20 ストラディック SW 5000PG

シマノ

シマノ「20 ストラディック SW 5000PG」
番手
5000
ギア比
4.6
ドラグ/耐力
12kg
自重
430g
B/R
6/1
糸巻量/回転
78cm
ハンドル長
60mm
ナイロン糸巻量
4-200 / 5-150 / 6-130
PE糸巻量
2-350 / 3-240 / 4-170
価格
¥ 24,283

狙えるターゲット魚種

搭載の機能・素材

よく比較されるライバルモデル

オフショアジギングを本気で始めるなら、ストラディックSW 5000PGで決まり!

シマノの汎用スピニングリール、ストラディックと言えば、コスパの大変高いミドルクラスモデルとして人気を博しているモデルですが、そのソルト特化モデルである、ストラディックSWも、2020年にフルモデルチェンジを行い、旧モデル・18ストラディックSWと比較して、防水性や巻きの滑らかさなどの部分で驚きの進化を遂げました。特に防水性については、スピニングリールとしては最高レベルの強力防水に進化しています。過酷なオフショアフィッシングに耐える十分なスペックを手に入れた、20ストラディックSWより、巻きパワー重視の5000PGを紹介します。

オフショアタックルに一番必要な性能とは?

オフショア用タックルに一番必要な性能は、いの一番に防水性能です。釣りのシーンのみならず、出船してから帰還するまでの移動中も常に海水が当たり続けます。また、直接海水に触れなくとも、洋上を吹く風には塩分が相当量含有されています。つまり、出船から帰着まで、常に塩害に晒されているわけです。これを対策しないと、どんなに高機能を奢るモデルでも、「一瞬で(決して大袈裟な表現でなく)」錆びてしまいます。オフショア用スピニングリールに求められる性能は、「1に防水、2に防水、3、4がなくて5に防水」と言っても過言ではありません。もちろん、剛性が担保されていることが条件であることは言うまでもありませんが。

ストラディックSW 5000PGの基本スペック

では、ストラディックSW 5000PGの基本スペックを見て行きましょう。ギア比は4.6、ハンドル1回転あたりの最大巻き上げ量は78cmのノーマルギア(シマノではパワーギアと言います)モデルです。ドラグは最大釣力12kg、実用釣力6kgのスタンダードなドラグとなっており、このクラスでは標準となりつつある、スプールをメインシャフトのスプール受けとスプール内部の2箇所のベアリングで支える「リジットサポートドラグ」は非搭載となっています。ラインキャパは、ナイロン4号で200m、5号で150m、6号で130m、PE2号で350m、3号で240m、4号で170mです。自重は430gとなっています。

鉄壁の防水性、Xプロテクト&Xシールド!

20ストラディックSW 5000PGの防水機能は、シマノのスピニングリールとしては最高性能を誇っています。Xプロテクトは、水の侵入経路に当たるパーツに撥水加工を施し、侵入してくる水を大きな水玉にすることで、リール内部への侵入を防ぐ「コアプロテクト」の強化版といえる防水機能の付与で、4000番以下のスピニングリールはコアプロテクト加工をした水の侵入経路に「ラビリンス構造」と呼ぶ迷路状のクランクを設け、コアプロテクトでも侵入を防げなかった水を物理的に止める機構になっている非接触型防水機構のことを、5000番以上のソルトウオーター専用リールの場合は海水の侵入部に低摺動パッキンと特殊グリースを封入し、物理的に水の侵入を防ぐ接触構造にしたものを「Xプロテクト」といいます。

このXプロテクトは、ストラディックSW 5000PGの場合、接触構造のXプロテクトが、ストッパーベアリング部とラインローラー部に採用されています。ラインローラーへのXプロテクト採用は、従来のラインローラーのベアリングの耐久を10倍にまで高めました。さらに、ボディー・蓋合わせ部、スプール・ドラグノブ接触部など、水が入る可能性のあるパーツ同士の接触部に強力な物理シーリングを施し、ボディ外部からの水をリール内部に入り込ませない「Xシールド」を施されており、国際電気標準会議の防水規格コードでIPX8相当という、最高の防水性能を実現しています。極端な話、水没しても問題ありません。

