バス釣りカバー撃ちのコツを伝授!カバー撃ち向けタックルも紹介

作成:2019.09.06更新:2021.08.20

釣り上げたブラックバスを持ち上げている

カバー撃ちとはバス釣りにおけるシークレットな釣り方?

自然に出来た野池のフィールド。このような場所にブラックバスは潜んでいる。

僕はバス釣りが大好きなため、頻繁にバス釣りに出掛けていますが、その際のフィールドの特徴としては野池が多いです。バス釣りが人気な理由としては、全国どこでも近くのフィールドでバスが狙えることも理由の一つです。そして、僕のメインフィールドとなる野池では、カバー釣りのような特化した釣りスタイルが良い釣果を導き出すヒントになります。

というのも、僕の釣りスタイルがカバー撃ちであることは、野池でのバス釣り経験がある人であれば想像に難くないかもしれません。カバー撃ちができるポイントが数多く点在する野池は、バスが好む一級ポイントです。そもそもカバーとはバスが身を隠せるような障害物のことを指します。ここで、障害物にはストラクチャーとカバーの2種類があることをチェックしておきましょう。ストラクチャーが主にカケアガリやブレイクラインなどの地形の変化を指している一方で、カバーとは水生植物の影や岩陰、橋脚下などの物理的に身を隠せる物陰となっているポイントを指します。

カバーの釣りはこのように物理的な物陰となるポイントに身を寄せているバスに対して、ルアーやリグなどをメインにバスにアプローチする方法です。カバーに潜むバスは外部からの刺激を受けにくいので、食い気のある個体が多いのが特徴です。そのため、アングラーによる的確なキャストが決まると思い切りバイトしてくる場合が多いです。細かなアクションよりも、どこにキャストするか、どのようにキャストするかが非常に重要な釣りです。巻いてくる釣りとは違い、点の釣りに集中した釣法であることが分かりますね。

また、カバーは通年釣れるポイントにもなります。春先であれば大型個体が体力回復のためじっくりとカバーに付きながら食べれるエサを待ち伏せする傾向があります。夏場においては強い日差しと水温の上昇から身を寄せて、快適な環境を作り出してくれる穴場です。もちろん小魚やエビなどもカバーを好みますので、バスにとっては絶好のエサ場にもなります。秋口になるとオーバーハング(木の垂れ下がったポイント)などに、死に絶えそうな虫が落ちてくるのを待ち伏せするバスが多くなります。冬場は水温を維持しやすい深場の倒木周りなどに付きやすくなり、目ぼしいポイントになります。

どんな状況下でも一定数のバスが付いていることが多いため、カバー撃ちの技術を覚えることでシークレットな釣りを味わえるようになります。次章ではカバーの主な種類と特徴について解説します。

xa0カバーの主な種類

カバーはバスが身を隠れる場所の一つであり、総称です。その上、「カバー」は釣りの情報誌やメディアなどでも多く使われる言葉で、より詳しいカバーの種類について抑えておくと理解も深まります。視覚的にもカバーの主な種類を抑えておくことで、フィールドにおける実践で活かすことができます。

アシ

アシはカバーの種類において、最もバスが好むポイントの一つです。アシは魚が身を隠すのにちょうど良いポイントで、高さのあるアシはバスにとって快適な環境です。夏場は水温の上昇を防ぐポイントであり、冬場は水温を維持する機能があります。

リリーパッド

リリーパッドはヒシモやホテイアオイが群生しており、水底から水面にかけて葉を出します。隠れ場所だらけになるリリーパッドは、わずかな水面にめがけてフロッグやジグを撃ち込むと、エサだと勘違いしたバスが勢いよくバイトしてきます。

レイダウン(倒木)

レイダウン は水中に倒れ込んでいる倒木のことで、大木や枝木の隙間にバスが潜んでいる一級ポイントです。水中に沈んでおり、硬い質感のレイダウン は野鳥などから身を守れるポイントでもあり、バスが好みます。デカバスが溜まりやすく、必ず撃ちたいポイントです。

杭はバスが好むライトなカバーです。フィールドによっては連結して杭が立っていることもありますが、いずれもバスが杭の側にいることが多いです。カバー撃ちといえど、線の釣りでスピナーベイトを杭に当てて釣ることもできます。他方、スモラバのような軽いリグを杭に向かって垂直に落として狙うこともできます。

