19 ヴァンキッシュ C2000S

シマノ

19 ヴァンキッシュ C2000S Instagram @monkey152113さんの投稿
番手
2000
ギア比
5.1
ドラグ/耐力
3kg
自重
145g
B/R
11/1
糸巻量/回転
69cm
ハンドル長
40mm
ナイロン糸巻量
12-125 / 16-100 / 20-75
PE糸巻量
0.6-150 / 0.8-110 / 1-80
 価格
¥ 46,278

狙えるターゲット魚種

搭載の機能・素材

よく比較されるライバルモデル

1000番クラスの小型リールにヴァンキッシュを使う意義を理解し、究極のライトゲームを!

シマノの「クイックレスポンスシリーズ」の最高峰機種であるヴァンキッシュは、軽さ、感度の絶対値は言わずもがなですが、素材の選定、肉厚・肉抜きの設計、回転体の慣性モーメントの制御、ギア類の加工精度、各パーツの組付け精度などの追い込みが、他の機種以上に精緻を究められていることがもたらす「質」のレベルが違います。

メーカー希望小売価格57,000円、実勢価格でも4万円台後半はくだらない高額の製品ではありますが、やはり、価格だけのメリットは数多くあります。繊細な釣りになればなるほど、違いが顕著に現れるのではないかと思います。今回は、ラインアップ中、2番目に小さいモデル、19ヴァンキッシュ C2000Sについて紹介して行きます。

究極の軽さ、強さ、飛距離を実現し、高次元の釣りへいざなうツールがヴァンキッシュ

ヴァンキッシュクラスのスピニングリールを普段使いできるアングラーはそんなに多くはないかも知れませんが、普段、安価なスピニングリールばかり使っている方にこそ、是非とも触ってもらいたいリールです。最近のリールは、例えば21アルテグラのように、1万円台前半で手に入るエントリークラスのモデルでも驚きの高性能を持つものも増えては来ました。これらも「釣りをする」ということにおいては全く不足ないパフォーマンスを発揮します。

しかし、やはりヴァンキッシュクラスのリールは別格です。「軽い」、「強い」、「飛ぶ」とひとことでは言い表せない、全ての機能が融合することがもたらす上質感が味わえます。当然トラブルも少なく(というより、リールが原因のトラブルは限りなくゼロに近い)、自分が上達したかのような錯覚に酔いしれることができます。ヴァンキッシュ C2000Sは、上級者には勿論ですが、ビギナーからひと皮剥けたいアングラーにこそおすすめしたいモデルです。

ヴァンキッシュ C2000Sの基本スペック

それでは、19ヴァンキッシュ C2000Sの基本スペックを見て行きましょう。ギア比は5.1、ハンドル1回転あたりの最大巻き上げ長さは69cmのノーマルギア機です。ドラグは最大釣力3kgのドラグが搭載されています。ドラグの挙動を制御するドラグワッシャーは、1000番から4000番までは、滑り出しの軽さを優先したフェルト製ワッシャーが採用されています。いずれの機種も、ドラグの調整幅は大変細かく、ドラグノブを90度も回せばラインの滑り出しトルクが変わったことを充分に感じ取ることができます。ラインキャパは、ナイロン3lbで125m、4lbで100m、PE0.6号で150m,0.8号で110mです。自重は驚きの145gです。単1乾電池1本の重量とほぼ同じです。

見た目の重量感をさらに裏切る軽さ!

