管理釣り場とキャンプで休日を満喫!おすすめの魚料理やキャンプ場、管理釣り場をご紹介します!

作成:2022.05.31更新:2023.04.17

管理釣り場とキャンプは親和性の高い趣味

アウトドアが趣味な方で釣りとキャンプどちらも趣味であるという方は多いのではないかと思います。特に釣り場が気温のあがりにくい山間部にあることが多い管理釣り場では、釣り場の近くにキャンプ場があることが多いです。中にはキャンプ場が併設されていて行き来がしやすい釣り場では、釣りをして疲れたらテントに戻って一休みといった贅沢な一日の使い方ができます。

家族や仲間と朝から釣りをして、休憩中にテントを張ってから釣りを再開して、夜にはその日に釣った魚をみんなで食べる、そんな充実した休日を過ごせる管理釣り場とキャンプはとても親和性の高い趣味です。お子さん連れの家族にも自然の中で過ごす一日は日常を忘れさせてくれる貴重な経験となるでしょう。今回はキャンプもできるおすすめの管理釣り場や魚料理をご紹介します。

釣りキャンプの醍醐味

釣った魚をすぐ食べられる

釣りキャンプの一番の醍醐味は、なんといっても釣った後にすぐ魚を食べられることでしょう。管理釣り場とキャンプ場が併設されている施設であれば、数匹釣れたらワタ抜き場所で魚の処理をしてそのままテントに戻ってすぐに調理をすることも可能です。淡水魚は特に足が早いのですぐに調理して食べられるというのは大きなメリットでもあります。

またキャンプで食べる外メシは格別で、普段家で食べるご飯と同じものでも余計に美味しいと感じることも多いかと思います。屋外で開放的な気分になっているということもあると思いますが、直火で調理することが多いのも料理が美味しくなる理由の1つだと思います。特に焼き魚などは炭火で焼いた方が風味もよく、シンプルな塩味のみの味付けでも美味しく食べられます。外で調理してそのまま食べられるというキャンプは気持ちを高揚させてくれますね。

一日を有意義に使える

釣りキャンプの良い点は、一日を通してアクティビティとして楽しめる点です。昼間は釣りをして遊んで夜には満天の星空の下日常と切り離された一日を過ごす、特に日頃都市部にお住いの方々にはこれ以上ない贅沢な時間ではないでしょうか。釣りは朝も早いので一日を長く使えますし、釣りが終わった夕方からのキャンプタイムもゆっくりと時間を使うことができます。

平日は忙しく過ごしている分、休日の1日は充実したものにしたいというのは誰しもが思うことではないでしょうか。せっかくの休日をフルにアクティビティに使える釣りとキャンプはとても相性の良い組み合わせなのです。また管理釣り場は釣り船のように暗い時間帯から活動するわけではなく、自分のペースで時間配分をできるのもメリットです。朝弱い方にもぴったりな釣りでもあります。

おすすめのニジマス料理

塩焼き

ニジマス料理といえばまず塩焼きを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。小型のマス類は淡白な白身の魚でシンプルな塩焼きとの相性は抜群です。小さ目の魚はハラワタと血合いを取って、身に塩をしっかりとすり込みましょう。網などを使って焼くのもいいですが、串を刺して直火で焼くのもキャンプならではな豪快な調理方法でしょう。塩焼きこそ釣りキャンプメシの代表格といっても過言ではないと思います。

  1. 粗塩で魚のぬめりを落としてから鱗をしっかりと取りましょう。
  2. 腹からエラの部分まで裂き、エラブタとハラワタを取ります。
  3. ハラワタの奥にある薄皮に切り目を入れて、中にある血合いを取りましょう。ブラシなどがあるとキレイに取れます。
  4. 身の部分に塩を刷り込み、魚の口の部分から尻尾まで串を通して魚を固定します。
  5. 直火で魚を焼きます。中まで火が通ったら完成です。

ムニエル

白身魚のような淡白な身の魚にはバターの風味が薫るムニエルもおすすめです。調理方法も魚を三枚おろしにできればそれほど手もかかりません。使う調理器具や調味料も少ないので、荷物を最小限にしたいキャンプでも嬉しい料理です。ムニエルは直火よりも安定した火力のカセットコンロがあった方が調理しやすいでしょう。血抜きをしっかりとすれば臭みも残らず美味しく食べられます。

  1. ニジマスのハラワタと血合いを綺麗に取って三枚におろします。
  2. 身に塩コショウをして10分ほど置きます。この間にレモンをカットしておきましょう。
  3. ニジマスの身に軽く小麦粉をまぶします。
  4. フライパンを熱してオリーブオイルを入れ、中火で皮目から焼きます。
  5. 焦げ目がついたら裏返して反対側も焼きます。
  6. 反対側にも焦げ目がついたらバターを加え、溶かして全体に回しかけます。
  7. 更に盛り付けてレモンを絞りかけてパセリを振りかけたら完成です。

ちゃんちゃん焼き

北海道の郷土料理であるちゃんちゃん焼きは大型のニジマスが釣れたら試してほしい料理です。バーベキューなど大人数で楽しめる豪快な料理になります。鉄板でワイルドに作る漁師メシですが、自宅でもホットプレートで調理可能な料理なのでご自宅でも楽しめます。野菜もたっぷり使用する料理なので、大変ヘルシーで栄養価も高い料理となっています。

