オフショアに限らず釣りをする上で、雨天時の釣りは付き物です。なるべく雨天時は避けたいと考える人が多いと思いますが、どんなに注意していても通り雨や天気予報が外れることで雨が降ってくることはありますので、レインウェアはオフショアジギングでは必要不可欠なアイテムです。
また近年では、撥水・防水性、透湿性がある安価なウェアも販売されていますので、最初の1着としては問題ありません。しかし土砂降りの際は安価なウェアでは雨が滲み出してくることもあります。どんな天候にもおすすめ出来るのが、高い撥水・防水性、透湿性を備えたゴアテックス素材が採用されているレインウェアです。少々値段が高いですが、土砂降りでも雨が滲み出してくることもなく、また耐久性も高い為、長く安心して使用出来ます。
当然ではありますが、釣りをする上で釣り具メーカーのウェアを検討する方も多いのではないでしょうか。確かに釣り具メーカーから販売しているウェアは釣りがし易い設計になっており、通気性などの性能も良く、快適に釣りが出来ます。
しかし性能面で見ればスポーツメーカーや登山・アウトドアメーカーのウェアも同様におすすめ出来ます。むしろアウトレットやセール時は安価に購入出来る場合も多く、デザインも多い為、自分好みのを選択し易くなります。またレインウェアに関しても、登山・アウトドアメーカーのものも品質も良く、ものによっては低価格で購入出来る為、若い人を中心に釣り具メーカー以外の製品を使用するアングラーも多くなってきています。
オフショアジギングに限らず釣りをする上で、ライフジャケットは自分の命を守る上で必要不可欠なアイテムです。またオフショアジギングでは国土交通省の認定を受けた桜マーク認証が取れている「TYPE A」の使用が義務付けられています。この点を怠るといざと言う際に命を危険にさらす他、船長にも罰則等が課され迷惑を掛けることにもなりますので、必ず着用しましょう。ライフジャケットは様々なタイプがありますが、個人的には腰巻きタイプが邪魔にならずおすすめです。上半身に着けるタイプの方が、いざと言う際に安全性が高いと言われていますが、夏場等は体温が逃げにくく熱中症になる危険性があります。用途に応じて最適なタイプを選びましょう。
海上では陸にいる以上に日差しが強くなりますので、特に夏場は紫外線から目を守る意味でも偏向グラスは必須アイテムです。また紫外線から目を守る以外でも、余計な光を遮断してくれる為、浅場では水中が見え易くなり、魚の姿やベイトの姿も確認し易くなります。その他ジギング以外にキャスティングもやる際には、ルアーが飛んできた場面などにも物理的に目を守ってくれますので必ず着用する様にしましょう。
釣りに限らずアウトドアシーンでは直射日光から頭部を守る意味でも帽子は必須アイテムです。特に夏場の酷暑時の海上は遮る物が全く無い為、陸とは比べ物にならない直射日光がきつく熱射病なども非常に多いです。またキャスティングゲーム時は、釣り人が他のアングラーや自分の頭にフックを掛けてしまう事故も少なくありません。陽光やフックなどの物理的なダメージから守る意味でも帽子は出来るだけ着用しましょう。
ここまでオフショアジギングの服装についてご紹介してきましたが、正直にお伝えすると「これが正解!」と言うものはありません。個人的にジーンズで釣りをしている方も見たことがありますが、その服装で慣れていればその点は個人の自由です。最低限の安全や性能を意識してご自身に合う最適な服装をアレンジしてみて下さい。
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