プレッシャーが高いポイントでもより奥の障害物と絡めることで、バスが簡単に口を使ってしまうという状況も少なくありませんので、今の釣果に悩むアングラーにこそウェーダーがおすすめです!
ウェーダーと聞くと分厚い生地でお腹まで付けるため動きにくいというイメージを持たれる方も多いでしょう。確かにその通りで、モデルによっては分厚くて動きにくいこともあります。また、風通しが悪いため非常に暑く、汗で蒸れてしまうこともウェーダーのデメリットだと言えるでしょう。
しかし近年では特別な生地で蒸れにくいモデルや太ももまでのコンパクトなモデルも多数リリースされていて、動きにくさや暑さが気になる方でも手に取りやすいような製品が揃っています。
水底は滑りやすく、流れが効いている場所もあるため転倒や流される危険があることを覚えておきましょう。ウェーダーは内部に水が入ってしまうと水が重しとなって動きづらくなってしまい、最悪の場合溺れてしまうケースもあるのです。
ウェーダーで水の中を歩く際は必ず半歩ずつゆっくり歩くようにしましょう。ダムやリザーバーでは急にガクッと深くなっている場所も多く、釣りに夢中になっていると気が付かないケースもあるため、常にゆっくりと水底の変化を感じながら移動するのがベストです!
人が入水するのですから、必ずバスは警戒感を抱いてしまいます。特に小さな池やダムでは少し入っただけで、これまで見えていたバスが全く反応しなくなることも少なくありません。
ウェーダーを着ていても初めは岸から釣りをするのがベストです。そして入水する際には必ずゆっくりと音を立てないように入りましょう!
近年では様々な種類のウェーダーがリリースされていて、どれを選べば良いか迷われている方も多いですよね。自分に最適なウェーダーを見つけるためにも必ずウェーダーの素材・長さ・ソールに注目してきましょう!
ウェーダーの素材はナイロン・防水透湿生地・ネオプレンが3種類が主流となっています。素材によって保温性能や内部の蒸れが変わってくるため、季節やシチュエーションを踏まえて慎重に選ぶようにしましょう!
最もスタンダードと言えるのがナイロン生地です。軽量で破れにくく、保温性も高いことが利点として挙げられますが、暑い時期には熱がこもってしまうという欠点も存在します。比較的気温が低い時期のバス釣りにおすすめな素材です!
暑い時期におすすめできるのが防水透湿生地です。内部の湿気を外に逃がしてくれるため、暑い時期のバス釣りでも熱がこもらず快適に使うことができます。
ネオプレンは保温性に優れていることから冬のバス釣りにおすすめです。肌にピタッと張り付き、生地も分厚くなっているため保温性能はどの素材よりも高くなっています。
ウェーダーには胸までのタイプのチェストハイウェーダー・腰までのタイプのウエストハイウェーダー・足までのタイプのヒップウェーダーと3種類に分かれています。それぞれ使える水深が違うため皆さんのフィールドに合わせてウェーダーの丈の長さを決めていただくのが良いでしょう。
膝上ほどの水深におすすめなウェーダーです。ウェーダーが軽量なのでバス釣りで浅瀬をランガンしていくような時には非常に最適となります。
太ももあたりの水深におすすめなウェーダーです。チェストタイプよりも動きやすく、ある程度水深のある場所にも入っていけるため、ウェーダーの長さに迷われている方はスタンダードなウエストハイウェーダーをおすすめします。
腰ほどの水深まで入っていけるウェーダーです。動きにくさはありますが、深場までガンガン攻めていけることが強みで、湖やダムなどでも活躍してくれるでしょう。
ウェーダーのソールはラジアルソールとフェルトソールの2種類が主流となっています。ウェーディング中に滑らないためにも最適なソールを選びましょう!
ゴム素材で凹凸のあるデザインが特徴のラジアルソールは泥や砂といった滑りにくい場所で使うのが一般的です。幅広い場所に使うことができますが、コケや岩場で滑りやすいソールになっています。
濡れた岩場やコケ周りでもしっかりとグリップしてくれるソールです。滑りやすい場所で重宝するソールとなりますが、泥や砂には不向きで、フェルトの中に細かい泥や砂が入り込んでしまうケースもあります。
軽くて機動性の高いナイロン生地を採用しているため、一日中歩き回るバス釣りアングラーにおすすめのウェーダーとなっています。内部はインナーメッシュに加工されていて、汗による不快感を最小限まで抑えていることもおすすめポイントです!
また、転倒時に水の侵入を抑えるウエストベルトが付いているため、お子さんや女性の方でも安心してお使いいただけるでしょう!
一度買ってしまえば長年愛用できるダイワ最高峰のウェーダーです。高水準の防水透湿性能であるため夏でも蒸れることなく長時間使うことができます。
また、機動性の高いタックルショートブーツや屈曲性の高いソールを採用しているためランガンが多いバス釣りにこそおすすめできるウェーダーだと言えるでしょう!
ヒップタイプのコンパクトなウェーダーで、簡単に装着することができます。擦れに強い高耐久素材を使っているため、水中の棘やフックによる水漏れも軽量されています。
浅瀬をランガンしながらポイントを周りたい方におすすめのウェーダーです!
試しにウェーダーを使ってみたいという方におすすめのコスパ最強ウェーダーです。価格は6,000円程度とウェーダーとしては破格のお値段で性能も申し分ありません!
またPプルーフ加工された生地は汚れや水滴が沁み込まないため泥・砂のエリアでも汚れを気にせずに使うことができます。
ウェーディングをするにあたってのウェーダー以外に持っておくべきアイテムをご紹介します。
ウェーディング中にバス釣れるとランディングが難しい場合が多いです。水中でランディングをするわけですから、強引に抜き上げることができず、必ずハンドルランディングしなければなりません。ハンドルランディングは寄せるまでに時間がかかるため、バレる危険も高まります。そんな時にはランディングネットを持って釣りに臨むのがおすすめです。スピーディーにバスをキャッチアップできるためバレる心配を極限まで減らすことができます。
またウェーディング中に物を落としても簡単に回収することができるためネットを持っていると何かと便利になります!
上記でもお伝えした通りウェーディングでは転倒や流される危険がおかっぱりよりも高まります。「バス釣りは池や湖が多いし、そこまで必要ない」と思っている方も多いと思いますが、ウェーディング中に暑さで倒れてしまったり、雨によって急な増水があったりとバス釣りであっても油断ができません!ライフジャケットは必ず装着して釣りに臨みましょう!
今回はバス釣りにウェーダーを使うメリット・デメリットからウェーダーの選び方、おすすめ商品や必要なサブアイテムまで徹底徹底的に解説していきました。バス釣りではウェーダーを使っている人が少ないからこそ、ウェーダーを使うか使わないかで釣果が変わることも大いに考えられます!
ウェーダーを使ってバス釣りの幅を広げてみてはいかがでしょうか?最近の釣果に悩むおかっぱりアングラーの方はぜひウェーダーを使ってみることをおすすめします!
記事中の紹介グッズ一覧
合わせてよく読まれる記事
「バス釣り」関連の記事
「ブラックバス」関連の記事
新着記事