19 セルテート LT3000-XH

ダイワ

19 セルテート LT3000-XH
番手
3000
ギア比
6.2
ドラグ/耐力
10kg
自重
225g
B/R
10/1
糸巻量/回転
93cm
ハンドル長
60mm
ナイロン糸巻量
8-150
PE糸巻量
1-200
価格
¥ 39,311

搭載の機能・素材

よく比較されるライバルモデル

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セルテートとは

セルテートシリーズはダイワリールの中でも中堅機種にあたります。汎用リールの中では耐久性を重視されているモデルで、ボディー素材にアルミ合金が使用されているのでリールフットの撓みなどもなくパワフルな巻き上げ力が魅力です。そのパワーと剛性に軽さが加わった19セルテートですが、ではどこが以前までの旧型のセルテートと変わったのか。それはダイワリールの新しい基準となったLTコンセプトが採用された事です。

LTコンセプトにより生まれ変わった19セルテート

具体的に、前作16セルテートとどこが変わったのか。まずはリールコンセプトがLTとなり、ボディーがモノコック成型になりました。モノコックボディーになってどこが大幅に変更されたかというと、エンジンプレート部分以外を一体成型する事で大幅な剛性アップ、ネジ止めレスになった事でボディー内部のスペースが広くなり、前作よりも大きなサイズのギアが搭載できるようになった、このあたりが大きな変更点と言えます。またローターに関しては18イグジストと同じNew ZAIONローターが搭載されているので、巻き出しも非常に軽く、当然自重も軽くなっています

19セルテートを選んだ理由

キャスティング中

まず19セルテート LT3000-XHはPE1号が200m巻けるので、ラインキャパ的にも幅広い魚種をカバーできます。離島に行って釣りをする機会が多かった私は、青物からアオリイカ、根魚やオフショアなどの幅広いジャンルを1つで賄える19セルテートを選択する事が必然だと思いました。離島へ向かう時には可能な限り手荷物を減らしたいというのが本音です。なので替えスプールをいくつか用意して、よりバーサタイルに様々なリールが1台あればそれが私にとってのメインリールに成りえると思い19セルテート LT3000-XHを選びました。また前述の通り軽くなった上に剛性もアップし、更にギアのサイズも大きくなった事でパワーもアップしているので、逆に買わない理由がないくらいだと思いました。

19セルテート LT3000-XHはどんなターゲットに向いているのか

ダイワのホームページを見ると、ターゲットは「シーバス、本流・湖トラウト」とあります。しかしPE1号が200m巻けるので、私はライトショアジギング、ロックフィッシュ、シーバス、エギング 、湖トラウト、オフショアでのSLJ、タイラバ、ボートロックと多種多様な釣りに使用しています。

シーバスには相性抜群!他にハードロックフィッシュなどにも

おそらく開発テストでのメインはシーバスゲームだと思われる為、港湾部から河口のウェーディング、サーフでのシーバスには相性抜群です。磯からのロックゲームでは、ヒラスズキを狙うには1号では頼りないですが、中型のロックフィッシュであれば十分に対応できます。LT3000~LT5000-CXHはメインギアが同じサイズのものが搭載されているので、巻き上げ力の強さは申し分ないです。実際に私はLT3000-EXで3キロクラスのカツオをPE1号で釣っています。

サクラマスやレイクトラウトなど、本流や湖のトラウトにもマッチ!

本栖湖

私は淡水では湖のトラウトで使用しました。ミノーでのグリグリメソッドをやりました。そこまでの大型トラウトは釣っていませんが、50オーバーのブラウントラウトでも余裕をもってファイトできました。18イグジストでは70クラスのレイクトラウトも釣りあげられましたので、19セルテートでも十分可能だと思います。ただ巻取り長が93cmというのは、グリグリメソッドには少し多いかなと思います。19セルテートであれば巻取り長85cmのLT3000S-CH-DHをお勧めしたいですね。他にも私は湖では船からのレイクジギングでも使用しています。

18イグジスト LT3000-XH、20ルビアス LT3000-XHとの違い

同じダイワのLTコンセプト機、18イグジストや20ルビアスなども気になる方もいるでしょう。そこでイグジスト、ルビアスの使用感と比較してみました。

18イグジスト LT3000-XHが良いのはわかっているが・・・

芦ノ湖

18イグジストはダイワのハイエンドモデル。マグネシウムボディーなので軽く頑丈にできています。メーカーの表記では剛性は19セルテートの方がやや勝り、軽さは18イグジストの方が上となっています。実際には19セルテートでも十分に軽いです。とにかく軽さと感度重視であればイグジストをオススメしますが、18イグジストは販売店での割引もなく、18イグジスト LT3000-XHの実売価格は8万円弱。19セルテートであればだいたい25%オフなので4万円ちょっとなので、18イグジストの値段を出せば、19セルテートとそこそこ良いクラスのロッドが買えてしまいますね。

20ルビアス LT3000-XHではパワーに不安がある

では20ルビアス LT3000-XHではどうなのかと言いますと、価格は19セルテートよりも1万円ほど安く、自重は20gも軽い。いい事尽くめのようですが、 20ルビアスはボディー素材がZAIONです。ZAIONとはいわゆるカーボン樹脂であり、軽くて強いとは言えどもやはり金属には剛性では敵いません。実際に20ルビアスを使用して40センチオーバーのアカハタをかけた時は、ハンドルが巻けませんでした。ハンドルが巻けないという状態は、ボディーがたわんでしまっている状態なのです。なのでライトな魚を狙うには20ルビアスでも良いと言えますが、引きの強い魚や中型以上の青物などが釣れる可能性があるポイントで釣りをする場合には19セルテートを選んだ方が良いかと思います。

