ブラックバスは共食いをする!?ブラックバスの性質、食性を踏まえて徹底解説!
作成:2021.08.25更新:2023.06.09
目次
皆さんはふと「ブラックバスって共食いするの?」と思ったことがあるのではないでしょうか?よくよく考えてみるとブラックバスカラーのルアーがあることも共食いを狙ったものなのでしょうか?今回はそんなブラックバスが共食いをするのか?という素朴な疑問を解き明かしていきます。ブラックバスをより知ることで今後のバス釣りに役立つことがあるかもしれませんね。
ブラックバスとは?
ブラックバスは川や池、湖など全国各地に生息しており、多くの方がルアーフィッシングのメインターゲットとして親しまれています。日本に生息しているブラックバスは主にオオクチバスとコクチバスの2種類でオオクチバスは比較的温暖な水域を好み、逆にコクチバスは透明度が高く、冷たい水域を好むと言われています。
ブラックバスの食性について
ブラックバスはカエルや昆虫、魚類(鮎、ブルーギル、ハヤ、ワカサギなど)、甲殻類など何でも食べてしまうほどの肉食かつ雑食です。その中でも1番捕食されているベイトは魚類でその数は全体の7割にも及ぶと言われており、ついで甲殻類が2割ほどとなっています(生息地によっても異なる場合があります)。
ブラックバスは共食いをする?しない?
では本題であるブラックバスは共食いをするのか?しないのか?という疑問に答えていきます。結論から申し上げますと「ブラックバスは共食いをする」 と言えます。というのも根拠としてブラックバスが共食いをしている瞬間が動画として撮影されていることが大きな要因となっています。またブラックバスのお腹を開くとブラックバスの稚魚が出てきたという話も多く、これからの証言からもブラックバスは共食いをしていると言えるでしょう。
ブラックバスが共食いをする理由
上記でブラックバスは共食いをすると証言をもとにお伝えしましたが、論理的な視点でなぜブラックバスが共食いをするのか?ということを考察していきます。
ブラックバスは栄養価を狙って共食いをしている
私たち人間からは考えられませんが、自然界で共食いは当たり前に行われています。共食いは自分と同じ組成の物質を食べるわけですからよりより良い栄養食になるのです。ブラックバスも高い栄養価を根拠に共食いをしているということも考えられます。
ブラックバスが増えすぎるのを軽減する
ブラックバスが増えすぎてしまうとエサや場所が不足してしまうためそれを軽減するために自らブラックバスが共食いをして数を調整しているのではないかという考察です。これは自然界特有のバランス調整であり、ブラックバスも例外ではないかもしれませんね。
ブラックバスは目が悪く、間違えて捕食する
ブラックバスは時期にもよりますが目に脂肪が溜まり、目が悪い場合があります。そのためブルーギルと小バスの見分けが付きづらく、誤って共食いをしてしまうということが考えられます。
リアクション的に共食いをしてしまう
皆さんもブラックバス釣りの中でリアクションという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?リアクションとはブラックバスの性質の1つで視界から急に現れたり、消えたりする事によって反射的に口をしまうという状況のことを指します。これらがブラックバスたちの間でも起こってしまうということは十分に考えられるでしょう。
ブラックバスの中には共食いで歯形が付いている個体も!?
ブラックバスの中には共食いの影響で体に歯形や傷が付いているバスがいるかもしれません。そのような状況では近くにより巨大なブラックバスがいる可能性があります。ぜひ共食いを狙ったブラックバスに対してブラックバスカラーのルアーを投げてみてはいかがでしょうか?今までにないカラーなのでブラックバスも疑いなくバイトしてくるかもしれませんね。
ブラックバスの共食いは事実!!ブラックバスカラーが生きてくる場面も!
今回なブラックバスは共食いをするのかについて解説していきました。結論から申し上げますとブラックバスは共食いをしており、それを裏付ける根拠も無数に存在します。私たちにはあまりない発想ですが、自然界で共食いは普通に行われており、ブラックバスも例外ではないということですね。そうなるとブラックバスカラーのルアーが生きてくる場面も多いかもしれません。