バス釣りで使うシンカーを種類ごとにご紹介!バス釣りをするなら知っておくべきシンカーの基本!
作成:2021.09.21更新:2023.06.09

目次
シンカーというのはいわゆるオモリのことであり、ワームで釣りをするなら必ず知っておくべき基本事項です。しかしバス釣りでは様々なシンカーが出回っているため一体どのシンカーがどのリグに対応するのかよく分からないという方もいるでしょう。そんな方のために今回はバス釣りで使うシンカーについて対応リグからオススメのものまで種類ごとに紹介します。また、ウエイトの使い分けについても解説していくのでそちらも合わせてご覧ください。
バス釣りでのシンカーの重要性
バス釣りではシンカーという存在は非常に重要になってきます。というのもシンカーによってワームの動きが崩れたり、使いにくくなったりすることが多々あるからです。バス釣りではワームを繊細に動かさなければならず、シンカーによってはそんな繊細な動きを殺してしまうこともあるでしょう。ワームの動きに支障が出ないようにするためにもシンカー選びは慎重に行ってください。

バス釣りで使うシンカーの種類とは?どんなリグに適応する?
バス釣りでよく使われるシンカーは以下の4種類です。バス釣りに行く際はこの4種類を携帯しておけば何の不自由もなく快適に釣りができるでしょう。
バレットシンカー

弾丸のような形をしているシンカーで主にテキサスリグで使用されます。バレットシンカーはその弾丸のようなフォルムのおかげでカバーやストラクチャーの中でも引っ掛からず、スルスルとストラクチャーを躱してくれます。
テキサスリグを使う際はシンカーが動かないようにシンカーストッパーを付けることも忘れないようにしましょう!
おすすめのバレットシンカー
【ダイワ】バザーズワームシンカーTG NEWバレットプロパック
個人的にいつもよく使っているのがこのダイワのシンカーです。すり抜け性能が抜群でヘビーカバーであってもストレスなく、テンポよく探ることができます。
【レイン】タングステンフリップシンカー
シンカーでは珍しいカラーが選択できるタイプのシンカーになっていてワームのカラーと合わせてあげることでバスに対するシンカー違和感を軽減することができます。また糸切れ防止チューブが付いているためビッグバスでも難なく対応することができるでしょう。
ネイルシンカー

ネイルシンカーはネジのような形をしたシンカーで、主にネコリグに使われます。ストレートワームのヘッド部分にシンカーを埋め込むことによってネコリグ特有のなまめかしい動きが演出できるのです。
しかし使い続けるとキャストの衝撃でシンカーが取れてしまうこともあるので、もし心配であればシンカーを入れた後のヘッドをライターで炙ってあげましょう。
おすすめのネイルシンカー
【ジャッカル】タングステンカスタムシンカーネイル
ネイルシンカーと言えばこれ!というほど多くのバスアングラーから支持を受けているシンカーです。特有のギザギザ形状のおかげで刺しやすくて、抜けにくいパーフェクトなシンカーに仕上がっています。私も良く使わせてもらっていますし、未だにこれを超えるネイルシンカーは見つけられていません!!
【デコイ】カスタムネイルシンカー
鉛素材でコストパフォーマンスの良さに定評のあるネイルシンカーです。形状タングステンカスタムシンカーネイルに似ていますが、柔らかい鉛素材なのでニッパーでカットすると簡単にウエイト調整ができます。
ダウンショットシンカー

ダウンショットリグで使われるシンカーです。最近ではシンカー形も様々でナス型や丸型、スティック型などがお店に並んでいますが、初心者の方であればナス型(ティアドロップタイプ)が最もスタンダードでオススメだと言えるでしょう。
おすすめのダウンショットシンカー
【ダイワ】バザーズワームシンカーTG ペアーハリス止め
ラインを結ばず、引っ掛けるだけで簡単にセッティングすることができるダウンショットシンカーです。コンパクトなサイズ感とバスに見えにくいモスグリーンカラーのおかげで非常に高いステルス効果を発揮してくれます。
【デコイ】ダウンショットシンカーコツコツ君
コストパフォーマンスの高さが魅力のダウンショットシンカーです。安いからと言って使い心地が悪いかと言われれば全くそんなことはなく、十分すぎるほどの操作性や感度をたたき出してくれます。特にシンカーのこだわりがなければコツコツ君を使ってみてはいかがでしょうか?
スプリットショットシンカー(ガン玉)