19セルテート LT3000-XHを使って良かったところ

1日ショアジギングをしても疲れない軽さが最大のメリット

モノコックボディーになった恩恵の一つと言えるのが、前作と比べて大幅な軽量化がされた事です。リールが劇的に軽くなったことにより1日ショアジギングをしても全く疲れる事がなく、快適に釣りを楽しむことができます。ルアーフィッシングは確率論の釣りであると言えます。つまりいかに長い時間ルアーを水中に入れているかが魚をキャッチする為の最大の近道となります。その為、1日を通して集中して釣りができる=魚をキャッチできやすくなります。60g以上のメタルジグやビッグプラグを使用するロックショアなどではLT5000D-XHが良いでしょう。5000番クラスのリールとしてはかなり軽い部類に入ると思うので、そちらをおすすめしたいです。

カツオとのファイトにも安心のパワー

伊豆大島で釣り上げたスマガツオ

昨年、とある離島でライトショアジギングをしていた時の事です。朝から雰囲気が良く気持ちよく釣りをしていると、目の前で突然ボイルが発生しました。そこへすかさずジグをキャスト。ほどなくして魚がヒットし、強烈なファイトでしたが、安心のあるパワーで寄せる事ができました。そして上がってきたのはなんとスマガツオでした。青物の中でも強い引きをするカツオを3000番クラスのリールでキャッチできたのはかなりの衝撃でした。これにより、私の中での19セルテートへの信頼は確固たるものとなりました。

19セルテート LT3000-XHへの不満をぶっちゃけます

リールが軽すぎて10フィートクラスのロッドでは前重りする

最大のメリットと言える軽さにも実は弊害があります。それはロングロッドとの相性があまり良くないというところです。手元が軽すぎる故に10フィートを超えるロッドだと前重りしてしまいます。フラッグシップクラスのブランクスが軽いモデルであれば多少軽減されますが、エントリーモデルのような重めのロッドではバランスが悪いように感じます。私が初めて離島でライトショアジギングをした時は、10フィート10インチとショア用としてはかなり長い部類のロッドで使用していました。その為、慣れるまでは少し時間がかかってしまいました。勿論3000番クラスのリールなので長すぎるロッドとの相性は難しいかと思います。個人的には7フィート後半から9フィート前半までがバランスも良く、キャストフィールも良いように思います。実際に私が湖で使用するロッドは7フィート10インチ、シーバスやエギング、ロックフィッシュでメインで使用しているのは8フィート6インチです。この辺りのロッドだと快適に扱えるかと思います。

エギングには少し多い巻取り長

LT 3000-XHの巻取り長は93㎝なので、エギングには少し多いように思います。またエギングでは0.6~0.8号のラインがメインに使われることが多いと思いますので、LT3000-XHよりはLT2500S-XHの方が巻取り長もちょうど良くエギングにはフィットするかと思います。

19セルテート LT3000-XHで釣れた魚

青物

伊豆大島で釣り上げたショゴ

前述のスマガツオもそうですが、30~40センチ程度のカンパチであれば余裕を持ってファイトできました。他にもイナダなども釣っていますが、ブリクラスになるとさすがにしんどいかもしれません。

シーバス

東京湾奥で釣り上げたシーバス

おそらく19セルテートのメーカーテストでの大本命と言えるシーバスではやはり快適に扱えます。ランカークラスがきても安心してファイトできます。

アカハタ

伊豆大島で釣り上げたアカハタ

かかった後に根に潜ろうとする強烈な引き味が楽しいアカハタも、19セルテート LT3000-XHで狙えるターゲットです。近年話題になっているハードロックフィッシュのような瞬発的なパワーファイトが必要な魚を相手にしても、十分に渡り合えると思います。

アオリイカ

伊豆大島で釣り上げたアオリイカ

替えスプールを使用してPE0.8号でエギングで使用しました。感度的には問題ないのですが、やはりオーバーパワー感は否めません。アオリイカを釣る事は問題なくできますが、巻取り長が80センチ代の方がエギングには良いのかと思います。アオリイカをメインで狙われる方には20ルビアスかエギング専用機のエメラルダスをおすすめします。

レイクトラウト

レイクトラウト

淡水では湖での大型トラウト相手にもパワフルなファイトで魚に主導権を与えません。私が釣った個体は小型でしたが、大きくなると1m近くになるレイクトラウトを狙いたい方にもおすすめしたいです。

19セルテート LT3000-XHはこんな人におすすめです

今回は19セルテート LT3000-XHを1年間使った結果、私が感じた事をお伝えしました。前作と比べて大幅なフルモデルチェンジとなった19セルテートですが、軽量化やパワーは勿論のこと個人的には初代セルテートを彷彿させる落ち着いたデザインもお気に入りです。価格帯は若干高めの部類に入りますが、いろいろな魚種を釣りたいけど何台もリールを買いたくないといった方や、特にソルトルアーフィッシングをやられている方にはおすすめしたいリールです。また遠征時など荷物を減らしたいけど釣れる魚種が絞りづらいといった場合にも、1台あれば潰しの効くリールだと思います。

この記事を書いた人

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ダイワマニア
YSNO

 トラウト(エリア、湖)、青物全般、ロックフィッシュ、シーバス、アオリイカ、ショアジギング、オフショアジギング、エリアトラウト、ウェーディング、ボートロック、エギング、東京湾、東伊豆(静岡県)、房総半島(千葉県)、上越地方(新潟県)、芦ノ湖(神奈川県)、本栖湖(山梨県)


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