真っ黒が特徴!?シマノのシーバス専用リール「エクスセンス」をご紹介!
作成:2021.10.20更新:2021.10.20
シマノのシーバスブランド「エクスセンス」黒を主体とする引き締まったデザインは、シマノのシーバス専用機の象徴です。エクスセンスは2009年にシーバス専用リールとして発売されました。現在は低価格の「エクスセンスBB」、中価格の「エクスセンスCI4+」、高価格の「エクスセンス」、レバーブレーキ付きの「エクスセンスLB」というブランドに派生され、誰でもエクスセンスブランドのリールに手が届くようになりました。今回はエクスセンス4兄弟をご紹介します。
エクスセンスBB
エクスセンスブランドの中で最も安価なモデルです。HAGANEギア・Xシップ・ねじ込みハンドル・Xプロテクトなどシマノが誇るテクノロジーはしっかりと搭載され、また魚種専用機特有のドラグシステム「ラピッドファイアドラグ」も搭載されています。入門機として考えれば高すぎるほどの性能を持っていますが、現在は同価格帯に21アルテグラという強すぎるリールがあるのでデザイン面以外でエクスセンスBBを選ぶ理由はないでしょう。モデルチェンジに期待。
エクスセンスCI4+
エクスセンスブランドの中間に位置づけられるモデルです。その名の通りボディ素材にCI4+が採用されているモデルで、非常に軽量であることが特徴です。マグナムライトローターが搭載されているのでレスポンスが非常に良く、巻く・止めるを繰り返すようなスタイルで釣りをする方には非常に使いやすいでしょう。
またこのクラスからは「リジッドサポートドラグ」が搭載されるので、ドラグの滑り出しの良さが1ランク上がります。リジッドサポートドラグ非搭載のリールとはドラグの滑り出しが全く違うので、ドラグ性能に拘る方にはおすすめできるリールです。しかし設計が一代前のものなので、最新のリールに搭載されているロングストロークスプールやマイクロモジュールギアⅡ・サイレントドライブなどのテクノロジーは非搭載です。
エクスセンス
エクスセンスブランドのフラッグシップモデルです。前作から20gも軽量化されました。前作はフルマグネシウムボディであったのが、21エクスセンスではマグネシウムとCI4+のハイブリッドボディになっているのが軽量化の大きな要因ですね。おそらくヴァンキッシュベースでしょう。シマノ公式では強度・重量ともにヴァンキッシュとツインパワーXDの中間に位置づけるとされています。
スペックから読み取れるヴァンキッシュとの大きな違いはラピッドファイアドラグの有無と10gの重量違いぐらいでしょう。ハンドル素材はヴァンキッシュがCI4+、エクスセンスがアルミニウムです。ハンドルの素材で巻き心地はガラッと変わり、金属素材の方が雑味の無い巻き心地なので、個人的にはエクスセンスをおすすめします。
エクスセンスLB
エクスセンスブランド、いやシマノの中で唯一のルアー用レバーブレーキリールです。エクスセンスLBは軽量かつ高剛性のマグネシウムボディに、軽量のマグナムライトローターが搭載された、キレのあるレスポンス重視のリールです。最大の特徴は、専用設計である「エクスブレーキ」。レバーとブレーキシューの間に弾性部品を組み込むことで、急激なブレーキ力の変化を抑制し、急激なブレーキ力の変化を防ぐというものです。
発売は2016年であるため、防水システムがXプロテクトではなくコアプロテクトだったり、マグナムライトローターが一昔前の設計であったりと設計の古さを感じますが、現状エクスセンスLB以外の選択肢がありません。ラインナップがC3000MPGとC3000MXGと両極端であることや価格を考えると完全にエキスパート向けであると言えます。
エクスセンスでシーバスゲームを楽しもう!
シーバス専用機であるエクスセンス。シマノのシーバスロッドと合わせることでよりデザインに統一感が出てカッコいいです。ぜひエクスセンスシリーズでシーバスフィッシングを楽しんではいかがでしょうか?