コスパが高いアジングリールの選び方!価格別アジングリールを選ぶときに見るべきポイント
作成:2021.07.13更新:2021.08.20
目次
アジングリールを選ぶ際、コスパが高いリールが良い。そう思う方は多いのではないでしょうか?「コスパ」と聞くとつい安さをイメージしてしまいがちですが、それは間違いです。「コスパが良い」というのは掛けた値段以上に成果を得られることなので、安いという理由だけでリールを選んでしまうと「ただ安物を買っただけ」になってしまいます。今回は価格別にコスパの良いアジングリールを選ぶときに見るべきポイントを解説しますのでぜひ参考にしてください。
1万円以下でのコスパの良いアジングリールの見つけ方
1万円以下でアジングリールを選ぶ際に見るべきポイントは
- 細いラインが扱える精度があること
- ドラグ性能が良いこと
の2点です。
細いラインが扱える精度があること
アジングで使うラインは他の釣りに比べるとかなり細いです。細いラインは巻き取り精度の低いリールではきちんと巻き取ることが出来ず、ぐしゃぐしゃになってしまいます。それでは釣りにならないので必要最低限の巻き取り精度を有したリールを選ぶ必要があります。
ドラグ性能が良いこと
上でもお話した通り、アジングでは非常に細いラインを使います。つまりドラグが機能しないとラインは簡単に切れてしまいます。したがって必要最低限のドラグ性能を有したリールを選ぶ必要があります。
上記2つのポイントを満たすアジングリール
精度やドラグ性能はカタログスペックで判断することが出来ないので、「そんなこと言われても分からないよ」と思う方も多いと思いますのが、選び方は簡単です。ダイワ・シマノの5,000円以上のリールであれば問題ありません。
1万円以下でコスパの高いリールを選びたい場合は、先程説明した2つのポイントを満たす中で最も安いリールを選べば良いのです。
3万円以下でのコスパの良いアジングリールの見つけ方
1万円から一気に3万円まで飛びましたが、これは1万円~3万円のリールは値段に違いはあれど重要視するポイントは同じだという事を意味します。3万円以下のリールを選ぶ際に見るべきポイントは先程説明した2つに加え、
- 軽量であること
- レスポンスが良いこと
があげられます。
軽量であること
軽量ロッドを使うアジングでは、リールも軽量にしておきたいところです。一般的に、軽いほうレスポンスが良く、感度も良いです。
レスポンスが良いこと
レスポンスと言われると難しく感じるかもしれませんが、要は動かしやすく、止めやすいかという事です。巻く・止めるを繰り返すアジングでは非常に重要な要素になります。
上の条件を満たすアジングリールの見つけ方
重量はカタログで、レスポンスは実際に触ってみることで分かります。もし触ってみて違いが分からなくても問題ありません。「違いが分からない」という事は言い換えれば「どれでも良い」という事です。違いが分からないのに高額なリールを買う必要はありません。
ライターが選ぶハイコスパアジングリール5選!
ライターがコスパが高いと判断するアジングリールを5台ご紹介します。
セドナ(シマノ)
アジングに必要な基本性能をしっかりと有していることに加え、シルキーな巻き心地でガタやノイズも少ないです。実釣性能は上位機種のナスキーやサハラとほぼ同レベルと言って良いです。
レガリス(ダイワ)
アジングに必要なドラグ性能や精度を有していることに加え、このクラスの中では非常に軽量で軽い巻き心地です。1万円以下で買えるリールの中ではレスポンスはダントツでトップです。
アルテグラ(シマノ)
マイクロモジュールギアⅡ・サイレントドライブ・ロングストロークスプールなどシマノが誇る最新鋭のテクノロジーが搭載されたリールの中で最も安価です。多くの方は目隠しして渡されたら上位機種との区別をつけることは難しいでしょう。
ヴァンフォード(シマノ)
ハイエンドリールと同レベルの軽さを誇ります。レスポンスの良さ、巻き心地の良さ、飛距離などは申し分ありません。相当レベルアップしない限りこれ以上のリールは「必要」ないでしょう。(これ以上のリールが「必要」もしくは使いこなせるレベルとは、樹脂ベースのリールと金属ベースのリールでは得られる情報量が違うという事を理解し、感じられる程度のレベルです。
MGXtreme(アブガルシア)
マグネシウムベースで作られたリールの中で最も安価なリールです。リールから得られる水中の情報量や大きさは樹脂ボディとは一線を画します。詳しくはこちらをご覧ください。
コスパの高いリールでアジングを楽しもう!
突き詰めれば高額になるアジングリールですが、アジングは比較的安いリールでも楽しめる釣りです。コスパの高いアジングリールを選んでより良いアジングライフを!