バス釣りで一番釣れるリグはノーシンカー!?スレバスでも釣れるノーシンカーは絶対に覚えよう!
作成:2021.10.12更新:2023.06.09
目次
バス釣りで一番釣れるリグと言えば何?という質問をよく聞きます。初心者の方でも釣りやすいリグとしてネコリグやダウンショットリグ、ジグヘッドワッキーリグなどが良く挙げられますよね。しかしタフを極める今日のフィールドではそれらのリグであっても中々釣れないということもあるでしょう。そんな時に試していただきたいのが「ノーシンカーリグ」です。シンカーが付いていないためどのリグよりも一番ナチュラルな動きをしてくれます。そんなノーシンカーリグはどんなバスでも喰わせられる一番釣れるリグだと言えるでしょう。今回はそんなノーシンカーリグの釣れる理由からや使い方、オススメのワームなどを一挙にご紹介します。
ノーシンカーリグとは?
ノーシンカーリグとは名前の通りシンカーを使わず、ワームとフックだけで構成されたリグのことです。ノーシンカーリグではマス針とオフセットフックのどちらを使っていただいても問題ありませんが、使うワームのサイズによっても異なってきます。虫系ワームや3inchクラスの小型ワームなどはマス針で、ステックベイトやシャッドテールワームなどはオフセットフックを基準として考えてみてください。またスナッグレ性を意識する場合はオフセットセッティング、掛けを重視するならマス針チョン掛けと状況に応じた使い分けも重要になってきます。
なぜ一番釣れる?バス釣りでノーシンカーリグが有効な理由
上記でもお伝えしましたが、最近ではどのフィールドもハイプレッシャーになってきました。バスもどんどん頭が良くなり、ワームに対しての不信感がより一層増しているように感じます。だからこそよりナチュラルに、よりスローに攻めることができるノーシンカーリグが一番有効になってくるのです。
皆さんもどんなリグを使っても喰わないスレバスに出会う機会も多いでしょう。そんな時こそノーシンカーリグを多用してみてはいかがでしょうか?
バス釣りでのノーシンカーリグの使い方
ノーシンカーリグを扱う上で絶対に押さえておくべき使い方について解説していきます。
ズル引き
ノーシンカーリグの中で最もベターな使い方がこのズル引きです。ボトムをゆっくりと移動する甲殻類のように見せることでバスを誘い出します。ポイントとしてズル引きからの放置、ジャークなど他のアクションと合わせて使うことでバスに対し、喰わせの間をより鮮明に作ることができるのです。
少し地味な使い方ですが、バスにとっては絶大な効果を発揮するのでぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
ジャークやトゥイッチ
ノーシンカーリグ特有のナチュラルな動きから急にキレのあるジャークやトゥイッチをすることでバスの捕食本能を揺さぶります。フォールさせてからのジャークやトゥイッチ、そしてまたフォールといったようにアクションをした後に喰わせの間を作ってあげることが大きなポイントです。
またトップや中層での連続トゥイッチで逃げ惑うベイトを演出するのも非常に効果的です。シンカーが入っていない分、ボトムからトップまで自由自在にレンジをコントロールできることも一番釣れると言われる要因になっています。
放置
流れ込みやワンド、カバー周りなどバスが定住していそうなポイントに入れてワームを放置するということも非常に釣れる使い方です。意外と嫌厭されがちな方法ですが、バスが確実にいると分かっている状況では物凄く力を発揮してくれる使い方だと言えます。
どんなワームがノーシンカーリグで一番釣れる?オススメワームをご紹介
ノーシンカーリグはよく釣れる一番オススメのリグとお伝えしましたが、シンカーを入れていないため風に弱い、ワームが動かしにくいという弱点が存在します。そのためワーム選びには少し気を使った方が良いでしょう。ノーシンカーリグでもよく飛び、操作しやすいワームを選ぶことが重要になってきます。
【レイドジャパン】オカエビ
ボディから出るアーム、カーリー、レッグといった繊細なパーツがフォール中やスイミング時になまめかしい生命感のある動きを演出して、バスの捕食本能を刺激します。ノーシンカーリグで使っていただくともはやベイトそのもので、バスに対して喰わせの切り札として非常に有効です。ノーシンカーリグでエビ系ワームを使うなら一番にオススメできるワームと言っても良いでしょう。
また虫系ワームのような使い方も可能で、虫を意識しているバスに対してももってこいなワームです!!
【レイドジャパン】フルスイング(カットスイング)
フルスイングのテール部分をカットして逆付けした通称カットスイングはノーシンカーリグで非常に優秀です。というのもこのワームを開発したレイドジャパンプロスタッフの岡友成さんも「いかにナチュラルにノーシンカーリグで使うかが大切」と明言していました。ノーシンカーリグだからこそ出せる独特な動きが最大のキモになってくるということですね。
フルスイングはシャッドテールワームとしてもじっくり巻くのも良し、ステックベイトのようにズル引きやトゥイッチを入れるのも良しと他社製品と比べても一番汎用性の高いシャッドテールワームだと言えます。
【ゲーリーヤマモト】ヤマセンコー
こんなシンプルなシルエットで本当に釣れるの!?と疑いたくなるほど何のパーツも付いていないシンプルイズベストなワームです。しかしこちらもカットスイングと同様に多くのシチュエーションで使うことができます。杭やテトラ、水中の枝に入れてテンポよくストラクチャーの中を攻めることもできますし、ボトムでズル引きや放置など甲殻類をイミテーションした使い方も可能です。また中層やトップでのジャークやトゥイッチといったベイトフィッシュを模した使い方もバスに効果的で、使いどころ満載なワームだと言えるでしょう。
カットスイングよりもキレのある動きをするので、ステックベイトによるリアクションを狙った釣りには一番向いていると感じますね。
【O.S.P】ドライブスティック
ノーシンカーリグで使うことにより自発的なロールアクションを最も引き出してくれます。また高比重ボディとなっているためノーシンカーリグでのキャスタビリティ、操作性は文句なしの仕上がりだと言えるでしょう。
オープンウォーターからピンスポット、フリーフォールからダートやトゥイッチなどこのワーム1つで様々なアプローチが可能となっています。
【ダイワ】シュリンピード
ボディからでる無数のバーツが少しの水流でもピリピリとアピールしてくれるため生命感のあるナチュラルな動きが演出できます。オフセットフックとマス針の両方に対応しているので喰わせ重視なのか?スナッグレス重視なのか?によって使い分けが可能です。
また、マテリアルの硬さも特徴で高速トゥイッチやカバーの奥まで入れ込むような釣りでもボディが割れにくく、安心してガンガン攻めて行けます。
ハイプレッシャーだからこそノーシンカーリグはバス釣りで一番有効になってくる!
今回はバス釣りで一番釣れるリグはノーシンカーリグなのか?について解説していきました。もちろんノーシンカーリグではなく、ネコリグやダウンショットリグなどの方が良い場合もあります。しかし今日にようなハイプレッシャーなタフフィールドにはノーシンカーリグが一番マッチすると言えるでしょう。ぜひ今回紹介したノーシンカーリグをしっかりと覚えて、タフフィールドの攻略に役立ててみてはいかがでしょうか?
記事中の紹介グッズ一覧