広範囲を効率よくサーチしたい時に有効なルアーとなっており、現在は各メーカーから様々な特徴を持ったバイブレーションがリリースされています。
ということで今回はそんなバイブレーションの中でも特に”釣れる”製品についてご紹介していきます。釣れるバイブレーションを知りたい!選び方を知りたい!という方はぜひ本記事をご覧ください。
バイブレーションは、リップのない扁平ボディが特徴のルアーです。ヘッドに水流を受けることで、全身を小刻みに揺らす振動(バイブレーション)を引き起こします。
ミノーやクランクベイトのような大振りアクションとは異なり、繊細なピッチロールがバイブレーションの”キモ”となっており、このアクションから生まれるフラッシングやサウンド、波動などでバスを誘い出します。
また、バイブレーションは基本的に沈むタイプが多く、ディープエリアを攻略しやすいこともポイントです。
実際に釣れるバイブレーションのおすすめを厳選してご紹介していきます。実績が高く、自信を持ってオススメできる製品ですので、バイブレーション選びに迷った時にはぜひ参考にしてみてください。
まずは一般的なプラスチックタイプのバイブレーションについてご紹介していきます。
レベルバイブは岸釣りを軸として、野池やリザーバーでも使いやすいコンパクトなサイズ感に仕上げられています。また、スロー〜ファストリトリーブまで様々な巻きスピードに対応しやすく、レンジキープ力も高いことがよく釣れるポイントです。
現在では、一回り大きいレベルバイブビッグも登場し、フィールドや状況による使い分けが可能となりました。
ブルーギルやフナの稚魚のような見た目をした極薄ソリッドボディのバイブレーションです。パワフルかつタイトなハイピッチアクションによって、厳寒期のリアクションベイトとしても使いやすくなっています。
メタルバイブとバイブレーション両方の使い方ができる唯一無二のルアーです。
釣れるバイブレーションの王道とも言えるのがジャッカルのTNバイブレーションシリーズです。口に取り付けられた高比重タングステンによって、高いボトム感知能力とアクションの安定性を実現しています。
サイズ展開は、38/50/60/65/70/80mmとあらゆるサイズが揃っていることも嬉しいポイントです。また、回避性能をより高めたトリゴンシリーズもボトム攻略にはオススメです。
バス釣り用バイブレーションの名作の1つが、登場から20年以上歴史を誇るT.Dバイブです。釣れるバイブレーションと言えばこちらを真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
発売当時のファーストモデルから進化を続け、基本性能だけでなく、釣れるサウンドにもこだわって作られています。また、ダイワ独自のサクサクフックを搭載することで、厳寒期のショートバイトに対応しやすいということもポイントです。
ブザービーターはバイブレーションの中でも特にアピール力が高いという特徴を持っています。強烈な波動とサウンドによって濁りや流れの激しいフィールドでも使いやすいバイブレーションです。
また、フラッシング効果を高めたプレート内蔵モデルやタングステンの高音サウンドモデルもリリースされており、状況によって細かい使い分けが可能になっています。
清水盛三プロが手掛けたリップレスクランク・バイブレーションです。ボディ内部のリブ構造を利用してタングステンウエイトの可動範囲を制限することで、フォール姿勢と飛行性能を安定させています。
通常のバイブレーションよりもリーリング時の振り幅が大きく、強烈な波動と水押しが出せるため、「広範囲を探る」というバイブレーションの基本性能を煮詰めたモデルとなっています。
釣れるハードプラグを量産してきた信頼性の高い「メガバス」のバイブレーションです。ヘッド部分をフラット形状に設計し、水流を受けやすくすることで、どんなリトリーブスピードでもワイドなウォブリングアクションを出すことが可能になっています。
また、扁平なヘッド形状により、強い抵抗が手元までしっかり伝わるため、レンジキープが苦手な方でも扱いやすいバイブレーションです。
どんなフィールドでも使いやすいコンパクトサイズではありますが、激しいハイピッチアクションが出せるハイアピールなバイブレーションです。強波動とフラッシングによってリアクション的にバスを誘うことができます。
シビアな状況にこそ最大限効果を発揮できるバイブレーションです。
超扁平なボディ形状によってボトムへの到達やアクションの立ち上がりが素早く行えるため、バスに見切られることなく口を使わせることができます。
また、ヘッドにウエイトを集中させることによって、浮き上がりにくく、一定レンジを丁寧に探りたい時にも有効です。基本性能とコスパの両方が充実した釣れるバイブレーションになります!
逃げるザリガニをモチーフとして作られたバイブレーションです。特徴的なハイピッチウォブリングは、手元にしっかり振動が伝わるほどパワフルなアクションとなっています。
また、ラトルを鳴らしながらシミーフォールするザリバイブ特有のフォールによって、セルフバイトを誘発してくれることもポイントです。
サイズ展開は4種類用意されており、状況によって使い分けもしやすくなっています。
ボトムの攻略に特化したザリバイブです。オリジナルモデルとは根本的にウエイト設計を変えており、ボトムでは尻上がりで自立するように作られています。
また、ゆっくりズル引きしてもアクションが出せるように調整されているため、スローにボトムを探りたい時にもおすすめのバイブレーションとなっています。
厳寒期の琵琶湖でビッグバスがめちゃくちゃ釣れると話題になったバイブレーションです。フローティングタイプとなっており、板オモリを貼ることでサスペンドやシンキングに調整することができます。
通常のバイブレーションでは難しい「ストップ&ゴー」や「デッドスローリトリーブ」ができる汎用性の高さが魅力です!
