ライトゲームでメタルジグは万能選手!初心者も手軽に楽しめる
作成:2019.09.08更新:2021.08.20
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ライトゲームはアジやサバ等の小型回遊魚やカサゴ、メバル等の根魚をお手軽に狙う事が出来るスタイル。ショアジギングの様に重いメタルジグを使用しないので、子どもや女性でもアジングなどを楽しめることが大きな魅力です。ライトゲームでの代表的ルアーと言えばジグヘッドリグですが、ワームの刺し方が釣果に影響を及ぼす事もあり初心者の方には難関なポイントでもあります。今回はワームを刺さなくても使用出来るメタルジグをご紹介します。使い方もとっても簡単なので、初心者の方は必見!メタルジグの魅力からおすすめロッドまで早速チェックしていきましょう。
そもそもメタルジグとはどんなルアー?
メタルジグはショアジギングでお馴染みとなっている鉛で出来たハードルアーの事を指します。小魚を模して作られている事がほとんどですが、涙の様な形状をしたメタルジグも存在しています。鉛で作られているため比重が重く、ボトムを取りやすかったり風の抵抗を受けにくかったりと数多くのメリットを持っている事も人気のポイント。鉛ではなくタングステンで作られたメタルジグも人気を呼んでおり、多くのアングラーから愛されているルアーです。
ショアジギングでは40gや60g等、重量の重いものを使用しますがライトゲームでは1~10g程度のものを使用します。そのためアングラーへの負担が少なく、子どもや女性でも楽しんで使って頂けますよ。
ライトゲームでメタルジグを使うメリット
ライトゲームではジグヘッドリグ主体の釣りが人気ですが、メタルジグを使うメリットを知ればきっと使いたくなること間違いありません!ここからはライトゲームでメタルジグを使うメリットについてご紹介します。
メリット①風の抵抗を減らして遠投が可能になる
ライトゲームで使うルアーは軽いものでは0.4g、少し重量のあるものでも3g程度です。このウエイトのジグヘッドリグでは風の抵抗を受けやすく、飛距離を稼ぎにくいなんて事もしばしば。こんな状況でもメタルジグであれば、比重の重さを利用して遠投が可能になります。ワームの様にばたつく事もないため余計な風の抵抗を生まず、飛距離を稼ぐ事に貢献してくれます。ソルトルアーのジャンルにおいて飛距離を稼ぐ事はとても重要なポイント。ライバルアングラーよりも遠くにキャストする事が出来れば、その分まだ誰も攻めていないポイントを探っていく事が可能となりますよ。
メリット②比重の重さによりボトムを取りやすくなる
ライトゲームで使われるルアーはどれも軽量なものばかり。そのため沈むスピードが遅くなり、ボトムを取ることが難しい事もよくあります。海には潮の流れがあるため、潮の抵抗を受けやすいジグヘッドリグではなおの事ボトムを取りにくくなります。メタルジグは鉛製です。比重の重さのため、沈下スピードが速くなります。ライトゲームで使用するメタルジグは非常にコンパクトなサイズなので潮の抵抗も受けにくく、ボトムを取る事がとてもやりやすいですよ。
メリット③マイクロベイトを捕食しているフィッシュイーターに強い
皆様は「マイクロベイトパターン」という言葉を聞いたことがありますか?マイクロベイトパターンとは小さな小魚をフィッシュイーターが捕食している時の状況を指します。この様な状況の時はライトゲームでのメタルジグが非常に強く、小型の魚を狙っているはずが大きいシーバスが食ってきたなんて事も十分にあり得ます。この様な状況になれば青物狙いのショアジギンガーにはアタリがなく、こちらだけ食ってくるという夢のある状況にもなりますよ。
メリット④対象魚を選ばない万能性
ショアジギングで狙う魚と言えば青物やタチウオ等ですが、ライトゲームでメタルジグを使えば対象魚を選ぶ事がありません。
- アジ
- サバ
- イワシ
- カサゴ
- メバル
- ベラ
- クロダイ(キビレ)
- タチウオ
- シーバス
- グレ
もちろん、これ以外にも釣れる魚はありますが海釣りをする上での代表的な魚はほとんど狙えます。何が釣れるか分からないワクワクとした気持ちを味わいたいアングラーには、メタルジグをぜひとも使って頂きたいです。
ライトゲームでメタルジグを使うデメリット
ライトゲームで使うメタルジグのメリットについてご紹介してきましたが、デメリットも存在します。デメリットと聞くと使いたくないという気持ちになるかもしれませんが、デメリットをしっかりと理解しておくことで釣果アップに繋げる事も可能となります。早速チェックしていきましょう。
デメリット①ボトムを取っていくため根掛かりしやすい
