ハートランドのスタンダードモデルをすべて紹介|特徴や使い心地、オススメモデルなど
作成:2023.10.23更新:2023.10.23
目次
村上晴彦プロが手掛けるハートランドシリーズはこれまでダイワのフラッグシップモデルとしてリリースされてきました。しかし、2018年からリリースされているハートランドの『スタンダードモデル』は値段を抑えつつ、ハートランドの味わいを出したコストパフォーマンスが高いシリーズになっています。
現在はベイト・スピニング合わせて12モデルリリースされており、今回はそのすべてのモデルをご紹介していきます。ハートランドのスタンダードモデルが気になる方はぜひ今回の記事をご覧ください。
ハートランドの魅力とは?
ハートランドは村上晴彦さんによって作られたロッドシリーズで、それぞれ一本一本デザインや性能にとことんこだわりを持って作られたロッドです。
また、大会やトーナメントではなく、『趣味の遊び』を目的として作られたロッドですので、ハートランド独特のテーパーによって魚をかけた後も楽しいロッドになっています。そして、ハートランドのもう一つの特徴が『ロングレングス』のモデルが多い点です。
理由は諸説ありますが、おかっぱりでも遠くまで飛ばしやすい点やメンディングがしやすい点、岸際の障害物をかわしやすい点など様々挙げられています。
ハートランドの「スタンダードモデル」とは?
ハートランドには「フラッグシップモデル」と「スタンダードモデル」の2種類が存在しています。そのうちスタンダードモデルは『リーズナブルなハートランド』を目指して作られており、価格はフラッグシップモデルの半分ほどになっています。
これまで、「ハートランドが高くて、手を出せなかった」という方にもハートランドの気持ち良さを味わってほしいという思いから生まれた派生モデルです。
また、スタンダードモデルだからと言って村上さんのこだわりがなくなったというわけではなく、現行のフラッグシップモデルをベースに開発されているため、スタンダードモデルであってもそれぞれの個性が光るロッドに仕上がっています。
ハートランドのスタンダードモデルをすべてご紹介
今回は2018年から発売されたハートランドのスタンダードモデルをベイト・スピニングに分けてすべてご紹介していきます。現在リリースされているスタンダードモデルの特徴やスペックが気になる方はぜひご覧ください!
ハートランドスタンダード『スピニングモデル』
①:ハートランド671LFS-18
ハートランドのスタンダードモデルの中で最もバーサタイルに扱えるスピニングロッドです。HVFナノプラスやX45、3DXなどのダイワの技術を終結させることで、ハートランドの特有のキレイなベンディングカーブを残しつつ、キャストやフッキングでは、シャキッとした使用感になっています。
ライトバーサタイルなスピニングタックルが欲しいという方はスタンダードモデル671UFSがオススメです!
②:ハートランド6102MLFS-19
ハートランドトリップセブンと同じテイストを持つスタンダードモデルで、パワーフィネスからライトリグまで幅広く扱うことができます。
また、センターカット2ピースになっているため、持ち運びにも便利ですし、2ピースとは思えないほどにキレイなベンディングカーブを描いて曲がってくれることも大きな魅力と言えるでしょう。スタンダードモデル671LFSよりも広い範囲でルアーを扱いたい方はよりバーサタイル性の高いこちらのモデルがオススメです!
➂:ハートランド702UL+FS-ST23
ハートランド冴掛ミッジディレクションSTの使用感を継承し、作られたスタンダードモデルになっています。ミッジディレクションの軟調子を再現しているため、魚をかけた後のやり取りが楽しいロッドと言えるでしょう。
また、冴掛ミッジディレクションは、1ピースロッドでしたが、本モデルはVジョイントの2ピースとなっていますので、これまで持ち運びに難があったという方にもおすすめのモデルです。掛けた魚とのやり取りを楽しみたい方や冴掛ミッジディレクションを検討していたという方はぜひ本モデルをチェックしてみてはいかがでしょうか?
