2022年発売(予定)の最新スピニングリール一覧

作成:2022.02.04更新:2022.08.09

2022年1月、釣りフィスティバルにて2022年発売予定の新製品が発表されました。本記事では今年発売予定の最新スピニングリールを紹介していきます。

SHIMANO(シマノ)

ステラ

シマノリールの最高峰「ステラ」が2018年から4年ぶりにリニューアルされました。シマノ製スピニングリールで最高峰に位置するリールということもあり、発表前から大きな話題となっていました。

22ステラはインフィニティドライブ・インフィニティクロス・インフィニティループなど新しいテクノロジーが追加され、パワー・飛距離・ドラグ性能・ギア強度が更にUPしました。更にラインの弛みを抑えライントラブルを防ぐアンチツイストフィン、ドラグ耐久度を高めるデュラクロスが搭載され、それに加えシマノが誇る高性能スプールAR-Cスプールが新形状になりました。

サハラ

シマノのエントリー機として根強い人気のある「サハラ」も、前作の18サハラから4年ぶりとなるリニューアルです。22サハラは前作に搭載されていたAR-Cスプール・HAGANEギア・Gフリーボディ・Xシップに加え、最新鋭のテクノロジーであるサイレントドライブが搭載されました。更に供回り式ハンドルからねじ込み式ハンドルになったことで巻き心地とパワーが向上しています。

BB-X RINKAI SP(BB-X リンカイ スペシャル)

チヌ専用の小型レバーブレーキリールである「BB-X RINKAI SP」は2015年に産声を上げました。それから7年経った2022年の今年、新しいモデルとなる「1700DXXG」がラインナップされました。今作では15モデルと比較をして、ギア比が高い事が大きな違いと言えます。これにより手返しがよくなるので、より軽快にチヌフカセゲームを楽しむことができるでしょう。

キススペシャル 45

キススペシャルといえば、シマノの「投げリール」ジャンルの中で最高峰に位置するリールです。キススペシャルシリーズでは「16 スーパーエアロ キススペシャル」が今までの現行モデルという捉え方もありますが、シマノ公式動画内で日置 淳さんが「11年ぶりにモデルチェンジ」と仰っていたので、「11 スーパーエアロ キススペシャル コンペエディション」の後継機ということになるでしょう。

今回のモデルチェンジの大きなポイントは、スプールのストロークサイズが45mm仕様であるということでしょう。また、インフィニティードライブ・サイレントドライブといった機能が「投げリール」に搭載されたのは、今回の「キススペシャル 45」が初となります。

ステラSW

2019年、2020年にリニューアルされたステラSWですが、10000番だけは不在でした。そして2022年、待望の10000番手である「10000HG」が発売予定となっています。

ソアレ XR

ソアレCI4+の後継として昨年の2021年にNewブランドとして発売された「ソアレ XR」。遅れる形で、番手が500番の「500SPG」が2022年に発売予定です。

BB-X ハイパーフォース

2022年10月〜11月にかけて新しくランナップされます。2020年モデルでは低い番手のラインナップのみとなっているので、2017年発売の「17BB-X ハイパーフォース」のリニューアルとなります。

DAIWA(ダイワ)

イグジスト

ダイワ汎用リールの最高峰「イグジスト」も2022年、シマノの「ステラ」と肩を並べてアップデートしました。

前作に引き続き、マグネシウム製のモノコックボディが搭載されていることはもちろん、今作の22イグジストはエアドライブデザインという考えの元設計されており、18イグジストよりも更にハイレスポンスになりました。また、新スプール「エアドライブスプール」の搭載によりライントラブルも軽減されます。

シマノのステラと同様に、2022年に大注目されているリールです。

カルディアSW

かねてより人気のある「カルディア」。その派生モデルとして「カルディア SW」が発売されます。「SW」シリーズといえばシマノリールが連想されますが、昨年2021年にもダイワは「セルテート SW」をリリースしていますし、SWという表記はないものの、オフショア特化モデルの最高峰「ソルティガ」も有名です。

すなわち、カルディアSWはロックショアやオフショアを主戦場とする高耐久の大型リールで、中〜上級者向けのモデルと言えるでしょう。

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トーナメント ISO LBD

ダイワの磯用レバーブレーキリールのフラッグシップとして磯釣り上級者に愛されているモデルです。2018年から4年の時を経て、2022年の秋に生まれ変わります。

TAKAMIYA(タカミヤ)

DINOWVE(ディノーヴ)

釣具量販店「釣具のポイント」を展開している会社「タカミヤ」は、釣具のオリジナルブランド「TAKAMIYA」展開してます。そのTAKAMIYAブランドのスピニングリールは、コストパフォーマンスに優れていることで有名です。

それとは別に、確かな技術力を持っていながら、遊び心と異端性の高いリールを創出する「OKUMA(オクマ)」という国外釣具メーカーが存在します。

そんな「コスパのTAKAMIYA」と、「異端児のOKUMA」がコラボレーションし、耐久性の高いソルトウォーター特化型リール「DINOWVE(ディノーヴ)」が発売されることになりました。

特筆すべきは、やはりその「軽さ」でしょう。今回4000番、5000番、6000番のラインナップとなりますが、他メーカーの同一番手と比較をすると、この軽さを保持してるリールはどれもハイエンドモデルのクラスに部類されます。

DINOWVEは安価でありながら、「軽量性」と「耐久性」に優れた、非常にコストパフォーマンスの高いリールであると言えます。正直、日本の2大釣具メーカーに埋もれてしまっているような印象は否めないですが、2022年話題となるスピニングリールのダークホースと言えるでしょう。

2022年後半はダイワの快進撃にも期待

2022年は、国内スピニングリール市場の2大巨塔「シマノ」「ダイワ」が誇るハイエンドモデルがリニューアルしたという事もあり、例年に増して注目度が高いです。

下記が昨年発売されたアップデートリールブランド数の比較です。

発表時期 ダイワ シマノ
2021年 前半 8 5
2021年 後半 2 5
2022年 前半 2 6
2022年 後半 1 1

2022年の後半には、ダイワのスピニングリールも順次アップデートされていくことを期待したいですね。今後も新リールが発表されたタイミングで本記事を順次更新していきます。

この記事を書いた人

釣りクラウド編集長
ヤギング

 メバル、青物、タチウオ、シーバス、アオリイカ、メバリング、エギング、ライトショアジギング、穴釣り、三浦半島(神奈川)、横須賀沖(神奈川)、富津(千葉)、館山(千葉)、二級小型船舶操縦士

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