バス釣りを虫系ワームで攻略!虫系ワームの動かし方からコツ、オススメまで徹底解説!
作成:2021.08.17更新:2023.06.09
目次
夏のバス釣りに欠かせないルアーと言えば虫系ワームですよね。虫が大量に発生する分、バスも「虫」を捕食対象をして常に意識しています。そんなバスたちに虫系ワームをどうアプローチしていけば良いのでしょうか?今回はそんな虫系ワームについて徹底的に解説していきます。虫系ワームはコツを掴んでいる人とそうでない人でかなりの差が出る釣りです。皆さんも虫系ワームでバスを釣り上げるコツをしっかり会得して夏のバス釣りを攻略していきましょう!
虫系ワームとは?
虫系ワームとはその名の通り「虫」に見立てたワームのことです。ボディーから細いパーツが複数付いてることが多く、パーツが水を噛むことによって波紋を立ててバスにアピールします。虫系ワームと言えばトップ付近で使うのがセオリーですが、近年では沈む虫系ワームも登場し、スレバスへの切り札として注目されています。浮く虫系ワームは虫に見立てていると言いましたが、沈む虫系ワームはエビやカニに見立てて作られていることを覚えておきましょう!
バス釣りにおける虫系ワームの基本アクション
まずは虫系ワームのアクションについて解説していきます。今回は4つのアクションを紹介しますが、どれも単体で使うよりもミックスしてバスにアプローチした方が効果的です。例えばシェイクから急にジャークを入れたり、ジャークしてから放置など様々な組み合わせを試してみてください。
シェイク
シェイクは虫系ワームを使う上で最もスタンダードアクションです。ロッドの先端を小刻みに動かすことによって虫が水面に落ちて暴れているような動きを演出することができます。
放置
放置は水面または水中に虫系ワームを置いておくだけです。シェイクやジャークの間に挟むことによってバスの喰わせのタイミングを作るという役割を担ってくれています。浮く虫系ワームはもちろん沈む虫系ワームでも放置は大切な存在なので下記でもっと詳しく説明していきます。
ジャーク、トゥイッチ
ジャークやトゥイッチはワームにチェイスしてきたバスに捕食スイッチを入れるためによく使われます。近年のバス釣りはタフなフィールドが多く、シェイクだけではバイトまで至らないケースも多々出てくるでしょう。そんな時に有効になるのがジャークやトゥイッチといったリアクション寄りの釣り方です。
吊るし釣り(ちょうちん)
吊るし釣りとは小枝や垂れた草にラインを引っ掛けてワームを上下に動かすことによって表層を意識しているバスを釣り上げる釣法です。美味しいスポットを長時間誘い続けられることがバスが釣れる大きな要因になっていますね。
虫系ワームでバスを釣り上げるコツとは?
冒頭で虫系ワームはコツを掴んでいるかいないかで釣果が大きく変わってくるとお伝えしましたが、そのコツというものを具体的に説明していきます。虫系ワームでバスを釣りたいけど上手くいかないという方は自分の釣り方と照らし合わせて考えてみてください。
人の存在を気が付かせない
虫系ワームでバスを釣る上で大切になってくるのがバスにプレッシャーを与えないことです。特に虫系ワームで見えバスを狙う際はバスに自分の存在が認知されてしまうとバスの警戒心からどうしても釣りづらくなってしまうでしょう。足音や喋り声を抑えることはもちろん最初は水辺から少し離れた位置からキャストするなどバスに存在を認知させない対策をすることが大切です。
ワームを自然に落とす
皆さんがバスだとして自分の前に落ちた虫と岸際から落ちできた虫があるとしたらどちらを食べますか?自分の前に落ちた虫ってなんか不自然で疑いを持ちますよね。実際に虫系ワームで釣りをしていると岸に一度乗せてから水面に落とすとバスの反応が段違いに良くなるのです。流れ込みであっても無理にアクションを付けす流れに乗せた方が自然に見えますよね。そのため虫系ワームの釣りでは虫が自然に落ちてきたことを演出することが非常に大切になってきます。
喰わせの瞬間を作る
一定のリズムでシェイクやジャーク、トゥイッチをしているだけではバイトまで繋がりません。皆さんもバスがチェイスしてくるけど釣ることができないという状況に出くわしたことがあるのではないでしょうか?特に最近はバスのプレッシャーが増加しているため喰わせのタイミングを作るというのも非常に重要なことです。バスが近づいてきたらワームの動きを止めたり、見切られそうになったらジャークを入れたりなどバスの喰わせのバリエーションを作っておくと良いでしょう。
浮くタイプだけじゃない!?沈む虫系ワームも近年注目の的に!!
