ジグサビキの使い方とは?推奨タックルや狙える魚、使い方の応用

作成:2019.10.13更新:2021.12.10

ジグサビキとはメタルジグとサビキを組み合わせた仕掛け。メタルジグだけではなかなか食ってこない様な状況でも、ジグサビキを使えば色々な魚を狙う事が出来ます。ボウズ逃れにもよく使われる仕掛けなので、初心者アングラーでも安心して使う事が出来ます。今回はジグサビキの基本的な使い方やタックル、狙える魚や応用的な使い方まで徹底解説します。

ジグサビキとエサ釣りの違いを知ろう

ジグサビキはジグとサビキが合体して作られた名前ですが、エサ釣りで使われるサビキとの違いは実はありません。針にキラキラとしたティンセルが付いているという点は両方とも同じで、主な違いと言えば針の本数です。ジグサビキはキャストして使う事を念頭に置いているので、針が6個もあると絡まってしまったりキャストしにくかったりとトラブルが発生してしまいます。そのためジグサビキでは針の数は2~3個程度が主流となっています。

もちろん針が6個あるサビキ仕掛けをジグサビキとして使う事も可能ですが、魚が掛かった際に針同士が絡まってしまう確率が非常に高いのでおすすめは出来ません。

メタルジグの反射光が魚を集めるからアミエビ不要で釣れる

ジグサビキは、エサ釣りのサビキで使用するアミエビを一切使用しない釣法。なぜアミエビが無くても釣れるのかというと、メタルジグのキラキラとした反射光が魚を集魚してくれるからです。この原理を生かしたメリットをご説明します。

サビキ仕掛けをキャストする投げサビキで沖を狙う釣法もありますが、投げサビキはタナを定めて一か所を狙うため広範囲を狙いにくいです。しかし、ジグサビキであればアングラーの狙いたいレンジを自由に探る事が出来るので、投げサビキよりも有利になります。メタルジグの集魚力を上手く利用した仕掛けといえますね。

アミエビとオキアミは何が違うのか

サビキ釣りで使用されるアミエビはメジャーな釣りエサですが、「海釣りの代表的なエサはオキアミなのでは」と感じる方も多いかと思います。ここでは簡単にアミエビとオキアミの違いについてご説明します。

アミエビは名前にエビが付いていますが実はエビではなくプランクトンの一種です。アミエビと呼ばれてはいますが、アキアミが正式名称となります。オキアミもエビのような姿をしていますが同じくプランクトンの一種です。オキアミの正式名称は南極オキアミとなります。アミエビ、オキアミ2種類ともがプランクトンの仲間であり、サイズ感はアミエビが小さく、オキアミが大きくなります。

基本的な使い分けとして、アミエビはアジやイワシ等の小型の魚をサビキ釣りで狙うためのもので、オキアミはアジやサバ、メジナ、チヌ等をウキ釣りや胴突き仕掛けで狙うのが一般的です。

青物や根魚等の様々な魚を狙った五目釣りが楽しめる

ジグサビキは特定の魚しか狙えない仕掛けではありませんので、様々な魚を狙う五目釣りを楽しむ事が出来ます。ブリやヒラマサなどの青物を狙える事はもちろんの事、カサゴやメバル、アイナメ等の根魚、ヒラメやマゴチ等のフラットフィッシュ、チヌやシーバス、タチウオ等実に様々です。釣れる割合としては青物が多いですが、様々な魚を狙う事が出来るジグサビキはとても楽しいもの。

釣りに行くフィールドでは今何が釣れているのかを知っておくと、あれもこれも釣ってみたいという気持ちになる事間違いありません。ぜひジグサビキで様々な種類の魚を狙ってみてくださいね。

ジグサビキの使い方を知って釣果アップ

ジグサビキのしゃくり方など使い方は難しくありません。基本的にはメタルジグを動かすイメージを持てば良いだけですので、考え方はいたってシンプルです。とはいえ、どのようにアクションさせれば良いのか分からないままでは釣果アップは期待出来ませんので、ジグサビキのしゃくり方をしっかりとマスターしましょう。また、時間帯によってどのしゃくり方が良いのかについてもご説明します。

