ヒラメをショアジギングで狙うなら、人気急上昇中のライトショアジギングゲームがオススメ!

作成:2021.03.15更新:2021.08.20

ヒラメ

ライトショアジギングの魅力

堤防や磯場、サーフ等から多くの魚が釣れることもあり、近年人気急上昇中のライトショアジギング。この記事では高級魚として知られるヒラメを、そのライトショアジギングで釣り上げる方法について解説をしていきます。まずはライトショアジギングの特徴や魅力について見ていきましょう。

ライトショアジギングは手軽に始められる

ショアジギングと言えば重いメタルジグをフルキャストして力の限りシャクリ続けると言う様なイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。ライトショアジギングはそんなイメージとはかけ離れ、主に40gまでのメタルジグを使用し、専用タックル以外でもシーバスタックルでも出来る非常に手軽なゲームです。また最近ではシャクらず巻くだけの釣法もあり、初心者を始め体力に自信のない方や女性の方にも簡単に始められ、非常に幅の広い方にオススメできます

ライトショアジギングセット

場所を選ばないライトショアジギングの魅力

従来のハードなショアジギングでは、青物や回遊魚をメインターゲットとして地磯や沖磯など限られたエリアで行うことが多かったのですが、ライトショアジギングでは青物以外でもヒラメやマゴチと言ったフラットフィッシュやイサキ、真鯛、根魚等幅広い魚がターゲットとなります。

またサーフや堤防等、エントリーし易いポイントがメインの釣り場となり、比較的足場が良いポイントが多いのがこの釣りの特徴です。サーフの場合は、シチュエーションによってウェーダーが必要になることもありますが、基本的には身軽な格好で釣りを行える敷居の低い釣りである点も人気の出ている理由の一つと言えます。

ライトショアジギンガーを虜にする、狙える魚種の豊富さ

青物メインで狙うショアジギングと比較するとターゲット魚種を広げ、フラットフィッシュや根魚、鯛と言った幅広い魚が釣れ、ルアーフィッシングでターゲットとなる魚種の殆どが狙えるのがライトショアジギングの魅力です。青物が回っていない時間帯でも狙うターゲットを臨機応変に変えるながら釣りができるのも、一口サイズのメタルジグを使うライトショアジギングならではでないでしょうか。また近海で釣れる魚の半数以上は食べても非常に美味しい高級魚ばかりなのもこの釣りの特徴の一つです。

ヒラメを狙うライトショアジギングに必要なタックルは?

それでは、ライトショアジギングでヒラメを狙うにはどの様なタックルが必要なのでしょうか。ここではロッドやリールに加えその他必要な道具等をご紹介していきます。

ロッドはヒラメの釣果を左右する重要な釣具

ライトショアジギングのロッド

ライトショアジギングは飛距離が釣果を左右する重要な要素となります。一般的には10ft前後tの長さが良く使用されており、扱い易いです。またヒラメは青物の様にメタルジグをシャクリあげている最中にヒットすることは少なく、基本的にフォール中にバイトしてくることが殆どです。バイトの方法もシーバスの様な吸込みによるバイトではなく、噛み付きによるバイトである為、特に繊細なティップのロッド等は必要ありません。ヒラメに特化し狙うのであればメタルジグをより柔らかなアクションで誘える様、少し柔らかなアクションのロッドがより扱い易いですが、汎用的なロッドで何ら問題ありません。

ライトショアジギングに最適なリールとは?

ライトショアジギングのリール

青物等の引きが強烈な魚がヒットすることもあるライトショアジギングゲームではリールの巻き取りパワーや剛性も必要になってきます。一般的にはシマノ、ダイワ共に4000番クラスのサイズのリールで、パワーがあり、耐久性、ドラグ性能が充分なものをオススメします。1万円程のリールでも問題無く使用出来ますが、耐久性に劣ることが多い為、ジギングの様なリールに負荷の掛かる釣りでは、早期にゴリ感や不具合が発生し易くなります。リールを検討する際は、剛性やパワーを謳ってるリールをオススメします。

ヒラメを狙う人におすすめのライン選び

ヒラメに限らすライトショアジギングゲームでは、ルアーの飛距離が重要になってきます。遠投性能を意識するとPE1~1.5号クラスのラインが最も扱い易くオススメで障害物が少なく無理なファイトをする必要が無いエリアでは1号クラスを、岩などの障害物があり多少強引なファイトが必要なポイントでは1.5号クラスのラインを選択すると間違いがありません。リーダーに関してはポイントに応じ、20~30lb程のナイロン製リーダーがオススメです。

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メタルジグの選び方

ヒラメに限らずどの魚種でもルアーの選択は非常に重要な要素となってきますが、先程もご紹介した様にヒラメのバイトはフォール中が殆どです。その為、メタルジグの選択もゆっくりとフォールするセンターバランスタイプのものをオススメします。ライトショアジギング用の40gまでのメタルジグは通常、フックが標準装備されているものが殆どですが、必ずフロントフックとリアフック双方が付いている物を選択しましょう。フロントとリアのフックを装着することで、メタルジグのフォール姿勢が良くなり、よりゆったりとフォールする他、フッキング率も上がり、ヒラメ以外の魚もヒットし易くなりますので、ぜひリアフックを装着することをオススメします。

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ライトショアジギングに必要な物、便利な物

ライフジャケットはショアジギンガーのマナー!

