冬のバス釣りに超おすすめなワームは?カギはスローとリアクションの両立!?
作成:2021.08.01更新:2023.06.09
目次
「冬のバス釣りは難しい」だからこそ冬に効くワームというものは必要不可欠になってきます。ではそんな必要不可欠なワームとは一体どのようなものなのでしょうか?今回はそんな疑問を払拭すべく、冬のバス釣りの特徴からオススメのワーム、釣果アップのコツまで徹底解説していきます。「冬のバス釣りが苦手」という方に限らず、冬に釣りをするすべての方にオススメできる内容になっているのでぜひご覧ください。
冬のバス釣りの特徴とは?バスの状態、活性はどうなっている?
ブラックバスは冬になると著しく活性が低下することは皆さんもよくご存知でしょう。しかしだからと言って全く餌を捕食しないかと言われればそんなことはありません。そのためバスの集まるポイントをしっかりと把握し、マッチしたワームを投げることができれば釣れる確率は格段に上がります。
では冬のバスが集まりやすいポイントとは一体どこなのでしょうか?単刀直入に言うとそれは水温が安定している場所です。さらに具体的に言うならばボトムや温排水エリア、ウィードエリアが挙げられるでしょう。冬のバス釣りでは常に今紹介した3つのポイントに目を光らせて探っていくことが重要になってきます。しかしだからと言ってシャローエリアにバスがいないと断定もできず、朝、夕のマズメ時にシャローに差して来るバスもいるのです。そのためタイミングをマッチさせることでシャローでバスを釣ることも可能となっています。
冬のバス釣りはスローでもリアクションでも誘えるワームが必須!
冬の活性の低いバス釣りにはスローとリアクションが大きなカギになってきます。では具体的に「スロー」「リアクション」とは一体どのようなものなのかを紹介してきます。
スローの釣りとは?
スローな釣りとはロッドアクションを使って繊細にアプローチし、魅せて食わせる釣法のことを指します。活性の低いバスたちに他の季節と同じようなスピード感でワームを動かしてしまうとバスが重い腰を上げてバイトする前にワームが通り過ぎてしまうということが多いです。そんなことを解消するべく、よりスローにアピールすることが重要だと言えるでしょう。しかしスローな釣りは非常に効率が悪く、ポイントを誤れば大きな時間ロスに繋がってしまう点も押さえておきましょう。上記でお伝えしたようなバスがいそうなポイントを中心に攻めることが重要です。
リアクションの釣りとは?
リアクションとは瞬時にバスの視界にワームを通すことで反射的にバスがバイトしてしまう現象のことを指します。そのためスローな釣りとは対象にテンポの良い、スピーディーな釣りを展開できるのです。リアクションはバスの捕食活動に関わらずバイトするため冬の低活性なバスに対して非常に有効となります。「魚はいるけど口を使ってくれない」という状況ではベストな釣りと言えるでしょう。
ワームはその2つが両立しやすい!?
上記で説明したスローとリアクションの釣りはもちろんハードプラグであっても十分に可能です。しかしワームはシンカーをチェンジしたり、ロッドアクションを変えたりすることで瞬時にその2つを切り替えることができます。「スローに誘っても食わないな」という時はシンカーウエイトを重くすることでリアクション狙いの釣りに切り替えるなんてことも容易になるでしょう。
また冬はボトムの釣りがほとんどであり、多くの方が根掛かりを経験しているのではないでしょうか?ワームはハードプラグよりもコスパが良いので根掛かりの多い冬であっても根掛かりを気にせずガンガン攻めていけることもワームが使いやすい要因となっています。
冬のバス釣りと言えば絶対これ!冬に有効なワームを厳選してご紹介!
具体的にどのワームがおすすめなの?と思う方もいることでしょう。そんな方のために冬のバス釣りにオススメできるワームたちを紹介していきます。
ダウンショットにオススメ
レイドジャパン-オカエビ2.5inch
オカエビはレイドジャパンが誇る名作クロー系ワームです。私が1年を通して一番釣っているワームでもあるため、個人的にはイチオシのワームですね。ダウンショットで使うとそのナチュラルな動きで活性の低いバスに口を使わせる切り札となるでしょう。冬場のようなタフコンディションであればあるほど輝くワームとなっています。
DSTYLE-D1 2.2inch
ロッドアクションを加えてバスのリアクションを狙ったキレのある動きとシェイクによる微波動かつナチュラルなスローテンポの釣りが両立できるワームです。細身で小さめのシルエットも冬のバスに効く大きなポイントになってきます。
ノーシンカーにオススメ
レイドジャパン-フルスイング5inch
もちろんノーマル状態のフルスイングも優秀なワームですが、今回紹介したいのはフルスイングのテール部分をカットした、通称「カットスイング」です。使い方としてはボトムまで沈めてからのズル引き&ステイ、ジャークの繰り返しが有効となります。飛距離を出してボトムを探りたいときにぜひ使ってみてください。
ゲーリーヤマモト-ファットイカ
ファットイカと聞くと夏のカバーで使うイメージを持たれる方も多いと思いますが、それだけではありません。冬であってもカバーやストラクチャー周りはバスの格好の居場所となります。また先ほど紹介したようなウィードエリアでもストレスなく使うことができるので冬でも非常に重宝されるワームの1つと言えるでしょう。
ネコリグにオススメ
レイドジャパン-ウィップクローラー5.5inch
フックをセットする位置でアピール力を変化させることができる今までにないストレートワームです。冬の低活性かつスレ切ったバスを釣るのには打って付けのストレートだと言えるでしょう。
ジャッカル-フリックシェイク4.8inch
フリックシェイクはストレートワームの王道と言えるほど人気の高いワームです。今でも多くのアングラーから支持を受けるだけあって冬のシビアなシチュエーションでも高い喰わせ能力を発揮します。冬に限らず春夏秋冬1年を通して使い続けられる最強ストレートワームです。
冬のバス釣りは難しい!だからこそ自分の信頼できるワームを使うことも大切!
これまで冬のバス釣りにオススメできるワームを厳選して紹介してきました。もちろん今回紹介したワームも大変優れたワームであることは間違えありませんが釣れない時期だからこそ自分が信頼できるワームを使うということも非常に大切になってきます。プロアングラーで世界を釣り歩く村田基さんも「ルアーを信頼できなくなると釣りは半分終わる」とおっしゃっていました。根性論のように聞こえますがこれまで数多くのタフフィールドを攻略してきた村田さんだからこそ伝えることができる言葉ですよね。皆さんも自信を持って投げ続けられるワームを見つけることが冬のバス釣りを乗り越える糧となることでしょう。
釣れない冬のバス釣りはワームのスローアクション、リアクションを駆使して乗り越えよう!
今回は冬のバス釣りにオススメできる最強ワームを厳選して紹介しました。冬のバス釣りは本当に厳しく、辛いものがありますがキーワードとして「水温が安定しているポイント」「スローとリアクションの使い分け」をしっかり意識して釣りをすることでタフな状況であっても結果を残すことができるでしょう。皆さんもぜひワームを使った冬のバス釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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