ショアジギングのアクションの様にワンピッチジャーク

ジグサビキの使い方として最も基本的な動きがワンピッチジャークです。ショアジギングで行う基本的アクションがワンピッチジャークと呼ばれるもので、ロッドを1回しゃくると同時にリールを1巻きする動きを指します。ワンピッチジャークを上手く行うコツとしては、リールを1巻きする行動を頭で意識しない事です。リールのハンドルを持つ手で巻くのではなく、ロッドをしゃくり上げた動きで自然とリールを巻く事がワンピッチジャークを上手く行うポイント。慣れない間はぎくしゃくしてしまうかもしれませんが、慣れてくるとテンポよくワンピッチジャークを行う事が出来るので、ぜひ練習してみてくださいね。

このしゃくり方は朝まずめが開始すると同時に表層からスタートしてみる事をおすすめします。朝まずめの活性が高い時間は魚が表層付近に浮いてきている事が多いので、まずはやる気のある魚から狙ってみましょう。反応が鈍くなってきたと感じたらレンジを表層から中層へと移せば、沈んでいる魚を狙う事が出来ますよ。

ボトム付近を集中的に狙いたい場合はフォールを意識しよう

ジグサビキは様々なレンジを狙う事が出来ますが、ボトム付近には様々な魚が潜んでいるので積極的に狙って欲しいところ。青物が回遊していたり、ヒラメやマゴチ、アイナメやカサゴ等魅力的な魚が数多くいたりします。そんなボトム付近を集中的に狙う場合は、フォールを意識した釣りが効果的です。

まずはボトムを取るところから始まり、着底後にワンピッチジャークの様に2~3回ほどしゃくります。そこからラインにテンションを掛けたままゆっくりとフォールさせ、着底後同じ動きを繰り返していくだけです。主にボトム付近に潜む魚はフォールしている際に食ってくる事がほとんどなので、フォールさせている際は油断しない様に気を付けましょう。

ボトム付近を狙う場合は、基本的に朝まずめの活性の高い魚が表層や中層にいない場合です。活性が落ちてくると魚はボトムの方まで沈んでしまいますので、念入りにボトムを探っていく事がおすすめです。

堤防など足元にいる魚を狙うならリフト&フォールが最適

ジグサビキはキャストして使う事が基本ですが、足元にいる魚を狙う事も出来ます。足元にいる魚を狙う場合は、エサ釣りのサビキの様にロッドをしゃくってフォールさせるだけで問題ありません。毎回同じ動きをするのではなく、不規則に早くしたり遅くしたりすると違った反応を得る事が出来るので試してみてくださいね。

1つ注意して頂きたい点が、ジグサビキの針が大きすぎる場合がある事です。ジグサビキで青物等を狙っている場合は使用するジグサビキの針が大きくなりますので、足元にいるアジやサバなどを狙いたい場合には不向きになってしまいます。狙いたい魚が小さめの場合はエサ釣りで使用するサビキ仕掛けを使用して、ジグサビキを楽しむ事をおすすめします。

足元にいる魚を狙う場合は特に狙うべきタイミングはありません。足元に魚影が見えたりキャストに疲れて休憩がてらに狙ったりと、アングラーの好きなタイミングで構いません。沖にキャストしてもアタリがないなんて時に狙ってみるのもおもしろいですよ。

僕も千葉の館山にて、同じ方法で実釣したら見事にカマスが釣れました!足元にいた10cm程度のベイトフィッシュを、20cm前後の素早い魚が追いかけているのを発見。すかさずベイトフィッシュと同じくらいのサイズのメタルジグでジグサビキを表層あたりに流してみたら即ヒットでした。

応用編:ジグサビキにエサを付けて即席胴突き仕掛け

ジグサビキは良く釣れる釣法ではありますが、疑似餌であるが故にどうしても食いが渋くなる事があります。そんな場合はエサ釣りを楽しみたくなりますが、ジグサビキの仕掛けそのままでもエサ釣りを楽しむ事が出来ます。楽しみ方は簡単で、ジグサビキの針にオキアミやアオイソメなどを付けて足元に落とすだけです。これだけで即席の胴突き仕掛けが完成します。

この場合も針の大きさに注意が必要で、大きめの針が付いたジグサビキでは掛からない事があります。エサ釣りで使用するサビキ仕掛けなら針が小さめなので、小さめの魚でもしっかりと針掛かりします。気分転換をする際にもおすすめなので、ぜひ試してみてくださいね。