  1. ニジマスのぬめりとウロコを取ってハラワタ、エラ、血合いを取ります。
  2. 三枚におろしてから、身に少し塩を振っておきます。
  3. キャベツ、ニンジン、玉ねぎ、しめじをぶつ切りにします。
  4. ボールに酒、みりん、砂糖、味噌、豆板醤を入れてダマにならないように混ぜます。
  5. 鉄板に油をひいてから、ニジマスを皮目から焼きます。
  6. ニジマスに火が通ったら、周りに野菜を乗せて塩コショウを振ります。
  7. 蓋をして蒸し焼きにします。
  8. 焼き上がったら最後にタレをかけて完成です。

キャンプ場が近いおすすめ管理釣り場

フィッシングフィールド中津川

神奈川県の愛川町にあるフィッシングフィールド中津川は、都心からもアクセスの良い人気の釣り場です。川から水を引いているポンドタイプの釣り場で水質はクリア、最大水深は2~2.5mほどです。ルアー釣り場とエサ釣り場があり、ルアー釣り場は3時間、6時間、1日券があります。営業時間は6:00~17:00(終了時間は季節によってかわります)なので朝から一日たっぷり遊ぶことができます。

キャンプ場は近くに中津川河川敷があり、無料で利用することができます。しかしこちらは人気のキャンプ場で、週末になると人でいっぱいになります。場所を取る為には早めに到着しておいた方が良さそうです。無料のキャンプ場なので炊事場などの設備は特にありません。洗い物をしたり手を洗う為に水のタンクを持参した方が良いでしょう。釣りをする前に早朝からキャンプ場の場所取りをしましょう。

ベリーパーク フィッシュオン鹿留

山梨県都留市にあるベリーパーク フィッシュオン鹿留は山間部にある広大な管理釣り場です。ポンドタイプの鹿留湖に渓流のようなストリームエリア、大物専用のパインレイクと釣り場も多彩で、一日で色々な釣り方が楽しめます。ポンドタイプの水深はステイン、最大水深は3mほどです。こちらは中古釣り具のタックルベリーの系列釣り場であり、タックルベリーの会員証を持っていると割引があったり、タックルベリーでお得な前売り券が売っているのが嬉しいです。

こちらの釣り場にはキャンプ場が併設されていて、同じ敷地内にあるので移動などがとても楽です。テントや寝袋、テーブルなどキャンプに必要なものがセットになったキャンプセットのレンタルもあるので、キャンプ用品を持っていない方にもおすすめなキャンプ場です。川沿いにテントサイトがあるので、虫よけグッズは忘れないようにしましょう。またこちらのキャンプ場にはテントサイトが6区画しかないので、早めの予約をおすすめします。

白洲トラウトフィッシングエリア シルフ

山梨県北杜市にある白洲トラウトフィッシングエリア シルフはポンドタイプの釣り場で、ルアー釣り場とエサ釣り場があります。水質はステインで最大水深は2.5mほど、ポンドの規模的にはそれほど大きくありませんが、よく釣れる釣り場です。レストハウスでは釣った魚を焼いてくれるサービスがあるのも嬉しいです。ルアー釣りは4時間半の3コースと一日券があり、持ち帰りは7匹までとなっています。

こちらの釣り場は近くにいくつかキャンプ場がありますが、一番近いのが篠沢大滝キャンプ場です。こちらのキャンプ場はテントサイトも広くシャワー、炊事場、トイレなど設備も充実していてとてもきれいなキャンプ場です。バンガローもあるのでグループで止まる場合にはそちらもおすすめです。テントサイトの地面は砂利がひいてあるので、水はけも良く雨の日でも快適にキャンプができます。テントサイトは広く、非常に開放感のあるキャンプ場です。

フィッシングキャンプエリア瑞浪

岐阜県瑞浪市にあるフィッシングキャンプエリア瑞浪は2021年にリニューアルオープンした釣り場です。元々は管理釣り場のみでしたが、新たにキャンプサイトが併設されました。釣り場はポンドタイプが2つあり、それぞれ水質はステインとマッディで最大水深は2.5~3.5mほどです。釣り場はルアーのみで一日券と午後券とペアチケットがあり、営業時間は7:45~16:30までとなっていて、夏季にはナイター営業もあります。

併設されたキャンプ場は炊事場、トイレ、シャワーに飲み物の自動販売機と設備も充実しています。テントサイトも広々としていて、平地のサイトと林間フリーサイトがあります。中山道の近くにあり、神社や大鍬宿などの歴史的な観光地もあるので、釣りだけでなく観光も楽しめるロケーションとなっています。

大自然の中で休日を満喫しよう

今回はキャンプも楽しめるおすすめの管理釣り場をご紹介しました。昨今のアウトドアブームにより、釣りもキャンプも一緒に楽しむ方が非常に増えています。管理釣り場はレンタルタックルもあり非常に敷居の低い釣りでもあり、これからアウトドアな趣味を楽しみたいといった入門者の方にもおすすめな釣りです。魚が見えているので人間のモチベーションも上がりやすいと思います。

釣りもキャンプもそうですが、どちらも他の釣り人や宿泊客と同じ空間で過ごす趣味です。アウトドアを楽しむ中でも騒ぎすぎたりして周りの方に迷惑をかけないように心がけましょう。ルールとマナーを守った上で、大自然の中で貴重な休日を楽しみ気持ちをリフレッシュしましょう。

この記事を書いた人

ダイワマニア
YSNO

 トラウト(エリア、湖)、青物全般、ロックフィッシュ、シーバス、アオリイカ、ショアジギング、オフショアジギング、エリアトラウト、ウェーディング、ボートロック、エギング、東京湾、東伊豆(静岡県)、房総半島(千葉県)、上越地方(新潟県)、芦ノ湖(神奈川県)、本栖湖(山梨県)

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