ダイワ、シマノ共に1000〜2000番クラスのリールが向いています。細いラインを使用するので、ドラグ性能が良いものを選びましょう。ラインの種類はナイロン、フロロカーボン、PEライン、エステルラインが主流で、初めは扱いやすくトラブルが少ないナイロンラインから始めるのがベストです。おすすめのリールはダイワのプレッソ デュラブラです。リールに関してはもう少し安いものもありますが、最初からレガリスクラスのものを買っておいた方がライントラブルも少なくストレスなく釣りができます。またラインはナイロンラインは伸びるので感度があまり良くないものが多いです。しかしプレッソ デュラブラは低伸縮素材で作られているので、ナイロンラインの中でも感度に優れています。細さは最初は2.5lbくらいがトラブルが少なく不意の大物にも対応できるのでおすすめです。
エリアトラウトで最も使用頻度が高いのがスプーンです。行くエリアの深さや水質によって釣れるスプーンは変わってきますが、初心者の方でも投げやすく良く釣れるのは1.5~2g辺りのものが良いです。カラーは派手目のゴールド系(赤金、オレンジ金)、シルバー系(青銀、白銀)、中間色(カラシ)、地味目(茶色、オリーブグリーン)があれば一日遊ぶことができます。釣り場でもルアーを販売しているところが多いので、まずはその釣り場でのおすすめスプーンを聞いてみるのが良いと思います。おすすめのスプーンはティモンのティアロです。
スプーンで釣れなくなってきたら、よりスローに引くことができるクランクベイトの出番です。クランクベイトにはフローティング(浮くもの)とシンキング(沈むもの)がありますが、最初はフローティングのクランクベイトから始めましょう。スプーンよりも更にゆっくりと、ルアーがギリギリ動いているかなというくらいのスローリトリーブが最も釣れるスピードです。カラーは透明系があれば良いです。おすすめのクランクベイトはラッキークラフトのディープクラピーシリーズです。
魚が釣れなくなってきたら、ボトム(底)を丹念に探ると魚が釣れやすくなります。ボトム系のルアーにはリフト&フォールで誘うプラグか、底から浮かさずにズルズルと引いてくるズル引き系のボトムスプーンがあります。ボトムの釣りはこの2種類のどちらかに反応が良いことが多いので、どちらの釣り方もマスターした方が良いでしょう。おすすめのプラグはヴァルケインのシャインライド、ボトムスプーンはダイワのイヴ激アツ2.5gです。
エリアトラウトはとても繊細な釣りであり、その時々の当たりルアーやパターンなど必ず正解がある釣りです。それを探し出すことがエリアトラウトの楽しさであり、奥の深さでもあります。そしてそこで培った違和感やアタリの感覚やパターンを探し出す発想、目の前に必ず魚がいるからこそ同じことをやり続けられる精神力など他の釣りをやる上で非常に重要なことが詰まっているのです。エリアトラウト自体とても楽しい釣りですが、その上達はいざ他の釣りをしようと思った時に必ず役立ちます。これからルアーフィッシングを始めたいと思っている方は、是非エリアトラウトからスタートしてルアーフィッシングの基礎を身に着けて欲しいと思います。
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