この方法はエサを使用するため、どのタイミングで狙っても釣れる確率が高いです。朝マズメが終わった後や時合いの後等に試すと、カサゴやメバル等のロックフィッシュが釣れる事もよくありますよ。

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ジグサビキを楽しむためのタックルはこれだ

ジグサビキを楽しむためにはメタルジグをキビキビと動かす事の出来るタックルが必要となります。そのため磯竿や短い竿はジグサビキを使うタックルとしては不向きになってしまいます。どんなタックルがジグサビキに向いているのかを知っておく事で、釣果アップに繋げる事が出来ますよ。早速チェックしていきましょう。

ロッドはチューブラーティップなど張りのあるティップがおすすめ

ジグサビキを楽しむためのロッドとして求められる事は、張りのあるティップがある事です。チューブラーティップと呼ばれるものは張りがあるため、ロッドをしゃくった際の力をメタルジグにしっかりと伝えてくれます。ロッドの硬さについては必ずこれと言うものはなく、使用するメタルジグの重さで決まります。下記の表をご覧ください。

メタルジグの重さ ロッドの長さと種類 ロッドの硬さ
40~60g 9.6ft前後のショアジギングロッド MHクラス
10~20g 9ft前後のシーバスロッド Lクラス
10g以下 7.8ft前後のメバリングロッド MLクラス

使用するメタルジグの重量によってロッドの長さや種類、硬さがそれぞれ大きく異なっています。40gのメタルジグをメバリングロッドでキャストするとロッドの破損に繋がってしまいますし、10g以下のメタルジグをショアジギングロッドでキャストしても全く飛びません。タックルバランスを整えてあげる事が快適にジグサビキを楽しむための秘訣です。どれぐらいの重さのメタルジグを使いたいのかを考えてロッドを選んでいくと、楽しんでジグサビキを行う事が出来ますよ。

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リールはスピニングリールのハイギア推奨

ジグサビキを楽しむためのリールは、スピニングリールが扱いやすくおすすめ。リールの番手はどれぐらいの重さのメタルジグを使用するのか、どんなロッドを使用するのかによって左右されるため、しっかりと自分の使いたいメタルジグの重さ、使いたいロッドに適合したリールを選択するようにしましょう。ギア比の選び方も重要なポイントで、基本的にはハイギア一択となります。キビキビと速い動きでアクションする事が多いため、ハイギアリールが大きなアドバンテージをアングラーに与えてくれますよ。番手については下記の表をご覧ください。

スピニングリールの番手 メタルジグの重さ
3500番程度 40~60g
2500番程度 10~20g
2000番程度 10g以下

スピニングリールの番手選びは非常に重要で、ラインキャパシティや剛性等メタルジグの重さに見合った性能を持っている事が求められます。適合した番手を選ぶ事で、ロッドとのバランスが取れた扱いやすいタックルが完成しますよ。

ナイロンラインよりPEラインのほうが飛距離は長く感度もいい

ジグサビキを楽しむ際にぜひとも使って頂きたいラインがPEライン。ナイロンラインやフロロカーボンラインではPEラインよりも太くなってしまったり、伸びが生じてメタルジグに力を伝え難くなったりとデメリットが生まれてしまいます。その点PEラインは飛距離アップ、高強度、感度の良さ、伸びの少なさ等多くのメリットをアングラーに与えてくれます。ややこしく感じてしまうPEラインの号数選びですが、下記の表をご覧ください。

メタルジグの重さ PEラインの号数と推奨巻き量 ショックリーダー
40~60g 1.5~2号を200~300m 30~40lb
10~20g 0.6~0.8号を150~200m 10~14lb
10g以下 0.3~0.4号を150m 4~6lb

PEラインは細くすればするほど飛距離も出て感度も良くなりますが、メタルジグの重さに見合っていないものだと簡単に切れたり全く飛ばなかったりといったデメリットが生じてしまいます。PEラインもタックルバランスの大事な要素なので、使用するメタルジグの重さに見合った太さを選びましょう。

