ネコリグシンカーを徹底解説!バス釣りの切り札であるネコリグはシンカーにもこだわろう!
作成:2021.08.10更新:2023.06.09
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バスアングラーなら知らない人はいないというほど有名、優秀なリグと言えば「ネコリグ」でしょう。その名の通り多くのシチュエーションでバスを根こそぎ釣ることができますよね。皆さんの中には「ネコリグと言えばこれ!」というワームを見つけている方も多いでしょう。しかしワームだけではなくシンカーにも目を向けてみてください。繊細なリグだからこそシンカーが動きのキモになっています。ということで今回はネコリグの重要格であるシンカーについて紹介していきます。
ネコリグシンカー(ネイルシンカー)とは
まずはネコリグについて紹介してきます。ネコリグとは一誠の村上晴彦さんによって考案されたストレートワームを使ったリグです。その名の通り「根こそぎ釣れる」ことからネコリグと呼ばれるようになりました。セッティングとしてはストレートワームの先端にネイルシンカーをセットし、中腹部にフックをちょんがけするだけで簡単に完成します。アクションも非常に簡単でロッドを上下に小刻みに動かすことで小魚やエビがボトムをついばむような動きが出せるようになっています。
ネコリグシンカーとは上記で説明したネコリグ専用に作られたシンカーで「ネイルシンカー」と呼ばれています。ストレートワームに刺しやすくするためネジのような形状をしていることが特徴です。
ネコリグの動きを最大限に生かす!最適なシンカーの付け方
ネコリグシンカーはストレートワームのヘッド部分に埋め込むだけで簡単にセッティングすることができます。そのため特にコツ等はありませんが、シンカーがワームの中心をしっかり通るように付けることが大切です。またシンカーを先端から少し出す派としっかり埋め込む派で分かれています。先端から少し出す場合はより感度が良くなるためボトムを感じ取りやすくなるのです。逆にしっかり埋め込む場合はシンカーが取れにくいというメリットがあります。どちらも微差なのでそこまで気にする必要はないように感じますね。
ネコリグシンカーのウエイトの使い分けをご紹介!
正直なところ何インチには何gと言った明確な決まりはありません。というのも狙うレンジや風の強さ、どんな食わせ方をしたいかによってシンカーウエイトは変わってくるからです。しかしそれだとどれを選べば良いかわからないという方もいることでしょう。そんな方のためにおおよその目安についても紹介していきます。
4〜5インチのストレートワーム
シンカーウエイトの範囲としては1.0〜2.2gといったところですね。最もベターなウエイトは1.3gになります。風が強い場合やもっと深いレンジを攻めたい時には1.6g前後を使っていただくと良いでしょう。また素早いフォールでリアクション的な喰わせ方をしたい場合には2.2g前後がオススメです。
最強の固定力!超おすすめなネコリグシンカーをご厳選!!
ネコリグシンカーは多くのメーカーから個性的なものがリリースされていますが、今回なその中でも自信を持ってオススメできるネコリグシンカーを厳選しました。もしシンカー選びに迷ったら参考にしてみてください。
タカミヤ-バーブネイルシンカー
安い、差しやすい、取れにくいの三拍子が揃ったコスパ最強のネコリグシンカーです。ネコリグシンカーの中でも最安値レベルにお得ではあるものの、基本的な性能はしっかりとしているため誰でも使いやすい文句なしのネコリグシンカーと言えるでしょう。安さを重視している方にはこちらがオススメです!
ジャッカル-タングステンカスタムシンカーネイル
ギザギザしたデザインが特徴のネコリグシンカーです。ネコリグでシンカー部分がもっこりしてしまうものをよく見かけますが、こちらは全体的にコンパクトな設計でワームの形状を崩さずに刺すことができます。私も最初に使ったときはその使いやすさに驚き、今ではこのシンカーの超絶リピーターとなりました。
YZD-タングステンネイルシンカーTG
一袋の内容量が 20、50、100個と選択できるタイプのネコリグシンカーです。また鉛、ブラス、タングステンと3つの素材の種類が用意されていることも大きなポイントで値段、コンパクト性、感度のどれを優先するかで素材を選んでいただくと良いでしょう。
レイン-タングステンネイルシンカーVer.2
0.3〜5.3gまで幅広いウエイトが揃っているネコリグシンカーとなっています。これまで紹介してきたシンカーとは違って形状にそこまで驚きはありませんが、装着してみるとその刺しやすさ、抜けにくさに驚くことでしょう。また感度の良さにも定評で、ボトム感知能力も非常に高いことも大きな魅力となっています。
ボレアス-アノストシンカー
2.5〜11gとヘビーウエイトを中心に取り揃えているのがこのアノストシンカーです。正にネジを模倣したような形状で、ヘッド部が完全に露出することでボトムの感知もしやすくなっています。アノストレート、ファットウィップなどのファットなストレートワームに使っていただくとより力を発揮してくれることでしょう。
ネコリグシンカーが取れやすいという方の対処法とは?
キャスト時やバスが釣れた後などにシンカーが取れてしまうことに悩む方もいるのではないでしょうか?そんな時はライターや接着剤でより強固にシンカーを固定することオススメします。ライターの場合はシンカーを中まで入れ込みヘッド部分を炙ることで穴塞がり、シンカーが取れにくくなります。炙った直後はワームが柔らかくなっているためしっかり水で冷やしてからお使いになってください。接着剤の場合も同様でヘッド部分に1滴垂らしてあげることで、強い衝撃でもシンカーが抜けにくくなります。
ネコリグシンカーの代用としてよく言われるネジ!実際どうなの?
ネコリグシンカーの代用としてよく使われてきたのがネジです。ネイルシンカーより比重が軽いことがデメリットはあるものの、その安さから使われている方もいるでしょう。確かに使えないことはありませんが、そこまでケチる部分ではないのでは!?というのが正直な感想です。今回紹介したネコリグシンカーの中にはコスパに優れた安いものも存在します。ネコリグを最大限に生かすためにもメーカーからリリースされたシンカーを使っていいただいた方が良いと言えるでしょう。
こだわりのネコリグシンカーを使って、より良いネコリグライフを!!
今回はネコリグのシンカーについてピックアップして紹介してみました。ネコリグはどんなワームを使うかも非常に大切ですが、シンカーも大切な存在であることを忘れてはいけません。シンカーのウエイトや付け方次第で釣果が変わるということも少なくないでしょう。ぜひシンカーにもこだわりを持ってネコリグを一層楽しんでみてはいかがでしょうか?
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