ニュートラル状態のバスにスイッチを入れたい状況や直前で見切られてしまうようなプレッシャーが掛かったフィールドでは、リアルベイトを追求したソフト素材のバイブレーションがおすすめです。
私が過去にめちゃくちゃ釣れると感じたバイブレーションです。やや透け感のあるリアルボディとエラストマー素材による艶めかしいロールアクションがタフなバスに対しても絶大な喰わせ力を発揮してくれます。
アピール力はそこまで高くありませんが、ここぞ!!というピンスポットの釣りに効果的です。
小魚の形をまんま再現したバイブレーションです。ソフトマテリアルを使うことで、ハードプラグには出せない艶めかしい動きと波動でバスにアプローチしてくれます。
通常は、シングルフックとトリプルフックの2つがつけられていますが、根掛かりが多いフィールドでは、トリプルフックを外してスナッグレス性を高めるのもおすすめのチューンです。
ソフトマテリアルとハードプラグを掛け合わせたハイブリッドバイブレーションです。キレのある動きを出しながら、艶めかしい動きも演出できるいいとこどりにセッティングとなっています。
金属のプレートを魚型に加工したバイブレーションのことを指しており、「鉄板バイブ」とも呼ばれています。プラスチックのバイブレーションよりもキレのあるアクションが出せるため、ただ巻きよりもリフト&フォールで使われることが多いです。
メタルバイトは厳寒期のリアクションベイトとして定番の”釣れる”ルアーとなっています。
厳寒期でも多くのフィールドで釣果を上げているメタルバイブレーションのパイオニア的な存在です。激しい振動とスライドフォールによって通常のルアーでは口を使ってくれないような厳寒期のバスをリアクション的にバイトさせることができます。
メタルバイブレーション選びに迷ったら一番に手に取ってほしい王道ルアーです。
突起した顎が特徴的なメタルバイブレーションです。この顎がボトムをノックすることによって横方向をサーチすることができます。また、顎による回避能力によって複雑なカバーを躱しながらボトムを引いてきたい時にも有効です。
逃げ惑うザリガニをモチーフに作られたメタルバイブレーションです。ラインアイの位置によってアクションを大幅に変更することが可能になっています。
また、ザリメタルが生み出す不規則なスパイラルフォールは、スレ切ったバスにも効果的です。
厳寒期だけでなく、オールシーズン釣れるメタルバイブレーションを目指して作られたのがサーキットバイブです。
リフト&フォールに重きをおいて作られており、フォールでは生命感のあるスライドフォールによって常に見切られることなくバスを誘うことができます。
超ハイピッチ・超ハイレスポンスを実現したメタルバイブレーションです。アクションのキレの良さによってバスに見切られることなく、口を使わせることができます。
ウエイトは 1/8~1ozまで幅広く、フィールドの規模や濁りによって調整が可能です。
バイブレーションの選び方は以下4つを参考に考えてみてください。
当然のことながらウエイトが重ければ、それだけよく飛び・速く沈みます。狙いたい水深やフォールスピードによって調整していただくのが良いでしょう。
重いバイブレーションは、シャローの早巻きやディープエリアを攻略する時に最適です。一方で、軽いバイブレーションは、シャローエリアの攻略やスローリトリーブに向いています。
フィールドのベイトにマッチさせるのがおすすめです。フィールドのベイトサイズをこまめに観察しておきましょう。
ラトルは、サウンドを出すことによりルアーのアピール力を高めてくれます。しかし、過剰なサウンドはバスに見切られる可能性が高まることを覚えておきましょう。
広範囲を効率よく探りたい時にはライト有、タフコンディション下の喰わせ重視の時にはラトルなしのような使い分けが必要です。
上記でご紹介したようにバイブレーションの素材は「プラスチック」「ソフトマテリアル」「メタル」の3種類が存在しています。
ただ巻きやリフト&フォールなどオールマイティに使いやすいタイプです。
ワーム素材特有のリアルなアクションと透け感のあるボディによって喰わせ重視のバイブレーションに仕上がっています。
キレのあるアクションとフラッシングが特徴です。リフト&フォールやボトムバンピングで、リアクションを狙いやすい素材になります。
基本的にバイブレーションはシンキングタイプです。しかし、フローティングタイプやサスペンドタイプのバイブレーションも存在しています。
フローティング・サスペンドモデルは、スローにリーリングさせやすい、障害物を躱しやすいなどのメリットがあります。
バイブレーションでよく用いられるアクションは以下の3つです。
効率よくフィールドをサーチしたい時におすすめなのが「ただ巻き」です。文字通りただ巻くだけなのですが、一度完全に沈めてから巻くと、一定のレンジを泳がせやすくなります。
また、ボトム付近を巻く場合には、堆積物が引っかかりにくいダブルフック仕様にするのがおすすめです。
厳寒期やスレバスに特に有効な釣れるアクションが「リフト&フォール」です。フォールでは、ラインを張らずフリーフォールさせてあげることがリアクションバイトのコツになってきます。
リフト&フォールよりも細かくスピーディーにボトムを跳ねさせる使い方です。効率よくリアクションバイトを狙いたい時におすすめになってきます。
今回は、釣れるバイブレーションについておすすめ製品や選び方、使い方までご紹介してきました。バイブレーションと聞くとただ巻きをイメージする方が多いと思いますが、ただ巻き以外にも多くの使い方ができる万能ルアーです。
広範囲を効率よくサーチすることもできますし、厳寒期やスレバスに対して喰わせの武器としても効果的です。ぜひ自分にマッチした釣れるバイブレーションを見つけてみましょう。
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