PEラインとショックリーダーを結束する際は、PEラインのポンド数とショックリーダーのポンド数に極端な差が出ない様にする事が大事なポイントです。ショックリーダーの方が強すぎるとPEラインから切れてしまい、大幅にPEラインを失ってしまうという事もありますので注意しましょう。

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ジグサビキはこれを使おう!おすすめジグサビキ4選

ジグサビキは今では数多くの商品がラインナップされているため、初心者アングラーはどれを選べば良いか分かりにくいですよね。そこで、ぜひ使って頂きたいおすすめのジグサビキを4つ厳選しましたのでぜひチェックしてくださいね。

メジャークラフト「ショアジギサビキ」針が2個でキャストしやすい

コストパフォーマンスに優れる商品を数多くラインナップしているメジャークラフトが作るジグサビキ。価格を抑えているにも関わらず、品質の高いジグサビキを作っているのがアングラーには嬉しいですね。針は2個でトラブルも少なく、キャストもしやすいのが大きなポイント。メタルジグの重さによってサイズに違いがあり、何グラムから何グラムまで使用可能と言う様に記載されているので初心者アングラーでも安心です。人気メタルジグであるジグパラとジグサビキがセットで販売されているものと、ジグサビキのみが入ったものの2種類があるので、お好みで選んでみてくださいね。

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メジャークラフト「マイクロショアジギサビキ」小さなアジに効果的

メジャークラフトから販売されているショアジギサビキのマイクロモデル。通常のショアジギサビキは中~大型の魚を対象としていますが、マイクロショアジギサビキは小型の魚をターゲットに定めたモデルとなっています。そのため10g以下の軽量メタルジグとの相性が良くなっており、小さなアジやサバなどもしっかりと掛ける事が出来ます。軽量メタルジグを主体にジグサビキを楽しみたいアングラーにはおすすめのジグサビキです。こちらのジグサビキもジグパラとジグサビキがセットになったもの、ジグサビキのみが入ったものの2種類があるので、お好みで選んでみてくださいね。

メジャークラフト マイクロショアジギさびき MICROSABIKI

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OWNER「遠投ジグサビキ」3個の太め針に色違いのティンセル付き

OWNERから販売されている遠投ジグサビキは針が3個付いており、それぞれ違う色のティンセル付きなのが特徴的。ハリスは太めに設定されているため、不意の大物にも対応出来るだけでなく歯の鋭いカマスやタチウオにも効果的です。

OWNER(オーナー) 仕掛け 遠投ジグサビキ 3本 海峡アジ イサキ

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対応しているメタルジグの重さもしっかりと記載されているので、初心者アングラーに優しいのが嬉しいポイント。針の数は多い方がヒットする確率も上がるので、ジグサビキのキャストに慣れてきたアングラーにぜひともおすすめしたいジグサビキです。

ささめ針「ショアジギングサビキ」ケイムラフックで魚にアピール

ささめ針から販売されているショアジギングサビキは、ケイムラフックのフックが大きな特徴。そのためティンセルだけでなくフックで魚にアピールする事が可能となっています。全長も短めでキャストしやすい様になっており、針も2個なのでトラブルも発生しにくいです。Sサイズは10~20gのメタルジグ、Mサイズは30g程度のメタルジグ、Lサイズは40g程度のメタルジグと相性が良いので、お好みのサイズを選んでみてくださいね。

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ジグサビキはルアー釣り初心者にも扱いやすいことが高ポイント

ジグサビキは初心者でも簡単に扱う事が出来るため、ルアー釣りに慣れていなくても釣果を得やすいのが嬉しいポイント。メタルジグ単体では釣果が得られない状況にとても強いジグサビキは、何が釣れるか分からないワクワク感をアングラーに与えてくれるので釣りをより楽しいものにしてくれます。軽量メタルジグでのジグサビキならお子様や女性の方でも扱いやすいので、たくさんの人にジグサビキの楽しさを知って頂けると幸いです。ぜひジグサビキで釣りを思う存分楽しんでくださいね。

釣りをする際はライフジャケットの着用を徹底して、安全に釣りを楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人

ショアジギング・マスター
K

 青物、イナダ、タチウオ、シーバス、メバル、アオリイカ、ショアジギング、ライトショアジギング、メバリング、エギング、三浦半島・三崎周辺(神奈川県)、富津市(千葉県)、館山市(千葉県)

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