ライトショアジギングのライフジャケット

自然を相手にする以上、予想外のことが起こる可能性は少なからずあります。穏やかな日でも前日のウネリやタイミング次第で時に高い波が来たり、足場が安定している堤防でも足を滑らせ落水する可能性もあり、ライフジャケットは必要不可欠です。泳ぎが得意な人でも着衣状態で泳ぐのは容易ではなく、また磯場やテトラ帯等では波や潮流が渦巻いていることが多く、一度これに飲まれるとライフジャケット無しで浮上することは可能性として非常に困難になります。自分の命を守る為にも必ずライフジャケットは着用しましょう。

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悔しい想いをしないためのランディングネット

ご紹介してきた通り、ライトショアジギングでは思わぬ大物がヒットすることも珍しくありません。サーフ等のポイントでは波に合わせズリ上げればいいですが、堤防や地磯などズリ上げが不可能なポイントではランディングネットは必要不可欠です。ランディングネットを選択する際は、ワンサイズ大型の物を用意することで一人での釣行の際も、比較的容易にランディングできますので、持ち運びが可能なサイズでなるべく大きなものを用意することをオススメします。

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あると便利な小物類

プライヤー、ナイフ

ナイフ

ライトショアジギングに限らずルアーフィッシングを行う上で、プライヤーは魚からルアーを外したりする際に殆ど必須なアイテムです。ヒラメを狙ってもサワラや時にタチウオ等も釣れることもあり、これらの魚は歯も非常に鋭く、触れるだけで流血することになりかねません。また魚が暴れた際に手にフックが刺さる事を防ぐ為、必ず用意しましょう。

その他にも釣った魚を美味しく食べる為に、フィッシュナイフは有って損はないです。釣りあげてから、何もしないと魚の体内に血や内臓が残り、ここから劣化していきます。ナイフがあれば血抜きや内臓処理もできますので、非常にオススメです。ただしナイフに関しては、常時車内などに入れておくと銃刀法違反になりますので、釣行時のみ持ち運ぶ様にしましょう。

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偏向グラス

偏光サングラス

サングラスではなく偏向グラスを使用するメリットは大きく2つあり、一つ目は何と言っても反射光を抑え、水中の様子が非常に見易くなることです。これにより水中にある障害物の状況やベイトフィッシュとなる小魚の存在を明確に確認でき、釣りに反映することで釣果アップに繋げられます。

次のメリットとしては、安全面として目の保護が出来る点です。特に夏場は直射日光が非常に強くなり、無対策であると陽光による目へのダメージは非常に大きなものになります。偏向グラスを装着することで、紫外線等のダメージや時にルアーが跳ね返って戻ってくる際の物理的な目の保護も出来ますので出来る限り使用する様にしましょう。

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フィッシュグリップ

フィッシュグリップ

先程もお伝えしましたが、ヒラメやサワラ等は歯が鋭い為、釣り上げた際にフィッシュグリップあると非常に便利です。また歯以外にも、釣り上げた魚が暴れた際のフックが刺さることの防止やエラ蓋が鋭いシーバス等の魚も安全に持てるので、出来る限り持参する様にしましょう。

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ヒラメを釣るための条件、ジグアクションとは?

ヒラメはフィッシュイーターです。見た目からはイメージできませんが、ベイトフィッシュを求め回遊し、時にベイトを追い水面までジャンプすることもあります。ヒラメを釣るにあたり、イワシやアジ等のベイトフィッシュの有無を確認しましょう。

またヒラメはメタルジグを使用した釣りでは、フォールでのバイトが殆どです。オススメのアクションとしては底を取りながらリフト&フォールやワンピッチジャークからのロングフォールが非常に有効となります。その日の魚の活性を見極めて、スローアクションかハイピッチアクションのどちらがいいかを色々試しながらやってみることをオススメします。

その他の魚を狙うジグアクション

青物向けのジグアクション

ショアジギングで釣ったイナダ

ヒラメと並びライトショアジギングゲームで人気のターゲットであるイナダ、サワラ等の青物と呼ばれる回遊魚たち。ヒラメやシーバス等よりも更に遊泳力が高く、ベイトフィッシュを非常に積極的に追いかけまわします。その日の活性にもよりますが、ロングフォール等の比較的スローなアクションよりワンピッチジャークやジャカジャカ巻き等の速いアクションに良く反応してきます。またナブラと言って水面までベイトフィッシュを追いかけている状況では、スローなアクションではルアーを見切ることもありますので、まずは速いアクションで試してみて下さい。

五目狙いのジグアクション

キジハタ

主に堤防や地磯等で狙う根魚やハタ類、真鯛、シーバスなど五目狙いで釣りを行う場合は、青物の様なハイピッチなアクションではなく、どちらかと言うとヒラメを狙う様なフォール主体のアクションやリールを半巻きでジャークするハーフピッチジャークやタダ巻き等が有効です。根魚やハタ類は表層までルアーを追ってくることは少ないですので、底から5m程を中心に狙うと釣れ易く、真鯛等は底~表層まで回遊しています。大雑把で構いませんので、どの様な魚を釣りたいか、またそのエリアがその時期にどんな魚が釣れているかを意識することで釣果アップが期待出来ます。

ヒラメを釣るならライトショアジギングが一番楽しい!

ショアジギング

ライトショアジギングの最大の魅力はターゲット魚種以外にも様々な魚が釣れる点です。目標であるヒラメを狙いながらも時にブリや真鯛、サワラ等の高級魚が釣れることも珍しくなく、またミノー等のハードプラグとは異なり、メタルジグを生きた魚の様に自分自身でアクションし、食わせる瞬間は独特の嬉しさがあります。手軽なタックルで始めらるので、ぜひ一度お持ちのタックル等で挑戦してみて下さい。

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 マグロ類、青物、シーバス、ヒラメ、トラウト類、オフショアジギング、オフショアキャスティング、ショアジギング、サーフフィッシング、ワイルドトラウト、相模湾、房総半島(外房、南房)東京湾奧、中禅寺湖、1級小型船舶免許


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