オフショアを縦横無尽に立ち回るパワーも充分

ストラディックSW 5000PGは、ソルト専用の大型リールですので、当然、ターゲットも大型魚が中心になります。5000番サイズのパワーギア(ノーマルギア)モデルですので、近海のマダイからシーバス、カツオ、シイラ、カンパチ、ワラサ(ブリの若魚)、場合によってはメジマグロ(クロマグロの幼魚)などがかかることも想定する必要がありますが、もちろんその心配は無用です。アルミ合金製ボディの中に、超々ジュラルミンの大口径冷間鍛造ギア「HAGANEギア」からの回転パワーを、超高強度真鍮製のピニオンギアで受け、ローターの回転力やスプールの往復運動のパワーに変換します。

このそれぞれのギアの配置と支持を最適化し、負荷に強いパワートレインを生み出すとともに、20ストラディックSWの5000番以上のモデルに新たに採用された機構である「インフィニティドライブ」が、巻きトルクのさらなる軽減をもたらすことで、もともとハイギア、エキストラハイギアモデルよりも巻きが軽いパワーギアモデルがさらに軽く強い巻き上げが可能となりました。「インフィニティドライブ」は、アブガルシアの「フリクションフリー」に相当する機構で、従来構造ではメインシャフトをピニオンギアの内壁全体で支えているところを、非常に小さな高摺動ブッシュ2個を噛ませ、最小限の接触で支えるという機構で、メインシャフトの表面にも特殊表面処理を施し鄭正毅に成功。結果、回転トルクを約30%軽減しました。

PEライン使用時の長時間のファイトには注意

20ストラディックSW 5000PGは、メーカー希望小売価格32,500円、実勢価格で25,000円前後と、ソルト専用の大型ルアーとしては屈指の高コスパモデルですが、唯一弱点があります。それはドラグです。もちろん、オフショアのソルトゲームをこなす最低限の性能は持っていますが、汎用スピニングリールではミドルクラス以上は殆ど採用されている、メインシャフトのスプール受け部とスプール内の2個のボールベアリングでスプールをガタつかせず強固に支え、ドラグの効きはじめはベアリングの効果でスムーズにライン出しをする「リジッドサポートドラグ」が非搭載です。

また、フラッグシップのステラSWおよびツインパワーSWに使用されている、「ヒートシンクドラグ」も非搭載です。こちらは、ドラグ作動時に発生しスプールに溜まる非常に高い摩擦熱を吸熱し、スプール外に放熱する機能を持ったドラグシステムです。この機構があるとないとでは大きな違いがあります。ドラグに熱が異常に溜まると「フェード現象」という熱ダレが起こり、ドラグが効かなくなってしまいます。摩擦熱に弱いPEラインを使い、ロングファイトの死闘を繰り広げていると、ドラグが機能不全となったりラインが切れたりすることがあります。

よほどのことがない限り大丈夫ですが、ヒラマサやマグロ、GT(ジャイアント・トレバリー)などがかかった場合などは起こり得る不具合です。もしこういった魚とのファイトも視野に入れるのであれば、ヒートシンクドラグ付きのモデルを使うか、ファイト中、仲間にスプールめがけて水を十分にかけてもらうなどの対策が必要です。それでも、20ストラディック 5000PGはコスパの高い高機能SWモデルであることには変わりありません、オススメです!

この記事を書いた人

初心者歴40余年!
ショアおやじ

 メジナ、クロダイ、アイナメ、カサゴ、メバル、カワハギ、シロギス、イシモチ、カレイ、ハゼ…ベラ、フグ、ヒイラギw、フカセ釣り、投げ釣り、穴釣り、江ノ島周辺(湘南大堤防、表磯、裏磯、片瀬漁港)、福浦岸壁、大磯サーフ、逗子・葉山界隈、城ヶ島(神奈川県)

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