人気上昇中!中禅寺湖で狙うレイクトラウトルアーゲームの基本をご紹介。

作成:2021.07.27更新:2021.08.20

中禅寺湖の特徴

中禅寺湖は栃木県日光市にある湖で、日本で最も高地にある湖です。大昔に近くにある男体山の噴火により出来た湖で、元来、魚は生息していませんでした。しかし欧米諸国よりフライフィッシングが導入されてから徐々に魚が放流され、現在ではトラウトフィッシングが非常に盛んに行われています。また遊覧船も運行されており、近隣に魅力的な観光地が多くある為、釣りと観光を併せて日本全国からの観光客が多いのも中禅寺湖の特徴の一つです。

北米原種のレイクトラウトが釣れる

レイクトラウトとは、元々北米原種のイワナの近種で成魚で1mを超える個体も珍しくなく、トラウト系の魚としては大型種に分類されます。また日本には1966年に導入されて以来、中禅寺湖にしか生息しておらず、シーズン最盛期は全国各地から釣り人が訪れる程の人気があります。岸から1mオーバーのレイクトラウトが釣り上げられた実績もあり、ディープエリアでヒットし、ロッドを絞り込む独特のファイトは中毒性があり、この釣りの最大の魅力です。

中禅寺湖のレイクトラウトシーズンについて

中禅寺湖では資源保護の観点から釣り可能なエリア・遊魚期間が設けられており、湖の東側のみ釣りが可能で、岸から狙うトラウトゲームはルアー、フライに関わらず4月〜9月と定められています。4月のシーズン初期は標高が高い為、雪が残り厳しい寒さとなりますが、5月中旬位〜6月中旬位まではワカサギが産卵の為、岸近くに接岸し岸釣りのハイジーンズに突入します。60cmを超えるレイクトラウトやブラウントラウトがすぐ見える所まで餌を求めて回遊し、ライズも頻繁に見られる為、最初の1匹を釣りたい方はこのシーズンの釣行をおすすめします。

余談ですが、中禅寺湖では東日本大震災の影響による、福島第一原発の放射性物質拡散の影響により、ニジマス、ヒメマス、ホンマス、ワカサギ以外の持ち帰りは禁止されています。しかし剥製用に持ち帰る場合は、規程の手続きを踏めば、特別に許可されますので、詳しくは中禅寺湖漁協組合のホームページをご確認下さい。

中禅寺湖では遊魚券の購入が必須

中禅寺湖ではレイクトラウト以外のブラウントラウト、ニジマス、ヒメマスなどの魚は漁協組合が毎年放流している為、遊魚券の購入が必要です。岸釣りの一日券は湖畔にあるショップで¥2,200で購入出来ます。釣り場での購入となると割高な金額で購入する必要がある為、必ず釣りを始める前に購入する様にしましょう。

中禅寺湖の主なポイント

中禅寺湖では主に山側と国道側と呼ばれる2つのポイントに分かれます。この2つのポイントをご紹介していきます。

国道側

中禅寺湖の男体山側にある国道120号に沿ったエリアで、比較的どのポイントも駐車場から近く、エントリーし易いポイントが多いです。山側と比較すると全体的に水深が浅く、遠浅なポイントが多い為、基本的にウェーディングをして水の中に立ち込みます。ワカサギの接岸時期には、岸近くのボイルも多くなりますが、魚が深場にいる時期は少々難しい釣りになります。

山側

国道側と反対のエリアになり、砂利浜と岩場ポイントのエリアが多く、基本的には駐車場から遊歩道を歩いてポイントにエントリーします。国道側と比較すると深場が多く、魚が深場にいる時期でも岸から狙う事が出来ます。ポイントによっては1時間以上歩くこともありますが、ポイントが多く初めての方の最初の1匹を釣り上げるには、山側の方がおすすめです。また山側の特徴として、急な駆け上がりが多く、この掛けがりのボトムに魚がいる事が多い為、同時に根掛かりが多くなるのもこのエリアの特徴です。

中禅寺湖でのショアレイクトラウトゲームの基本タックル

私の場合ですが、以下の2タックルを使い分けていますので参考にして頂ければ幸いです。

ライトタックル

  • ロッド:シマノ スコーピオン2831R-2
  • リール:シマノ ツインパワーXD C3000XG
  • ライン:PE0.8号
  • リーダー:16LB

主に18gまでのスプーンやミノーイングを行う際に使用します。基本的にはメインでこちらを使用しており、レイクトラウト以外にもブラウントラウトを狙うミノーイングでも使えます。