桟橋

桟橋は船着き場としての役割を担っていますが、桟橋周りはシェードが発生するポイントです。表層の波を遮断する効果もあり、小魚が溜まりやすいので大型バスが回遊しているポイントでもあります。

橋脚

橋脚は硬いコンクリート下がエグれや流れの淀むポイントになっています。ベイトも溜まりやすく、バスにとっても泳ぎやすいポイントです。

ウィード

ウィードはエビモなどの藻を指し、エビを好むバスが待ち伏せをしやすいです。また藻が生成する酸素量が多いことから、バスにとっても居心地の良い環境です。

オーバーハング

オーバーハングは木が覆いかぶさっているポイントで、バスが好んでステイするシェードを形成します。また、木から落ちてくるセミやカナブンなどを待ち伏せしているバスが多く、表層に浮いてるケースが多いです。虫系ワームなどで狙い撃ちすると釣りやすいです。

ブッシュ

ブッシュは水中から飛び出ていたり、岸際の草木が水中に浸かっていたりするヤブを指します。複合的なカバーとも言われ、バスがひっそりと身を寄せています。強めのリグで撃ち込むとバイトが得られやすいです。

以上のように、カバーには様々な種類と特徴があります。そのため、各カバーに沿った釣り方でバスへアプローチしていきたいです。

カバー撃ちのやり方とコツ(あらゆるルアー・リグ共通)

草木が生い茂っているシャローエリア

ここではあらゆるカバー撃ちにおいて共通するやり方からコツ、アプローチの方法まで解説します。

カバー撃ちは目に見える障害物に対しルアーを丁寧に落としてあげる必要があります。理想的なやり方としては1キャストごとに、キャストしたルアーが水中でどのような様子でフォールしているかを連想できるようになることです。つまり、見えるカバーに向けて単にルアーをキャストするのではなく、水中で障害物と絡みながらどのようにバスを誘っているかについて意識を向ける必要があります。カバーにいるバスは活性の高い個体が多いのですが、あまりにも違和感のあるルアー姿勢ですと警戒して捕食にまで至らないです。そのため、基本のテクニックとして正確なキャストをするように心掛けましょう。

カバー撃ちのキャスト距離はせいぜい1-10メートルなので、オーバーヘッドキャストをする必要はないですし、キャスト精度も落ちてしまいます。そこで竿先に意識を向けたピッチングキャストやフリッピングキャストをすることで、数メートル先のポイントへ正確なキャストができるようになります。キャスト後はルアーを垂直にボトムまで落とし、反応が無ければシェイキング、ロッドを上下に振りながら誘います。この連続した動きを繰り返しながら、バスがいそうなカバーを撃っていきます。

重ねて注意しておきたい点はカバーを撃つ順序です。カバー撃ちをしていると撃ちたいポイントが複数箇所出てきます。そして、撃ちたいカバーが少し遠くのカバーになる場合もありますが、まずは足元のカバーから撃っていきます。理由としては、足元のカバーにもバスが潜んでいる可能性があるからです。仮に、遠くのカバーでバスを掛けてしまうと足元を撃つ前にバスがヒットしてしまい、足元のバスにプレッシャーを与えてしまいます。釣れるバスの数を増やすためにも、足元から徐々に遠くのカバーにルアーをキャストするようにしましょう。

ロッドとリグとワームなどタックルの選び方

ベイトリールとロッドとリグ

カバー撃ちとは読んで字のごとく、カバーに付いているバスを攻略するために障害物にルアーを撃ち込む釣り方です。カバー撃ち用のタックルは各カバーの種類によって変わり、カバー釣り専用のタックルがオーソドックスに対応できるタックルです。一部、オーバーハングや巻物で線の釣りをする場合は例外になります。

ロッドのおすすめの長さとベイトリールについて

カバー撃ちで使用するタックルはロッドとベイトリールのバランスが肝になります。ロッドはMH-Hクラスの硬さを使用し、長さはヘビーなカバーになるのであればスナッグレス性能を高めるために8ftクラスのロッドを使用します。

また、ベイトリールは1回転当たりの糸巻き量が多く、キャスト回収が早く行えるハイギア、エクストラハイギア仕様を使用しましょう。他にもカバー釣り用のリールを選ぶ際には、スプール口径が広めで、太めのラインを巻けるものがおすすめです。