19ヴァンキッシュ C2000Sの自重はカタログ上は145gですが、実際に手に取り、ハンドルを回してみると、見た目のイメージよりもさらに軽く感じます。金属パーツの樹脂化、NEWマグナムライトローターの採用、新デザインのCI4+ハンドルなど、145gという数字は、各パーツの徹底した軽量化の賜物ではありますが、それ以上に、精密なギアシステム、パーツマウント精度がもたらす、「巻き出しの軽さ」が抜きん出ているからだと言えるでしょう。

19ヴァンキッシュ C2000Sは、ボールベアリングを11個も使用しながら、重量を犠牲にすることなく巻きの軽さと正確さ、そして回転に伴う、ローターの慣性モーメントの低減を実現し、ハンドルを回した際、何も抵抗がないかのように、静かに回転を始めます。そして、アングラーが手を緩めれば即座に回転が止まり、あたりを捉えてフッキングすれば即座に力強い巻きパワーが音を立てず発現する、こうした一連の挙動は、一切の雑味がなく、カタログ自重以上の軽さを感じさせてくれます。

19ヴァンキッシュはライトゲームにこそ真価を発揮する!

19ヴァンキッシュの軽さと巻きの滑らかさとパワーは、ステラに比肩するものがあります。しかし、互いの得意とするフィールドは必ずしも同じというわけではありません。ステラシマノのスピニングリールのフラッグシップモデルとして、すべての機能おいて最上を奢ってはいますが、マグネシウムボディ、マグネシウム/アルミローター、ドラグノブなど、金属素材を多用することで、あらゆるフィールドで比類なき剛性を発揮することに重点を置いているのに対し、ヴァンキッシュは樹脂パーツの多様化により、軽量化と慣性モーメントの除去に重点を置いたモデルとなっています。

すなわち、ライトゲームでの操作性(特に静粛性)と感度を得ることに重点を置いたモデルとなっています。小型番手のリールになればなるほど、パワーよりも軽さと感度と静粛性が重要度を増しますので、アジングや渓流でのトラウトゲームなどにはステラよりもヴァンキッシュの方が適応能力は高いでしょう。

ライバルはダイワ・21ルビアス エアリティ FC LT2000S-P

19ヴァンキッシュ C2000Sのライバル機種と呼べるモデルは、ダイワ・21ルビアス エアリティ FC LT2000S-Pと言えるでしょう。21ルビアス エアリティは、ステラヴァンキッシュを意識したモデルと言えそうです。20ルビアスに対し、モノコックボディのマグネシウム化、ドライブギアのマシンカットタフデジギア化、ハンドルのアルミ化等により、軽さと剛性にさらに磨きがかかったフィネスカスタムモデルです。フィネスカスタムモデルのため、金属ボディながら自重は150gと19ヴァンキッシュ C2000Sとほぼ変わらない超軽量のフィネスカスタムモデルとなっています。

21ルビアス エアリティ FC LT2000S-Pはギア比4.6のパワーギア(ローギア)モデルのため、ターゲットが深場に潜んでいるランカーサイズのビッグバス狙いなど、いざという場合のパワーが求められる場合は21ルビアス エアリティ FC LT2000S-Pが、パワーはあまり必要なく、軽量リグをロングキャストしてタナをカウントしてレンジをとり、小さなアタリを捉えるアジングのような繊細な釣りには19ヴァンキッシュ C2000Sの方が適性が高いと思います。

ヴァンキッシュを宝の持ち腐れにしないために

19ヴァンキッシュ C2000Sは非常に高性能のリールです。宝持ち腐れとならぬよう、他のタックルにもこだわりましょう。ロッド、ライン、ショックリーダーなども十分に吟味し、ヴァンキッシュでなければ感じ取ることができないアタリを捉え、ヴァンキッシュでなければ獲れない魚をキャッチするためのツールとしてヴァンキッシュのポテンシャルを最大限生かせるよう、アングラーの技量が試されるリールでもあります。

この記事を書いた人

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初心者歴40余年!
ショアおやじ

 メジナ、クロダイ、アイナメ、カサゴ、メバル、カワハギ、シロギス、イシモチ、カレイ、ハゼ…ベラ、フグ、ヒイラギw、ウキフカセ釣り、投げ釣り、穴釣り、江ノ島周辺(湘南大堤防、表磯、裏磯、片瀬漁港)、福浦岸壁、大磯サーフ、逗子・葉山界隈、城ヶ島(神奈川県)


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