500番のスピニングリールの使い道は??特定の状況下で効果的かも⁉

作成:2023.07.24更新:2023.07.24

スピニングリールの500番。シマノリールの一部のモデルにラインナップされていますが、どんな特徴があるのでしょうか?今回は500番のスピニングリールの特徴について考えていきたいと思います。

500番のスピニングリールの特徴

500番のスピニングリールの特徴は何と言ってもコンパクトさと軽さです。これに尽きると言っても過言ではありません。コンパクトで軽いというのはどのようなメリット・デメリットがあるのかを解説します。

500番のスピニングリールのメリット

軽い

500番のスピニングリールを語る上で外すことが出来ないのが軽さです。アジングのようなタックルの軽さを重視する釣りでは大きなメリットとなります。軽いことで操作性が上がり、また感度も良くなります。(タックルの総合バランスにも大きく左右される)

持ち運びやすい

シンプルに小さいので狭いスペースに収納することが可能です。ちょっと釣り道具を忍ばせたいときなんかには良いかもしれません。しかし正直に言ってしまうと「持ち運びしやすい」というメリットの為に500番を選ぶことはおすすめしません。収納スペースで言えば1000や2000でもそんなに変わらないはずです。

500番のスピニングリールのデメリット

飛距離が出ない

スプール径が小さい方がガイドとの干渉が少なくて飛距離が伸びるのでは?と思う方もいるかと思います。それは半分正解です。巻き癖の付きにくいPEラインであれば理論上、飛距離は伸びるでしょう。しかしジグヘッド単体のアジングで使われることが多いエステルやフロロカーボンは巻き癖が付きやすいラインです。小さいスプールに巻かれることで巻き癖は付きやすく、コイル状に縮れたラインがガイドに干渉し飛距離は低下します。

ライントラブルが増える

上で説明した通り、小さいスプールではラインの巻き癖が付きやすいです。巻き癖が付くことであらゆるライントラブルの確率が上がります。

用途が限られる

小さい分パワーがなかったりラインの巻き量が限られたりなど、ライトな釣り限定になります。

500番は他の番手と中身が違う?

実は500番サイズにはシマノリールではお馴染みのテクノロジー「Xシップ」が搭載されていません。Xシップとは誤解を恐れず簡潔に説明すると「ピニオンギア下側に配置されたベアリング」のことなのですが、500番サイズはボディとギアの設計に対して合う規格のベアリングがないとの事で、Xシップが搭載できないのです。

500番のスピニングリールの使い道

500番のスピニングリールは次の釣りに使うことが出来ます。

  • ライトソルト
  • トラウト
  • 小型魚メインの五目釣り

500番のスピニングリールが活きる釣り

500番のスピニングリールはほとんどの釣りで快適に使えるとは言えません。しかし500番のスピニングリールの特徴が活きる釣りが1つだけあります。それがアジングです。もちろん活きるかどうかはアングラーのスタイルやロッドとのバランスも関わってきますが、500番のスピニングリールが持つ軽さという絶対的な武器が大きく活きる釣りがアジングなのです。もうタックル全体で180gアンダーも夢ではありません。タックルが軽ければ余計な力が入らないので、楽ですし取れるアタリも増えます。もちろんただ軽ければOKというほど単純な話ではありませんが・・・

アジングで使うとしても2台目にするべし

いくらアジングで活きると言ってもクセのある道具であることには違いなく、活きる場面は限定されてくるのでもし500番のスピニングリールを導入するとしても2台目にするのが賢明です。

500番のスピニングリールは買わなくて良し

「なんだかんだ言っておきながら結論はそれかい!」と思う方も多いかもしれませんが・・・わざわざ悩んで買うほどのものではないと思うんですよね。何か明確な目的があって500番に拘るなら良いと思うのですが、それ以外であればメリットはほとんどありませんので流用が効いてトラブルも少ない2000番あたりを買うことをおすすめします。

買うならコレ1択!

ソアレXR 500SPG

ソアレXR500SPGは自重135gと驚異的な軽さを誇ります。前作17ソアレCI4+500Sの欠点を克服し使いやすくなっています。軽さをウリとする500番サイズでこれ以外を選ぶ理由はないでしょう。

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