ロッドは最低でも7ft、ヘビーカバー周りを攻めるのであれば8ftクラスの長めのロッドが良いです。ロッド感度を重視し、カバーにおいてもバイトを取りやすいロッドを選びましょう。

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ギア比の高さ、ドラグ力の強さを重視したベイトリールがカバー撃ちにおいてアドバンテージをもたらします。

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ラインは耐摩耗性の強いフロロラインがおすすめで、太さは16lb〜25lbになります。ライトなカバーでは太すぎるラインはバスに見切られやすいですが、根がかり負けしてしまうこともあります。ちょうど良いラインの太さは、カバーの状況を見ながら決めたいです。

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ルアーとリグはカバーの特徴に合わせて選ぶ

バス釣りのカバー撃ちで使用するタックルのうち、ルアーやリグは各カバーの特徴に沿って選択します。カバーにはアシやレイダウンのように障害物が多いヘビーカバーとブッシュやウィードのように軽めのライトカバーの2種類があります。

いずれも障害物をすり抜けながらしっかりとボトムに着底するルアーが最適です。打ち物はラバージグやテキサスリグなどをメインに使用します。ポイントに合わせてルアーの重さを決めることで、反応の良いルアーを見つけることができます。ただし、ライトカバーなどではライトテキサスリグやスモラバなどのフィネスな釣りを展開する必要もあります。

ドライブクローはテキサスリグ、ラバージグ のトレーラーなどカバー撃ちで汎用性の高いワームです。自分に合った信頼できるワームやリグを見つけられると、カバー撃ちに自信を持てますよ。

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ベイトフィネスで攻略するカバー釣りが実は熱い

カバーの釣りは巻物用のルアーの操作方法とは違い、ピンポイントにキャストする技術が求められます。ゆえに、カバーの釣りにおいてはベイトタックルを用いた釣りはアンダーキャストやフリッピングキャストで的確なポイントにルアーを送り届けることができます。ですが、カバーの濃さが軽めの場合はフィネスな釣りで攻めた方が効率的にバスを誘えます。この際に、従来ではスピニングタックルで軽量なルアーをキャストしていましたが、キャスト技術が難しいため上級者向きでした。そこで昨今、より軽量なルアーでもキャスト出来るようにベイトフィネスタックルが考案されました。新たなジャンルの釣り方として確立されており、軽量なスプールが搭載されたベイトフィネス専用のベイトリールや感度の高いロッドを使用します。

ベイトフィネス用のロッドは軽量かつ、ガイドを多く取り付けることで軽量ルアーのキャスト性能を高める機能があります。軽快な取り扱いができるベイトフィネスロッドでライトリグを操作してみましょう。

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ベイトフィネス用のリールはシマノから発売されているアルデバランMGLが安定しています。マグナムライトスプールと呼ばれる軽量化したスプールは軽いルアーでもしっかりとスプール回転します。それに、シャロースプールなためバックラッシュも起きにくいです。これ一つで十分にベイトフィネスの釣りが実現できます。

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ラインは6lb-12lbを目安に使用しますが、各自の使用ルアーによって変えていきます。1-2gであれば6lb、3-6gであれば8lb、7-10gであれば10lb、のようにグラム数によってラインの太さを変えていきたいです。細いけどもカバーから無理なくバスを引きずり出せる太さを選びたいところです。

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カバー撃ちのやり方を覚えて多くのバスをキャッチ

ラバージグで釣り上げたブラックバスとタックルを地面に置いた2ショット

今回はカバー撃ちにおけるバス釣りについて詳しくご紹介しました。カバーはバスが身を隠せる場所ゆえに、一定数のバスが好むポイントになっています。フィールドにおいてオープンフィールドを狙ってみたけど全然釣れない時、カバーを撃つと連発するなんてことは頻繁にあります。釣れるカバー、釣れないカバーを発見しながら短距離での駆け引きを楽しむのは、カバー撃ちの醍醐味です。

どうしても複雑な障害物が絡むカバー撃ちを攻略するのは難しいと感じてしまいがちですが、タックルバランスさえ間違わなければ釣果へと繋がります。宝探し感覚でバスのいそうなカバーを見つけてみましょう。

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