バス釣りの虫系ワームってトップを狙うものじゃないの?という固定概念をお持ちの方もいるのではないでしょうか?しかし近年注目を集めているのが沈めて使う虫系ワームです。沈む虫系ワームは上記で紹介したアクションに加えて「ズル引き」も有効なアクションだと言えるでしょう。ぜひトップの虫系ワームに反応が薄い時は虫を沈めてみてはいかがでしょうか?沈む虫系ワームを使うのであれば知っておくべき放置の重要性についても次に説明していきます。
スレバスを釣り上げたいなら沈む虫系ワームを放置しよう!多くの人が気が付かない放置の重要性
バスに警戒心を与えないように投げて、落としどころ、喰わせの間も完璧なのにバスが喰ってくれない!!なんて方もいるでしょう。私も釣りをしている中で「ここのバス一体どうやったら口を使うの?」と思ったこともありました。そんな時に見つけた釣り方が「放置」です。「ワームを動かしても釣れないのに動かさないならもっと見切られるのでは?」と思った方もいるでしょう。しかし全くそんなことはなく大変優秀な釣り方です
ではなぜ放置は釣れるのか?水中に落ちた本物の虫やエビはわざわざバスに対して食べられるような行動を取るでしょうか?バスから見たら少し不自然なように感じますよね。私だったら捕食されないように息をひそめてじっとしています。つまり自然界の理念に反している行動は魚に警戒心を与えてしまうこともあるということです。このように聞くとワームを動かさないという選択も理にかなっていると感じるのではないでしょうか?もしどんなことをやっても口を使わない超ハイプレッシャーフィールドに行った際は騙されたと思って沈む虫系ワームを放置してみてください。
夏のバス釣りに持っていきたい最強虫系ワームを厳選してご紹介
これまで虫系ワームでバスを釣り上げるためのテクニックやコツについて解説してきました。しかし実際どんな虫系ワームを使うのが良いのだろうと思う方も多いのではないでしょうか?そんな方のために今回はバス釣りにオススメの浮く虫系ワームと沈む虫系ワームを厳選して紹介していきます。どれも名作虫系ワームばかりなのでぜひチェックしてみてください。
浮く虫系ワーム
バークレイ-アオキムシ
虫系ワームの代名詞と言っても過言ではないのがこの青木虫です。シェイクした際の微波動と存在感は虫を捕食する多くのバスにガッチリハマるものになっています。虫系ワームでとにかくバスを釣り上げたいという方には超オススメな虫系ワームだと言えるでしょう。
一誠-ビビビ蟲
コンパクトなボディではあるものの、スプラッシュとドッグウォークによってバスに対してしっかり水面でアピールしてくれます。またマス針のチョン掛け以外にもオフセットセッティングやしずみむしチューンなど幅広い遊び方ができるのもこの虫系ワームの魅力だと言えるでしょう。
ビバ-生ガエル
本物のカエルと何ら変わりない超リアルなシルエットをしているカエル型虫系ワームです。人間ですら間違えるほどのリアリティーなのでカエルを狙っているバスを釣り上げるなら間違えなく生ガエルだと言えるでしょう。
ダイワ-キッケルキッカー
カエルにも虫にも見えるためカエルパターン、虫パターンの両方にお使いになれる虫系ワームです。エラストマー素材かつ計算された長さ、太さのパーツを使用しているため生命感のある動きがより出しやすくなっています。またフロントカップとパーツが移動距離を抑える役割を果たしてくれており、バスに対してよりタイトに、よりしつこくアピールすることができるのです。
沈む虫系ワーム
ダイワ-シュリンピード
シュリンピードは高い喰わせ能力、アピール力を持つ沈む虫系ワームです。全方位から無数に生えている足はフォール時にピリピリと動き、バスのバイトを誘発します。また高速トゥイッチも大きなポイントで逃げ惑うエビのような動きががバスの捕食本能を掻き立ててくれるのです。
O.S.P-HP Bug
「バスのいそうなところにキャストすればバスがバイトしてしまう」をコンセプトに設計された虫系ワームです。一見すると何の変哲もない虫系ワームですが、ノーシンカーからマス針チョン掛け、ライトキャロなど様々な使い方があり、多くの視点からバスを狙うことができます。
一誠-沈み蟲
シンプルかつ高比重なマテリアルを使用しているためとにかく飛距離が出しやすく、カバーやストラクチャーへの対応力にも優れています。またより深いカバーを攻める際にはネイルシンカーを装着してバックスライドとして使うのもオススメです。誰も届かないようなポイントに投げることでスレバスにも警戒心を与えることなく釣り上げることができるでしょう。
レイドジャパン-2way
2wayは虫が2つくっついたような少し変わった形状をしている虫系ワームです。1つのワームで様々な使い方ができることが魅力ですが、その中でもワームを真ん中でちぎって使う通称「1way」も虫系ワームとして吊るし釣りやサイトフィッシング、放置などで絶大な力を発揮します。
虫系ワームは夏のバス釣りの切り札!コツを掴めば誰でも釣れる!
今回は夏のバス釣りの切り札である虫系ワームについて紹介してみました。ポイントとしてバスの立場に立って虫系ワームをどうアピールするのがより自然か、よりプレッシャーを与えにくいかを考えながら釣りをすることが重要です。皆さんも浮く虫系ワーム、沈む虫系ワームの両方を駆使して夏のバスを釣り上げてみてはいかがでしょうか?
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