ハードタイプのクーラーポックスは、釣った魚を持ち帰るために必須のアイテムであり、キャッチ&リリースのゲームフィッシング専門のアングラー以外は必ずひとつふたつは保有しているでしょう。ハードクーラーボックスは、ホームセンターなどで安価に売られているものもありますが、釣りには全く役に立たないと言えます。釣りで使うクーラーボックスには、保冷力、水密性、頑強さが求めらますので、釣具メーカーの製品を求めるべきです。
しかし、釣り専用のクーラーボックスは往々にして重いものが多く、車で釣行できる場合は別として、電車釣行、自転車釣行などの場合は持て余してしまいます。そんな時は、ソフトクーラーバッグを使うこともあります。最近のソフトクーラーボックスは保冷力が向上し、強度も向上していて、ある程度長く使うこともできます(それでもガッツリ釣行に使っていたら寿命は1年~2年ってところでしょうか?)。軽量であり、使わないときはコンパクトにたたんで収納できるものもあります。釣り以外にも保冷バッグとして活躍するシーンは非常に多いでしょう。
ラインやハリス、針、オモリ、ジグヘッド、ワームなど、いわゆる消耗品をいっぱい集めたものは喜ばれると思います。これらの類には、必ず「サイズ」が多数ラインアップされています。同じカテゴリーの商品を集める場合、色んなブランドの商品をあれもこれも集めるより、同じブランドの商品のサイズ違いを揃えてあげる方が釣り好きは喜ぶと思います。ズバリ、釣具店の店員さんと相談しながら、チョイスを全権委任するのが賢明です。豊富な知識を武器に間違いないチョイスをしてくれるはずです。
釣り師はみな、同じようなタックルを持っています。特にハードクーラーボックスは、ほぼ、ダイワかシマノの商品を持っている人で90%を超えると言っても過言ではないでしょう。そんな釣り師が自分の個性を主張するために多用するアイテムがステッカーです。オフショア釣りが好きで、よく乗合船を使う人は船宿の「〇〇〇丸」というオリジナルステッカーを貼っている人が大変多いです。他にも、自分の好きな釣りブランドのステッカーを貼ったり、メジャーステッカーを貼ったり、クーラーボックスには、所有者の個性が最も現れやすいでしょう。
ステッカーを選ぶ際には注意点があります。釣り具は基本、アウトドアで使うものです。そのため、「屋外耐候性」が高いものを選ばなければなりません。素人ではなかなか見極めが難しいのですが、基材が塩ビフィルムであり、印刷面の上に耐候性を付与するための薄いラミネートフィルムが掛かっているものであれば、屋外耐候性はある程度担保されていると言えるでしょう。屋外耐候性の低いものは、3ヶ月も使っていると色が抜けてきます。
釣具店、カー用品店、アウトドア用品ショップなどで売られているものは、屋外耐候性に問題はないでしょう。念のため店員さんに屋外使用の可否を尋ねてから購入しましょう。
かめや釣具店
ちょっと変わったプレゼントとしておすすめしたいのが、今流行りのデジタル魚拓です。デジタル魚拓は、実際の写真を元データにして、データにデジタル処理を加え、リアルな魚拓を作ってくれるサービスで、釣り師のプライドを擽る絶妙なアイテムです。
釣具店で取り次ぎしてくれます。その他、ネット上でも様々な業者がデジタル魚拓製作サービスを行っていますので、調べてみると良いでしょう。
額縁に装丁し、立派に加工してくれます。プレゼントする相手に、自分が釣った自慢の魚の写真データをもらう必要がありますが、もらったら嬉し恥ずかし、想い出のプレゼントになること間違いありません。
無粋ではありますが、アマゾンギフトカード、楽天ギフトカードなどの金券は手軽に贈れるプレゼントかも知れません。贈り手があれこれ悩むことなく、もらった側も何にでも使える数千円のギフトカードであれば気後れせず気軽に使えるため、贈って失敗することがありません。相手がそれで何を買ったかが分かりづらいのが欠点ですが、一番現実的なプレゼントかも知れません。
いかがでしたでしょうか? 釣り好きの人間は、釣りの道具選びに関して、一定のこだわりを持っていることが多いと書きましたが、かと言って、プレゼントしてくれたものに対しては、使うか使わないかは別として、すべからく喜んでもらえるはずです。
あまりナーバスにならず、贈る側が「これあげたら喜んでくれるかな?」と、あぁでもない、こぅでもないと、あれこれ悩んで選んだ商品には、その想いが充分に込められています。そして、そういうプレゼントをもらったら釣り師にはその想いが必ず伝わります。金額の多寡など気にせず、贈りたいものを贈れば良いのではないでしょうか?
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