【ダイワ】21アルファスsvtwを徹底インプレ！コスパ重視のバーサタイル機はこれ！

2021年アルファスsvtwがモデルチェンジして登場しました。アルファスと聞くとダイワが好きという方の中でもコアなファンしか手を出さない、少し影の薄いベイトリールというイメージがある方も多いのではないでしょうか？

しかし、2021年にモデルチェンジしたアルファスsvtwは、コスパよし！性能良し！の超優秀リールでした。一体どんなところが変化したの？どんなアングラーやポイントでの使用にオススメ？など21アルファスsvtwを深く知りたいと考えている方はぜひ今回の記事をご覧ください。

また、21アルファスsvtwと別の機種を検討しているという方に向けて、他機種との比較も行いましたのでそちらも合わせてご覧いただくとより明確に21アルファスsvtwの特性がご理解いただけるでしょう！

 

21アルファスsvtwのスペック

※Sが付いたモデルは2022年にリリースされたシャロースプールモデルです。

21アルファスsvtwの外観レビュー！

 アルミを使用したオールシルバーのデティールが21アルファスsvtwの特徴となっています。また、装飾もあまりなく、すごくシンプルなデザインですので、コルク・EVAのどちらとも合わせやすいデザインと言えるでしょう。

実際にロッドに付けて手に持った感じはものすごくコンパクトな印象を受けました。手のひら全体で握り込みやすいサイズ感なので、ロッド操作やフッキング、リトリーブのすべてが不安なく行えます。

実釣で分かった21アルファスsvtwの使用感をインプレ

実際に21アルファスsvtwを使った使用感を4つの点からインプレしていきます。どれもバス釣りには重要な要素になってくる項目なので、21アルファスsvtwの購入を検討している方はぜひチェックしておきましょう。

21アルファスsvtwの巻き心地

剛性感の高いアルミボディを使用しているため、ライトなベイトリール特有の安っぽい巻き心地ではなく、しっとりシルキーな巻き心地になっていました。また、巻き抵抗の大きなルアーを巻いても無駄な力を入れることなく、巻いてこれるので巻きパワーも十分に感じられます。

正直フィネスや軽量ルアーでの使用を前提として考えていたので、21アルファスsvtwの巻き心地には驚かされました。中～重量級のルアーでも違和感なくリトリーブが可能です。

21アルファスsvtwのキャストフィーリング

アルファスというリールのイメージとしてライトリグで気持ちの良いフィーリングが出せると勝手に思い込んでいましたが、軽量ルアーはもちろん、中～重量級のルアーでもキャストはかなり気持ちの良いフィーリングをたたき出してくれます。

しかし、個人的に21アルファスsvtwは通常のキャストよりもピッチングの方が気持ちの良いキャストフィーリングが味わえました。32mmかつナローな立ち上がりの良いスプールによって、ルアーがラインに引っ張られている感覚が全くない気持ちの良いピッチングが行えます。

21アルファスsvtwの操作感

先ほどもお伝えした通りボディ自体がかなりコンパクトで握り込みやすくなっています。さらに、アルミボディにもかかわらず自重はたったの175gとかなり軽量です。

そのため、操作性に関しては最上位機種と比べても遜色がないほどの仕上がりと言っても良いでしょう。
野池や水路などの小場所をピッチングでランガンしていくような釣りでも疲労感を感じず、釣りに集中できるのは21アルファスsvtwならではの軽快感のおかげだと感じます。

21アルファスsvtwのトラブルレス性

svスプールが搭載されていますので、ライントラブルに関しては、申し分ありません。使っていてブレーキがピーキーだと感じることはほとんどなく、釣行の大半をトラブルなく過ごすことができます。

21アルファスsvtwに最適な使用範囲は？

次に21アルファスsvtwに最適な使用範囲について解説していきます！どんなルアーやロッドと組み合わせて使いたいのか？が決まっていないという方はぜひ参考にしてみてください。

ルアーウエイト

21アルファスsvtwというとライトな釣りに向いていると勝手に感じていましたが、そんなことは全くなく、かなりバーサタイルに使えます。ウエイトで言えば7~14gが最も快適なウエイトと言えるでしょう。

しかし、15~30g,4~7gについても正直あまり違和感なく扱える印象がありました。正直、ルアーウエイトに関してはかなり広い範囲をカバーすることが可能です。

ロッドスペック

21アルファスsvtwでどんなルアーをメインで使うのか？によって変わってきますが、個人的にはML~Mのロッドに付けていただくのが最適だと感じました。

ライン

10-14lbのラインが最適です。軽量ルアーやライトリグを全般に扱いたいのであれば10lb,ロッド一本でランガンしていくようなバーサタイル性が欲しいのであれば12lb-14lbを選ぶようにしましょう。

21アルファスsvtwと20タトゥーラsvtwの比較

 

Amazon：ダイワ ベイトリール 20TATULA SVTW

20タトゥーラsvtwも、今回のアルファスと同様に、コストパフォーマンスの高いベイトリールで、その差は6,000円ほどになっています。どちらもバーサタイル性が高く、広範囲のウエイトを扱うことができますが、実際に両機種を使った感覚だと21アルファスの方がより幅広いルアーを扱いやすいイメージです。

また、両機種ともに操作性や軽快感が素晴らしいリールになりますが、剛性感やそれに付随する巻き心地などフィーリング面で言えば、明確な違いを感じますね。使用中のフィーリングやバーサタイル性を吟味しても十分6,000円以上の差がありますので、もし少し予算を増やせるのであれば21アルファスsvtwを強くおすすめします！

 

21アルファスsvtwと21ジリオンsvtwの比較

21アルファスと同じ年にモデルチェンジされたジリオンsvtwですが、どちらを購入するべきか迷う方も多いでしょう。今回は、両方とも使ったことのある私が両機種を比較してみました！まず21アルファスsvtwと21ジリオンsvtwの両方を使い、明確に感じた違いは、最適なルアーウエイトです。

21ジリオンsvtwの最適なルアーウエイトは10~50gほどになります。そのため、軽量～中量級ルアーの使用が比較的多い方は21アルファスsvtw、中量～重量級ルアーの使用が多い方は21ジリオンsvtwがおすすめです。

また、フィールドをタックル一本でバーサタイルに回りたい場合は、より汎用性が高い21ジリオンsvtwを選ぶのが良いでしょう！

 

【ダイワ】21アルファスsvtwは小中規模フィールドとの相性が抜群！

今回はダイワからリリースされた21アルファスsvtwについて徹底的にインプレしてきました。これまでのシリーズよりも剛性感がアップし、よりバーサタイル性の高いリールに仕上がったと感じます。

21アルファスsvtwは近距離～中距離のレスポンスの良さが際立つリールですので、野池や水路のような小中規模のフィールドではかなり出番が多いリールだと言えるでしょう。コストパフォーマンスが高いバーサタイルリールが欲しい方はぜひダイワの21アルファスsvtwを検討してみてはいかがでしょうか？

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