッシャーがかかっていないことも多く、ラバージグを目の前に通すだけで簡単に釣れてしまうこともあります。

濁りが激しいフィールド

濁りの激しい川

濁りが激しい状況でもラバージグが有効です。ラバージグはボリューミーなシルエットやラバーやトレーラーの波動によって、遠くからバスを呼び寄せる力を持っています。
また、扁平ボディのトレーラーワームを装着することで、水中により強い波動を生み出し、通常のルアーでは出せないインパクトをバスに与えられます。

バスのサイズアップを狙いたい時

20メタ二ウムとバスの写真

ラバージグはデカバスからの反応も良いです。デカバスは大きなシルエットのルアーを狙うことが多いため、シルエットによるインパクトが強いラバージグは、デカバスの格好のターゲットになります。

【ラバージグ】基本的な7つの使い方|まとめ

ラバージグで釣れたバス

ラバージグはカバーを撃つだけ」と思っている方もいるのではないでしょうか?
しかし、ラバージグは、使い方次第で、さまざまな釣りを楽しめます。

まとめると、ラバージグの使い方は以下の7つです。

    
  • カバー撃ち(フォール&ステイ)
  • カバー撃ち(フォール&シェイク)
  • ズル引き
  • リフト&フォール
  • ボトムバンプ
  • スイミング
  • ジグスト

それぞれ、有効なシチュエーションやシーズンが変わってきますので、現場で状況を判断しつつ使い分けてください!
ぜひ今回の記事をもとに、ラバージグの使い方をマスターしましょう!

 

この記事を書いた人

木村玄のプロフィール写真

バス釣り一筋丸10年
木村玄

 バス、たまにうなぎ、巻物、サイトフィッシング、フィネス、霞ヶ浦・北浦 野池・川・ダム(茨城県)


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