メタルジグを使う釣りではボトムを取ることが重要なポイントとなります。ボトムを取るという事は根掛かりのリスクが高まってしまうという事にもなってしまうのが怖いポイント。実は根掛かりのリスクを減らすコツがあり、着底と同時にすぐにロッドをしゃくり上げる事です。ボトムを取って根掛かりするパターンでは、着底してもそのままにしてしまう事がほとんど。着底したメタルジグが海底で流されてしまい、引っかかってしまうというのが多くを占めます。着底してすぐにロッドをしゃくり上げる事で流される前に海底から引き離す事が出来るので、ぜひ知っておいて欲しいポイントです。とはいえ最初はやはり根掛かりは避けられませんので、慣れるまでは同じ種類・サイズのメタルジグを2つ、3つ予備として常備しておくことも上達の秘訣です。
デメリット②時間帯によってはまったく釣れない事がある
メタルジグはよく釣れるルアーですが、時間帯を考えて使用する事が重要です。お昼を過ぎていたり夜中だったりすると魚の活性が落ちて、メタルジグに見向きもしない事は非常によくある事。もちろん、100%釣れないという事はありませんがおすすめは出来ません。メタルジグが活躍する時間帯は朝マズメ、夕マズメの時間帯で魚の活性が高い状況です。マズメの時間帯は魚がエサを食べるために活性が高くなっているので、メタルジグへの反応が非常に良いです。特にアジやサバなどの小型回遊魚には効果てきめんで、1投1匹なんて状況も珍しくありません。マズメの時間帯はぜひメタルジグを使ってみてください。
ライトゲームにおけるメタルジグを使った釣り方
ライトゲームにおけるメタルジグを使った釣り方は様々ありますが、どれもとても簡単です。初心者の方でも簡単に使う事が出来るのがメタルジグの嬉しいポイントなので、早速チェックしていきましょう。
1. ショアジギングの様にワンピッチジャーク
メタルジグと言えばショアジギングですが、ショアジギングでよく使われるアクション方法がワンピッチジャーク。メタルジグをキャストしてボトムを取った後、ラインを張った状態にしてロッドをしゃくります。その際にリールを1巻きし、しゃくる動作と巻く動作が同時になる様に意識する事がポイント。中層まで巻き上げてきたらもう1度ボトムを取り直し、同じ様にワンピッチジャークを行えば問題ありません。慣れてくるとリールのハンドルに手を添えているだけでワンピッチジャークが出来るので、ぜひマスターしてみましょう。
ショアジギングの様にワンピッチジャークをしますが、1つ覚えていただきたいのが激しい動きは基本的にはNGです。あまりにも激しい動きだと魚が追いきれなくなったり違和感を覚えたりしてしまいます。ライトゲームでメタルジグを使う場合は軽い力でワンピッチジャークを行い、ゆっくりとした動きを意識する事が大切です。1秒に1アクションのスピードでも問題ないので、リラックスして挑戦してみてくださいね。
2. ウォブリングアクションを生むただ巻き
メタルジグを操作する上で最も簡単な方法がただ巻きです。ただ巻きとはその名の通り、ただリールを巻くだけの非常にシンプルなアクション。ただ巻くだけだと釣れないのでは?と思うかもしれませんが、メタルジグはただ巻きするとウォブリングアクションを行います。ウォブリングアクションとはくねくねとミノーの様な動きをする事を指し、激しい動きをしない分魚に違和感を与えにくいのが大きな特徴。ワンピッチジャークでは全く反応がないのにただ巻きをすると食ってくるなんてことも。
ただ巻きをするおすすめの状況は、朝マズメの活性の高い時間帯に表層をただ巻きで狙う事です。朝マズメの序盤は魚が表層付近に浮いてきている事が多いため、表層をただ巻きで狙っても十分に効果があります。巻くスピードは1秒に1回転、1秒に2回転巻く等その日の魚のパターンによって変わりますので、ぜひ様々なスピードで狙ってみてくださいね。
3. 足元に落としてリフト&フォール
初心者の方に最もおすすめしたい使い方が、足元にメタルジグを落としてのリフト&フォール。メタルジグを足元に落とし、任意のレンジまでメタルジグを落としたら2~3回連続してロッドをちょんちょんとしゃくるだけです。この時リールは巻かず、しゃくり上げた後はラインを緩めずに張った状態でゆっくりと竿先を下げていきます。そうすればゆっくりとしたスピードでゆらゆらとメタルジグを落とす事が出来るので、魚にしっかりアピールしてくれますよ!何度か試して反応がなければ探るレンジを変え、同じ様にリフト&フォールで狙っていきましょう。
このアクション方法はシンプルながらも足元に回遊してきている魚や根魚等がよく釣れるので、初めてメタルジグを使う初心者アングラーに試して頂きたいアクション方法です。
ライトゲームでメタルジグを使うならどんなカラーが良いの?
