ではパターンごとに詳しくご説明いたします。
上記の写真はクロスにキャストして下流までルアーを流しているイメージです。Ⓐにキャストします。クロスからダウンクロスまでいるニジマスはルアーを追いかけます。 バイトしてくればキャッチも可能ですが、ルアーを見切ったニジマスも追いかけて下流に下がってくれればいいのです。ⒶにキャストⒷでルアー回収する。リーリングはルアーが十分に動く程度で巻きます。これを最低3回行います。するとⒷの周辺にニジマスが複数溜まります。3回目のキャストはⒶ→Ⓑまでデッドスローで川底を取りながらルアーを転がす様に水流に任せます、でもラインにテンションは掛けてください。反応があればもう1回、無反応であればパターン2を試します。
このテクニックの理由です。Ⓑには追いかけてきたニジマスと元々Ⓑに定位しているニジマスの2種類が集まります。そこにルアーが来ると定位していたニジマスが初めて見るので反応します、それにつられて先程1度見切ったニジマスが俺のものだと横取りしようと反応するんです。このニジマスの学習能力と習性を利用します。
上記の写真はアップにキャストしたイメージです。アングラーの位置から見るとニジマスは上流を向いていますのでこちらに気が付いていない場合が多いです。キャストはできるだけ山なりにキャストします。張り出した枝や風に注意してください。Ⓐに着水したら、糸ふけは一気に回収してリーリングします①最初は早巻きです。ニジマスが追いつけないほどでいいです。②次にできるだけ水流に任せてゆっくりルアーを流します、根掛かりしやすいのでロッドを立ててかわします。これを着水するポイントを3か所ほど攻めてください。
このテクニックの理由です。山なりでキャストし上を見ているニジマスに何か落ちてきたと感じさせる、①で何かが早く流れていったと気付かせる。②でゆっくり何かが流れてきたと感じてバイトします。
上記の写真はアップクロスにキャストしたイメージです。このキャストはニジマスが上流を向いていて、アングラーから遠くニジマスが一番釣れる確率が高いです。先程のパターン1と2を合わせた攻め方になりますが、それに加えて深さを調整することでより釣果率を上げます。キャストはできるだけ山なりでキャスト、Ⓐに着水後、糸ふけを回収してリーリングし表層~水面直下を意識してⒷまで早巻きします。次は水流に任せてゆっくりルアーを流します(根掛かり注意)。これを2回ほど繰り返して反応が無ければ、底を探ります。Ⓐに着水後、底までルアーを落とします、着底したと感じたら、早巻きします。次は底を取った後デットスローで根掛かりに注意しながらルアーを転がします。
このテクニックの理由はパターン1と2の合わせた攻め方ができることです。
河川のニジマスに効くルアーについて、ご説明します。本流域と渓流・源流域で違いがあります。
リールとロッドについて少し触れておきます。このテクニックについては着水後の糸ふけ回収がポイントになりますのでリールはハイギアで巻上長が長いものが良いと思います。河川の規模にもよりますが渓流・源流域では1000~2000番クラスの軽い方が取り回しが利きます。ロッドは長さは河川の規模で決めましょう。渓流・源流域はUL~ML、本流域はML~Mが良いと思います。
いかがでしたか?もちろんアングラーのみなさんは他の釣法やテクニックをお持ちと思います。今回ご説明した内容も私の経験での一部です。これから経験してもっといいテクニックも見つかることでしょう。今後のニジマス釣行の際にこんなテクニックがあったなぁと、試して頂ければと思います。きっとあなたの釣果が変わることでしょう。次回は湖・ダム湖(止水域)のテクニックやタックル、ルアーカラーなどをご紹介します。
リールとロッドについて少し触れておきます。このテクニックについては着水後の糸ふけ回収がポイントになりますのでリールはハイギアで巻上長が長いものが良いと思います。河川の規模にもよりますが渓流・源流域では1000~2000番クラスの軽い方が取り回しが利きます。ロッドは長さは河川の規模で決めましょう。渓流・源流域はUL~ML、本流域はML~Mが良いと思います。
いかがでしたか?もちろんアングラーのみなさんは他の釣法やテクニックをお持ちと思います。今回ご説明した内容も私の経験での一部です。これから経験してもっといいテクニックも見つかることでしょう。今後のニジマス釣行の際にこんなテクニックがあったなぁと、試して頂ければと思います。きっとあなたの釣果が変わることでしょう。
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