スプリットショットリグに使われるシンカーでラインにシンカーを噛ませるだけで簡単に固定することができます。
たまにキャストの衝撃でシンカーの位置がずれる場合もあります。そんな時には固定したい位置に結び目を作ると、シンカーが結び目から先に行けないため固定することが可能です。
スプリットショットシンカーのおすすめ
【プロズファクトリー】ラバースプスプリットショット
噛み潰しタイプのスプリットショットシンカーの代表格であり、ラインを傷つけない特殊なラバーが貼ってあることが特徴です。そのため細いラインでのスプリットショットリグであってもラインブレイクを気にせずにお使いいただけるでしょう。
【スタジオ100】タングステンシンカー・ラウンドショットタイプ
噛み潰しタイプではない中通しタイプのスプリットショットシンカーです。球体形状のおかげでボトムで転がりやすく、スタックしにくくなっています。濃いカバー周りでもスルスルとシンカーが障害物を躱してくれるでしょう。
バス釣り用シンカーの素材をご紹介!
バス釣りで主に使われるシンカーの素材は以下の3種類です。
鉛
一昔前はバス釣りで最もスタンダードなシンカー素材として普及していましたが、近年ではタングステンにシェアを奪われてしまっている状態です。しかし鉛製のシンカーは値段が安いということが大きなメリットなので、シンカー代を節約したい!という方にはオススメの素材だと言えるでしょう。
タングステン
最近最も注目されているシンカーの素材です。比重が高いので鉛素材のシンカーよりもシンカーサイズをコンパクトにすることができます。シンカーが目立ちにくいのということはバス釣りにおいて大きなメリットになるでしょう。
タングステンシンカーは比重、感度、値段の能力バランスが非常に良いためバス釣りにおいて最もおすすめできるシンカー素材となっています。
ブラス
ブラスは他の素材よりも硬度が高いため水中でのストラクチャーやボトムを感じ取りやすくなります。しかし比重は3種類の中で最も小さいので、その分シンカーサイズも大きくなってしまうのがデメリットです。使い勝手がそこまで良い素材ではないので需要が少ないシンカーだと言えるでしょう。
どうする?バス釣りでのシンカーウエイトの使い分け!
バス釣り初心者の方の中にはシンカーウエイトに迷われる方も多いことでしょう。しかしこればかりはどんなリグを使うか?どんなワームを使うか?で変わってくるため一概にはお伝えすることができません。そのため今回はどんな時にシンカーを重くした方が良いのかについて解説してきます。
ワームが今どんな状況かがわからない時
ワームが今ボトムについているのか?ワームが今フォールしているのか?このようなワームの情報がわからない時にはシンカーを重くした方が良いでしょう。特にバス釣り初心者の方はワームの操作にまだ慣れていないため、常にワームの情報を理解できるウエイトを意識するべきです!
風が強い時
風が強いような状況ではアタリが取りにくくなったり、アクションが付けずらくなるなど様々な弊害が発生します。しかしシンカーウエイトを重くすることでそのようなストレスは一気に改善されるでしょう。
より深いレンジを攻めるとき
深いレンジを攻める際も上記のようにワームの情報が分かりにくくなったり、アクションが付けづらくなるなど様々な弊害が出てくるので、シンカーをより重めに設定しましょう。
バス釣りで使うシンカーの種類、使い分けをしっかり覚えてワームでの釣りを楽しもう!

今回はバス釣りで使うシンカーについて種類ごとに紹介してみました。バス釣りでのシンカーの存在は必要不可欠なので初心者の方はシンカーの種類と対応するリグをしっかりと把握しておきましょう!また、たかがシンカーだと思う方もいると思いますが、シンカーは釣果に大きく関わってくる重要な部分でもあります。ぜひシンカー選びにも少し気を遣ってあげてください。

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