多くのルアーマンを悩ませるポイントがルアーのカラー選び。これはライトゲームでのメタルジグにも同じ事が言えます。状況に応じたカラーセレクトが出来れば魚の反応も良くなるので、ぜひチェックしてくださいね。
1. 朝マズメや夕マズメの薄暗い時間帯には夜光カラー
朝マズメというと明るい時間帯と思われるかもしれませんが、太陽がまだ完全に昇っていない状態の海の中は真っ暗です。そのためメタルジグが光る夜光カラーが非常に効果的。朝マズメだけでなく夕マズメも薄暗い時間帯となるので、夜光カラーの活躍に大きく期待を持てます。ゼブラグローやオールグローなど様々な夜光カラーが販売されているので、お好みの夜光カラーを見つけてみてくださいね。
2. 太陽が昇って明るくなったら定番のブルー、ピンク
太陽が昇って海の中が明るくなってきたらルアーの定番カラーであるブルーやピンクがおすすめ。ブルーとピンクが合体したブルピンというカラーも非常に効果的です。これらのカラーは万能的なカラーでもあるので、必ず1つはルアーケースの中に忍ばせておく事をおすすめします。ブルーで反応がなければピンク、ピンクにも反応がなければブルピンといった様にカラーローテーションさせるのも効果的ですよ。
3. 日が昇っているが水は濁っている時にレッドゴールド
海の状態は日によってまちまちですが、濁っている状態は珍しくありません。もちろん場所によって大きく左右されるポイントではありますが、濁った場合も想定しておく事が釣果アップの秘訣。水が濁っている場合はレッドゴールドがおすすめです。濁っている海の中でもしっかりと魚にアピールしてくれるカラーとなっています。レッドゴールドはアカキンという名前で販売されている事もあるので、ぜひ店頭でチェックしてみてくださいね。
ライトゲームでメタルジグを使うならこんなタックルがおすすめ
ライトゲームでのタックル選びは意外と重要なポイント。ジグヘッドをただ巻き主体で使うためのタックルや、フロートリグやキャロライナリグを遠投するためのタックルなど実に様々です。ライトゲームでメタルジグを楽しむためのタックルはどんなものが良いのかを徹底解説します。
【ロッド編】ライトゲームでメタルジグを使うならチューブラーティップ
ライトゲーム専用のロッドにはソリッドティップのものが数多くありますが、メタルジグを使う場合はチューブラーティップのものを選ぶようにしましょう。チューブラーティップは張りがあるため、メタルジグにきびきびとした動きを与える事が出来ます。ロッドの適正ウエイトは多くても10gまでのものがおすすめで、あまりにも遠投重視のものにすると3g程度のメタルジグをキャストし辛くなってしまいます。3g程度を主体とするならばマックスウエイトが5g程度、7g、10gのメタルジグを使う場合は10~15g程度のものを選べば問題ありません。
ロッドの長さはメーカーによって差はありますが、3g程度のメタルジグであれば6.3ft前後、7~10gのメタルジグであれば7.8ft前後あれば感度も良く、使いやすいのでおすすめです。
シーバスロッドやショアジギングロッドに比べてライトゲームのロッドが短い理由
ライトゲームで使われるロッドはシーバスロッドやショアジギングロッドに比べると長さが短いため、「短いロッドでは使いにくく飛距離も伸びないのでは?」と疑問を抱く方もいらっしゃるかと思います。ロッドは長ければ良いというものではなく、ルアーの操作性、感度、飛距離をバランス良くする事が大切です。長くすれば長くするほどロッドの反発力を生かすことが出来るかもしれませんが、重量が重くなったりロッドのパワーが上がりすぎたりするデメリットが生まれます。もちろんロングレングスでありながらも軽量メタルジグを扱う事の出来るロッドも存在しますが、ハイエンドモデルと呼ばれる高価格帯のものばかりなので中々手を出す事が出来ません。
仮に10ftのロッドで3gのメタルジグを使用したとします。飛距離は稼ぐ事が出来るかもしれませんがロッドの重量が重くなるため、感度が落ちてしまうだけでなくアングラーの疲れも溜まりやすくなってしまいます。ロッドの重量が重いため細かいアクションがし辛くなり、結果的に魚に見切られる事になってしまいます。そのため、ロッドの長さは長ければ長いほど良いというものではないという事になります。この事を頭に入れておくと、他の釣法に挑戦する際のロッド選びに大いに役立ちますのでぜひ覚えて頂きたいです。