ヘビータックル

  • ロッド:シマノ スコーピオン2832RS-2
  • リール:シマノ ツインパワー 4000XG
  • ライン:PE1.2号
  • リーダー:20LB

20g以上のヘビースプーンやメタルジグを使用する際に使用しており、より深場を狙う際に使用しています。どちらも少々短めのロッドですので、ロングロッドが好みの方は9ft後半のロッドでも問題ありません。

中禅寺湖レイクトラウトゲームの基本的な狙い方

スプーン

中禅寺湖では最もポピュラーなルアーでロデオクラフトのM.Tレイクスやシーレーベルのプロビアの2つのルアーが人気が高く実績があります。レイクトラウトはボトム付近を回遊していることも多い為、一度ボトムを取ってからリトリーブし、ある程度巻いてからまたボトムを取る動作のフォール中にヒットする事が多く、特に中禅寺湖では2・2・5メソッドという方法が有名です。時期や当日の活性にもよりますが、12〜27gほどのスプーンを使用します。

ミノー

スプーンを使用した釣り以外ではミノーイングも主流な釣り方です。特に晩春〜初夏にかけては産卵の為、ワカサギが接岸し、これを追ってレイクトラウトやブラウントラウトが浅場を回遊してきます。その為、ミノーへの反応がよくなり、浅場でワカサギを追ったボイルが起こることもあります。

メタルジグ

近年、徐々に確立されつつあるのがメタルジグでのレイクジギングです。スプーンよりも飛距離が出る為、より広範囲を探る事が出来、スプーンのゆったりとしたフォールアクションに反応しない魚も反応する事もあります。

春蝉パターン

中禅寺湖では毎年6月初旬ごろになると春蝉が寿命を迎え、写真の用に水面に落ちてくるシーズンがあります。この時期はブラウントラウトを始めとしてレイクトラウトも春蝉を捕食する為、春蝉に模したルアーで狙う事が出来ます。トップウォーターゲームになる為、視覚的にも非常に面白く、状況が合えば割と簡単に釣る事が出来ます。

中禅寺湖であると便利なアイテム

ランディングネット

国道側のポイントや山側の砂利浜エリアではランディングネットが無くても取り込むとこが出来ますが、岩場のエリアでは取り込む際にランディングネットは必要です。通常のトラウト用ネットではサイズ的に小さい為、取り込みにくい事もあります。サクラマス用サイズのネットを用意しましょう。

熊鈴

中禅寺湖は非常に自然が豊かな湖です。鹿を始めとした様々な野生動物が生息していますが、熊もその内の一種で毎年目撃されています。特に山側を歩く際は、可能な限り熊鈴を用意し、不用意な接触を避け被害を未然に防ぎましょう。

リュックサック

国道側で釣りをする際には必要ありませんが、山側を歩いていく際は飲み物や昼食をリュックなどに入れ持参する事をおすすめします。特に山側の奥に行けば行くほど戻るまでに時間が掛かりますので、水分は必須です。

その他注意事項

中禅寺湖へアクセスするには多くの方は、いろは坂を経由する事になります。いろは坂周辺には鹿が生息しており、近づくと基本的には逃げますが、稀に車の前に飛び出してくる事があります。鹿を引いて車を廃車にする人もいる為、夜間の走行時は鹿の為にも注意して走行しましょう。

中禅寺湖のレストランで食事

釣りのメジャーフィールドでありながら観光地としての顔もある中禅寺湖ですが、他のフィールドと比較してもレストランや売店が非常に多いのも特徴の一つです。中でも中禅寺湖周辺のレストランは味も良く、釣り人の間でも非常に人気があり、中には釣り人向けのステッカーやTシャツなどのオリジナルグッズを販売しているレストランもあります。

また周辺施設には日帰り入浴施設などもあり、釣りで疲れた体を癒しながら汗を流して帰宅する事も出来ます。釣行の際はぜひ積極的に利用してみて下さい。

魅力満載の中禅寺湖でレイクトラウトゲームを楽しもう!

これまで中禅寺湖の魅力をご紹介してきましたが、日本で唯一レイクトラウトが釣れる湖である事以外にも、観光地しても人気があり、都心からアクセスし易い事も相まって年々人気が上昇しています。また綺麗な景色や独特の雰囲気は、釣り人を虜にし、私自身も一度の釣行でファンになってしまいました。レイクトラウトは簡単に釣れる魚ではありませんが、その分釣れた時に喜びは忘れられない思い出になります。ぜひ一度、タックルを用意して魅力満載のレイクトラウトゲームに挑戦してみて下さい。

この記事を書いた人

価値ある1本を求めて!
モト助

 マグロ類、青物、シーバス、ヒラメ、トラウト類、オフショアジギング、オフショアキャスティング、ショアジギング、サーフフィッシング、ワイルドトラウト、相模湾、房総半島(外房、南房)東京湾奧、中禅寺湖、1級小型船舶免許

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