芋虫を模して作られたイモグラブはローインパクトであるものの、バスに違和感なく口を使わせることに長けています。そのため冬のクリアアップした環境下でもバスに見切られにくいと言えるでしょう。
しかしローインパクトであるため、広範囲をズル引きで探るというよりかは、バスが溜まっていそうなポイントで積極的に使っていただくのがベストです。
フルスイングのテールをカットして逆に付けた通称「カットスイング」は冬のバス釣りに欠かせないマストアイテムです。ワーム単体で17gもの自重があるため痒い所に手が届くワームとなっています。
表面のリブによってジャークすると上にポップするようなイレギュラーアクションが出せます。このアクションこそがバスの不意を突き、思わずバイトさせる力となっているようです。ぜひズル引きの中にジャークを織り交ぜて使ってみてはいかがでしょうか?
対カバー用に作られたスティックベイトです。通年通して良く釣れるワームですが、タフな厳寒期のズル引きは特に有効な使い方になります。カバーに入れ込みゆっくりと引いてくるだけでその独特なシルエットと甲殻類成分の含まれたマテリアルによってバスが思わずバイトしてくれます。大人気でなかなか売っていないワームではありますが、見かけた際はぜひ手に取ってみてください。
ズル引きってボトムをゆっくり引いてくるだけじゃないの?と思った方もいるでしょう。もちろんそれで大正解なのですが、1つポイントがあります。それはズル引きをした後にラインを完全に緩めることです。糸を張った状態にしてしまうとワームがラインに引っ張られてカーブフォールしています。するとナチュラルなアクションが出せない上にボトムに着くまで時間がかかってしまうため釣りのテンポが悪くなってしまうのです。このラインをフリーする動作で釣果が分かれるのでぜひ意識して取り入れてみましょう!
また、ズル引きをしている最中に障害物にコンタクトすることも多いです。そんな時にはジャークやポーズなどの変化を付けて誘ってあげることが大切になってきます。"障害物=バスの隠れ家"でもあるため積極的にアクションを付けてあげてください。
ワームのズル引きはそこまでアピール力の高い釣りではありません。そのためしっかりとバスの居場所にワームが届けられるかが重要になってきます。冬場の少ない時間を無駄にしないためにも冬のバスがどんなポイントに集まりやすいのかを抑えておく必要があるでしょう。
ワンドとは池や湖、ダムに見られる入り江状にえぐられた場所を指します。ワンドは水流の影響を受けにくく、太陽の熱を貯め込むことができるため日中に狙うのがおすすめです。またバスもベイトを追い込みやすいためワンド内が冬場の餌場になっているケースも多いと言えます。
冬場の一級ポイントとも言える温排水はベイトも溜まりやすく、それを狙ったバスも多く存在するため絶対に押さえておくべきポイントの一つです。しかしこのような場所は冬でも多くのアングラーが狙うので、プレッシャーも必然的に高くなってしまうのです。そんなポイントこそバスに違和感なく口を使ってもらえるワームのズル引きは適任と言えるでしょう。
テトラは強い流れから護岸を守るために配置されているため必然的に流れによってえぐれが出来上がります。そんなエサが付きやすく、隠れ家が多く存在するポイントにバスが入っていないわけがありません。テトラの中はもちろん、テトラ周りもズル引きで探ってみましょう。テトラエリアは根掛かりが多発するポイントでもありますが、高比重スティックベイトのズル引きであれば何ら問題もなく攻略することができます。
冬であってもウィードが枯れずに残っているポイントもバスが集まる絶好ポイントだと言えるでしょう。ウィードが残っているということは比較的水温が安定しており、ベイトも好んで集まってきます。そんなベイトたちにつられてバスもウィードエリアに差してくることが多いのです。しかしウィードが邪魔してワームを上手く操ることができない場合も多いため、スティックベイトのようなスナッグレス性の高いワームが求められます。
今回は冬に効果的な高比重ワームのズル引きについておすすめ製品や使い方をご紹介しました。冬のバス釣りで何をやっても釣果が上がらない!そんな時にこそ高比重ワームのズル引きを試してみてはいかがでしょうか?シンプルな使い方ですが、厳寒期のタフな時こそ絶大な効果を発揮してくれます!!
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