【リール編】使いやすいスピニングリールのハイギアを推奨
ライトゲームではスピニングリールを使うアングラーがほとんどを占めていますが、近年ではベイトリールを使ったベイトフィネスというものも流行ってきています。どちらも一長一短ありますが、ベイトフィネスは熟練度が必要になってくるのと、バックラッシュが起こる可能性が高いためスピニングリールを使う事をおすすめします。スピニングリールの番手は2000番がおすすめで、感度を大事とするライトゲームでは2000番の軽量さが大きなメリットになります。使っていても疲れないのがアングラーにとってはとても嬉しいポイントでもあります。
ハイギアとノーマルギアとがありますが、メタルジグを主体として使うのであればハイギアがおすすめ。ハイギアの方がメタルジグをきびきびと動かしやすいので、使いやすさにも繋がりますよ!もしノーマルギアのスピニングリールを持っているのであれば、そちらを使って頂いても全く問題はないのでまずはお手持ちのスピニングリールで試してみてくださいね。
【ライン編】軽量のメタルジグならアジングで使うエステルラインも使用可
ソルトルアーフィッシングをする場合はPEラインの使用がほとんど。しかし、ライトゲームでメタルジグを使うならアジングで使用される事が多いエステルラインでも楽しむ事が出来ます。ですが、エステルラインを使ってメタルジグをキャストする際は出来るだけ軽い1.5g程度のメタルジグを使う事をおすすめします。エステルラインは瞬間的な力に弱いため、比重の重いメタルジグでは投げ切れを起こしてしまう可能性があります。
基本的にはPEラインを使用して頂く事がおすすめで、号数は0.3~0.4号を選びましょう。5g以下であれば0.3号、10g程度までのメタルジグを使うなら0.4号にしておけば強度的には問題ありません。PEラインは150mも巻いておけば必要十分ですが、あまりにも少なくならない様に注意してくださいね。
ショックリーダーも必要となりPE0.3号であればフロロカーボンライン4lb(1号程度)、PE0.4号であればフロロカーボンライン6lb(1.5号程度)がおすすめです。海の状況によってショックリーダーの太さは変わりますので、基本的な数値として覚えて頂けると幸いです。
PEラインとショックリーダーの結束を簡単にしてくれる夢のアイテム
PEラインは基本的にショックリーダーと結束しなければなりません。結束方法としてはFGノットがおすすめですが、初心者の方には非常に難しい結束方法となってしまいます。しかし、難しいFGノットを簡単に出来るだけでなく綺麗に仕上げる事が出来る夢のアイテムが存在します。それは第一精工から販売されている「ノットアシスト2.0」です。ライトゲームで使用する極細のPEラインにも対応しているので、安心して使う事が出来るのが嬉しいポイント。価格は少し高めですが、一度使うとその性能に大満足する事間違いありません。ぜひ試してみてくださいね。
ショックリーダーを結束しない方法を探しているならフロロカーボンラインを使おう
PEラインとショックリーダーを結束する事がどうしても出来なかったり、結束部から切れたりしてしまったら面倒に感じるアングラーには、道糸をフロロカーボンラインにする事をおすすめします。フロロカーボンラインはショックリーダーと同じ材質になるので、ショックリーダーをリールに巻いているイメージを持たれると分かりやすいです。1~3gのメタルジグを使うならフロロカーボンライン4lb(1号程度)、5~10gのメタルジグを使うならフロロカーボンライン6lb(1.5号程度)を道糸としてリールに巻けば問題ありません。
一見すると「フロロカーボンラインを直接リールに巻いた方が楽で良いのでは?」と思われるかもしれませんが、PEラインよりも太いためリールに巻く量が大幅に減ってしまいます。太くなるという事はキャスト時の摩擦力も増えてしまい、飛距離の低下にも繋がってしまいます。もちろんフロロカーボンラインのみでライトゲームを楽しむ事は可能なので、まだPEラインに慣れていない初心者の方はフロロカーボンラインからスタートしてみるのも良いですね。
