ハンドルタイプを表すリール表記は一つしかありません。
ハンドルノブが2つあるリールです。手元を目視しなくても、簡易的にハンドルの位置を把握することができるため、ナイトゲームを中心とするエギング専用リールなどでは、ダブルハンドルのラインナップが多いです。
ダイワのリールにしか記載されていない表記もありますので、合わせてご紹介していきます。
LIGHT(軽く)・TOUGH(強い)ことを追求して設計されたリールのことを「LTコンセプト」と呼びます。この設計思想はダイワにしか存在しません。
超軽量設計となっているリールのことを「フィネスカスタム(FC)」モデルと呼びます。こちらの設計思想もダイワにしか存在しません。
ドラグノブを約1回転させるだけで、ドラグの効き具合を最小値から最大値まで調整できる機構のことです。サーフ(砂浜)から置き竿で大型キスやヒラメを狙う際は、ドラグを緩めておくことで仕掛けに違和感を与えずに済みます。アタリがあって合わせる際に、瞬時にドラグをキツく締めれる「クイックドラグ」は、このような時に重宝されます。 シマノでは類似の機構として「ツインドラグ」というものがありますが、リール表記には含まれていません。
ブレーキタイプは厳密には、リール表記ではなくモデル名に付くことが多いのですが、せっかくなので紹介します。ブレーキタイプとは下記の「レバーブレーキ」の搭載有無を表します。
レバーのオンオフだけでラインテンションの切り替えが行える機能のことで、主にフカセ釣り専用リールに備わっています。フカセ釣りの対象魚となる、メジナ(グレ・クロ)やクロダイ(チヌ)などの引きは強烈なため、竿がのされることが多く、ラインブレイクの危険があります。その際、レバーブレーキを使って瞬時にラインテンションをフリーにすることで、竿の体勢を持ち直すことが容易になります。それ以外にも、テンションフリーのオンオフを頻繁に行う「テンヤ釣り」「泳がせ釣り」などでも大きなアドバンテージとなるリールといえます。
最後に今回紹介したリール表記を一覧表にしましたので、忘れた時などに参考にして頂ければと思います。
名称 | ダイワ | シマノ |
---|---|---|
スーパーシャロースプール | LT2000SS-P | 1000SSpg |
シャロースプール | LT2500S | 2500S |
ミディアムディープスプール | - | 3000MHG |
ディープスプール | LT4000D-H | - |
コンパクトボディー | LT4000-C | C5000XG |
パワーギア(ローギア) | LT2000S-P | 1000SSPG |
ハイギア | LT2500S-H | 2500SHG |
エクストラハイギア | LT3000-XH | C5000XG |
ダブルハンドル | LT2500S-DH | C3000SDH |
LTコンセプト | LT2500S | - |
フィネスカスタム | FCLT2500S | - |
クイックドラグ | SS4000QD | - |
レバーブレーキ | LBQD | LB〜,BB-X〜 |
この記事を書いた人
合わせてよく読まれる記事
「スピニングリール」関連の記事
新着記事