④:ハートランド772ML+FS-22
08白震斬の使用感を継承しており、『スピニング×PEライン』の組み合わせを一番に考えて設計された汎用性の高いスタンダードモデルとなっています。
PEラインを使い、ベイトタックルでも届かないような場所までルアーを届けることが可能で、さらにそんな遠投先でもフッキングが決まりやすいという魅力を持っています。PEラインを用いた遠投の釣りをメインにされる方にはドンピシャにハマるモデルと言えるでしょう。
⑤:ハートランド722LRS-21
ハートランド冴掛レベルディレクションを継承したスタンダードモデルです。ティップにはハリがありますが、ティップ以外はしなやかで柔らかめに作られているため、竿の揺れを使ってシェイクをするような釣りに向いています。テンポよくロッドアクションを繰り返すようなホバストやミドストなどに抜群なロッドと言えるでしょう。
ハートランドスタンダード『ベイトモデル』
①:ハートランド6101MRB-18
ハートランドの疾風・白疾風を起点として作られたバーサタイルなおかっぱりスペシャルです。レングスが6ft10inch,ロッドパワーがMということで、おかっぱりに欠かせないスペックと言えるでしょう。
ティップはM-ML,ベリーはM,バットはMH-Hといったようにロッドの位置によってパワー調整されており、繊細な釣りからパワーが必要な釣りまで幅広く扱うことができます。そのためフィールドを1本でランガンしたい!という時に最適なモデルです!
②:ハートランド722ML+FB-ST20
ソリッドティップを採用したベイトフィネスロッドで、主に1-3gほどのワーム系の釣りが最適なモデルと言えるでしょう。ファーストテーパーかつソリッドティップという設定のロッドになっており、魚の食い込みの良さやワームの操作感を極限まで高めたロッドに仕上げられています。
これまでのハートランドシリーズにないテイストで、スモラバを中心に様々なワーム系の釣りにオススメです!
➂:ハートランド722MRB-20
2代目ドットスリーをベースに開発されたスタンダードモデルです。ティップにハリを持たせて、バットをしなやかに調整することで操作する釣りから巻物の釣りまで幅広く扱うことができます。
3~10gほどのラバージグやテキサスリグなどのロッドアクションを有する釣りをする際には722MRBがオススメです!
④:ハートランド722MHRB-19
白疾風をベースに開発されたスタンダードモデルで『しなやかすぎず、ハリがありすぎないマイルドな使用感』に調整されています。また、ティップが硬めのややスローテーパーなロッドに仕上げることで、操作する釣りから巻物まで幅広く扱うことができることも大きな魅力と言えるでしょう。野池やダムなどのおかっぱりでは特に高頻度で使いたくなるロッドになっています。
⑤:ハートランド721HRB-18
ハートランド疾風七式をベースに開発されたスタンダードモデルで、Hパワーでありながら繊細なティップを有しています。そのため、カバーやウィードエリアでの使用というよりも、オープンウォーターでの巻物やアクションに向いているロッドだと言えるでしょう。
そこまで特徴的なロッドではありませんが、重めの巻物を使いたい方はドンピシャにハマるモデルになっています。
⑥:ハートランド752HRB-21
ハートランド独特の粘り強さに加えてシャープな使い心地もプラスすることで、ロッド全体はしっかりと曲がるのに、ボトムやウィード付近でも使いやすいモデルとなっています。しっかり曲がりルアーを押し出す反発力も高いロッドですので、重量級のルアーを気持ちよくキャストすることができる点も大きな魅力と言えるでしょう。
ヘビーなロッドでハートランド独特のテイストを体感したいという方は本モデルを選んでいただくのがおすすめです!
⑦:ハートランド802MHRB-21
ハートランド疾風七四MHをベースに、幅広いルアーを遠投しやすいロングレングスに仕上げたスタンダードモデルです。とにかくルアーをコンスタントに遠投していきたいという方にはこちらのモデルがオススメで、ファーストムービング系のルアーからヘビキャロやラバージグといったワーム系まで幅広く扱うことができるロッドになっています。
ハートランド『スタンダードモデル』|まとめ
今回はハートランドのスタンダードモデルについて全12モデルすべてをご紹介していきました。これまでハートランドに手が出せなかったという方でも購入しやすい価格になっています。ハートランドの独特な使用感を味わいたい方は、ぜひスタンダードモデルから始めてみてはいかがでしょうか?
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