アジング向きのアブガルシアリールを解説!リールはダイワ・シマノだけじゃない!
作成:2021.09.22更新:2021.09.22
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スピニングリールと言えばダイワ・シマノを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?現在、日本ではこの2社が圧倒的シェアを占めていることは間違いありませんが、最近はアブガルシアのスピニングリールの成長が目覚ましく、実釣性能だけで言うと大手2社に勝るとも劣らない性能になっています。今回はアジング向きのアブガルシアのスピニングリールについてご紹介しますのでぜひ参考にしてください!
アブガルシアのリールの特徴
1ピースボディ採用
1ピースボディと言われるとよく分からないかもしれませんが、ダイワのモノコックボディに似た構造と言うと分かる方も多いでしょう。厳密に言うと少し違いますが性質はかなり似ています。アブガルシアのスピニングリールはモノコックボディが開発される何年も前からずっとこの構造です。
2WAY DRAG™
ドラグ内のワッシャーの並びを組み替えることによってドラグのパワーを変えることが出来ます。ドラグ力が高いToughと滑り出しが良いLightを1つのスプールで使い分けられるという他のメーカーにはない革新的なシステムです。
カーボンマトリックスドラグ
アブガルシアのスピニングリールは多くの機種でカーボンマトリックスドラグが採用されています。これは何かというとドラグ内部のワッシャーがフェルトではなくカーボンなんです。他メーカーでは大型リールにのみ採用されているカーボンワッシャーをアブガルシアでは小型番手にも採用しています。カーボンマトリックスドラグのメリットは高いドラグ力でもパフォーマンスが低下しにくいことですが、アジングでのメリットはあまり大きくありません。しかし弱いドラグ力でもフェルトワッシャーよりも一瞬のタメが効くので魚を早く浮かせられたり、しっかりとフッキングを決められたりというメリットもあります。カーボンマトリックスドラグを良いと見るか悪いと見るかは、その人の好み次第でしょう。僕は結構好きです。
至る所に使われているカーボン素材
機種にもよりますが、ローターやハンドルなど至る所にカーボン素材が使われています。アブガルシアのC6カーボンはダイワのZAIONやシマノのCI4+よりも見た目のカーボンらしさがあってカッコいいです。
Salt Shield TM ベアリング
撥水コートが施されたベアリングです。ベアリング内部に水が入りにくいのでベアリング周りのトラブル(シャリ感・巻き重りなど)が減ります。MGXtreameを買ったとき、使う前に全解体したのですが、その時に試しに水をかけてみたら想像以上に撥水性能が高くて思わず笑ってしまいました。
巻き心地はイマイチ
他社の同クラスのリールに比べると巻き心地がイマイチです。ただし釣果に影響する巻き心地の悪さではないのでフィーリングが許せるか許せないかの問題になってきます。実釣性能には全く問題ありません。
アジングにおすすめのアブガルシアリール
アジングにおすすめのリールを3台ご紹介します!
レボ エムジーエックス シータ
1000サイズで163gと最近の軽量リールと比べるとやや重いように感じますが、十分に軽量と言えるレベルです。レボ エムジーエックス シータの最大の魅力は実売2万円台でありながらマグネシウムボディであるという事です。マグネシウムボディはイグジスト・ステラ・ヴァンキッシュなどごく一部のハイエンドリールにしか採用されていない高級素材なのですが、それが2万円台で買えるリールに搭載されているとは・・・凄いの一言です。樹脂系ボディよりも精度・剛性が高いため、余計なノイズがないカチッとした巻き心地が魅力的で感度も高いです。
レボ エムジーエクストリーム
発売当初はアブガルシアスピニングリールのフラッグシップモデルでした。軽量かつ高剛性・高感度でドラグ性能も高い非常にアジング向きのリールです。個人的には軽さや感度よりもドラグ性能が気に入っています。イグジストやヴァンキッシュなどの高級機には及びませんが、コストパフォーマンスの高さは異次元と言って良いでしょう。詳しくは下記記事をご覧ください。
ゼノン
アブガルシアのスピニングリールのフラッグシップ機です。やってくれましたね、最軽量リールだったヴァンキッシュを超えてきました。1000Sで142gは僕の知る限りスピニングリール最軽量です。変態アジンガーの方には説明するまでもありませんが、この軽さだけでも買ってみる価値はあるでしょう。軽さは正義!
アブガルシアのリールも選択肢の1つに
これまでリールはダイワ・シマノの2択だった方も多いかと思いますが、アブガルシアのリールも選択肢に入れると、より選択の幅が広がって楽しいですよ!ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?