ライトゲームで大活躍するおすすめメタルジグ5選
ここからはライトゲームでぜひ使って頂きたいメタルジグを5個ご紹介します。どれも素晴らしい性能を持ったメタルジグなので、ぜひお好みのメタルジグを見つけてみてくださいね。
1. 3gや5gのマイクロジグもラインナップ「ジグパラマイクロ」
メジャークラフト社が販売するジグパラシリーズのマイクロモデル。1.5g、3g、5g、7g、10g、15gと非常に幅広いラインナップがあり、アングラーが求めるウエイトのメタルジグが入手出来るのが嬉しいポイントです。カラーバリエーションも豊富で、コストパフォーマンスも高いため人気の高いメタルジグです。癖のないメタルジグなのでとても使いやすいメタルジグとなっております。
2. ジグパラマイクロよりスリムな「ジグパラマイクロスリム」
メジャークラフト社が販売するジグパラマイクロをスリムにしたモデル。通常のジグパラマイクロと同じウエイトラインナップがあり、選びやすいのが嬉しいポイントです。このメタルジグはスリムな形状にした事により、通常のものよりもフォール速度が速くなっています。そのため素早くボトムを取りたい時や潮の流れがきつい時に大活躍するメタルジグとなっております。
3. 圧倒的な飛距離の長さを誇る「ジグパラスロー」
メジャークラフト社が販売するジグパラシリーズのスローモデル。スローモデルは1番軽いもので10gですが、特筆すべきはその圧倒的な飛距離にあります。ジグパラシリーズの中で最も飛距離が出るようになっており、より遠くを探りたいアングラーには非常におすすめです。素早くしゃくる動作には向いておらず、名前の通りスローに誘っていく事でジグパラスローの真価を発揮する事が出来ます。ボトムを集中して狙いたい時や魚の活性が高くない時にぜひ使って頂きたいメタルジグです。
4. 鋭いフックで塗装も剥げにくい「サムライジグ」
ダイワ社が販売するサムライジグは非常に人気の高いメタルジグ。ライトゲームには7g、10gがおすすめで、サムライジグの強みはフックの鋭さにあります。サクサスフックと呼ばれる非常に鋭いフックが標準装備されているので、食いが渋い時やアタリがあっても掛からない状況に非常に強いです。ボディも強力なコーティングを施してあるので、塗装が剥げにくいのも嬉しいポイント。カラーも豊富に用意されているので、ぜひお好みのサムライジグを見つけてみてくださいね。
5. 1gからありフッキング率もいいマイクロジグ「ジャコイチ」
ジャングルジム社から販売されているジャコイチは非常に小型なサイズ感が魅力のメタルジグ。ウエイトは1g、1.5g、2gの3種類で、どれも魚が1口で飲み込む事の出来るサイズです。その軽量さが生み出すヒラヒラとしたフォールは、魚にとっては夢中になる動きです。フロントフックが2つ付いているのでフッキング率も良く、豆アジなどの小さい魚にもしっかり対応しています。小型のメタルジグでないと食ってこない状況も多々あるので、ルアーケースに忍ばせておくと大活躍してくれますよ。
ライトゲームでメタルジグを使って色々な魚を釣り上げよう!
ライトゲームは大型の魚を狙う釣法ではなく、小型の魚を狙って楽しむスタイル。たまに大物が掛かる事もありますが、初心者の方でも十分に楽しんで頂けるのがライトゲームの大きな魅力です。そんなライトゲームにメタルジグを導入すれば釣りはもっと楽しくなります。釣りあげるまで何が釣れるか分からないワクワク感、ジグヘッドリグでは攻めきれないポイントを攻める面白さ、難しいアクションを必要としないお手軽さ。ライトゲームでメタルジグを使うとこんなにも楽しい事があります。ぜひライトゲームでメタルジグを使い、もっともっと釣りを楽しんでくださいね。
また、釣りを楽しむ際は足場の良い場所であってもライフジャケットを必ず着用し、安全に楽しんでくださいね!
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