釣り針用のシャープナーはこれがおすすめ!正しい使い方や選び方もご紹介
作成:2024.05.11更新:2024.05.11
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フッキング時にしっかりと魚の顎を貫通させるためには、釣り針のケアが重要になってきます。フックの先端が丸まってしまうとフッキングが悪くなり、魚をばらすことに繋がるためです。
せっかく掛けた魚を確実にキャッチアップするためにも、フックシャープナーを使った釣り針のケアは必須と言えるでしょう。
ということで今回は、そんな釣り針用のシャープナーについておすすめ製品や正しい使い方をご紹介していきます。
釣り針用シャープナーとは?
鈍ってしまった釣り針の先端を鋭い状態に戻すのがフックシャープナーの役割です。セラミックやダイヤモンドなどの素材を使い、釣り針の先端を研磨することで鋭い針に戻すことができます。
釣り針用のシャープナーがおすすめな理由
釣り針用のシャープナーを使うメリットは以下の4つです。
釣り針のサビも落とせる
シャープナーを使うことで、釣り針についたサビを落とせることもポイントです。フックのサビはルアーボックスの中で伝染するため、シャープナーを使って落としてあげることで、その伝染を阻止することができます。
フックの交換費用を節約できる
フックが鈍ってしまった時にはフックの交換が最善策です。しかし、いざ付け替えるとなると費用は意外にも高く付きますし、1つのルアーのために6個入りのフックを購入するのももったいないですよね。
フックシャープナーであれば、フックを買い替える必要もないため費用を抑えられます。
フックの替えがきかないルアーにも使える
ラバージグやスピナーベイト、バズベイトなどはルアーにフックが固定されているため、フックを交換することができません。
このようなフックを交換ができないルアーに対して応急処置を行えるのもフックシャープナーの強みです。
現地で手軽に釣り針の鋭さをキープできる
「フッキング性能にはこだわりたいけどフィールドで交換するのはめんどくさい」そう感じる方も多いでしょう。
そんな時にフックシャープナーを持っていれば、現地で簡単に釣り針の鋭さをキープできます。
釣り針用シャープナーの選び方
釣り針用のシャープナーは、各メーカーから様々な形状、素材のモデルが登場しています。一体どのように選べば良いのか?迷ってしまう方も多いでしょう。
そんな方のために選び方のポイント3つをご紹介します。
フックシャープナーの素材で選ぶ
釣り針用のシャープナーは「ダイヤモンド」「セラミック」の2つの素材を使っている場合が多いです。
なかでも硬度の高いダイヤモンドは、スピーディーに針先を研ぎたい時におすすめになります。
フックシャープナーの形状で選ぶ
フックシャープナーには、ヤスリ型のシンプルなモデルとスリットが付いた釣り針特化のモデルが存在します。
スリット付きのシャープナーは、研磨のズレや偏りが減るため、不器用な方や使い慣れていない方にオススメです。
一方でヤスリ型のモデルは、研げる範囲が広いため、素早く研ぎたい時に有効になります。
フックシャープナーの携帯性で選ぶ
釣り針用のシャープナーはコンパクトな製品が多いです。なかでも、カラビナ付きの製品はストラップ感覚でバックに付けられるため、おかっぱりにおすすめです。
また、研磨部分が収納できるスライド式のシャープナーは、バックの中に入れても、他のものを傷づけにくいくなります。このように携帯性を考えてシャープナーを選ぶのも良いでしょう。
釣り針用のシャープナーのおすすめ10選
釣り針用のシャープナーは、各メーカーから様々な製品がリリースされていますが、どれを選べば良いか悩む方も多いでしょう。そんな方のために今回はおすすめ製品を厳選してご紹介します。
【プロックス】フックシャープナー
ダイヤモンド加工された携帯用シャープナーです。釣り針の先端を研ぎやすいスリットが設けられており、研磨のズレや偏りをアシストしてくれます。
シャープナーのサイズは2種類用意されているため、釣り針のサイズに合わせて選んでみましょう!
【オーナー】フックシャープナー(仕上げ用/荒とぎ用)
釣り針の代表格とも言えるオーナーがリリースしたフックシャープナーで、仕上げ用と荒とぎ用の2種類に分かれています。細軸の針は仕上げ用、太軸の針は荒削り用と使い分けるのがおすすめです。
使い方は、サイドのプレートに釣り針を押し当てて、一定の方向に動かすだけなので、細かい作業が苦手という方でも怪我することなく安心して扱うことができます。
【ダイワ】サファイヤヤスリ
ニッケル・サファイヤ微粒子を使ったシンプルなシャープナーです。コンパクトではありますが、釣り針を研げる範囲が広いので、素早く研ぎたい時に向いています。
【ゴールデンミーン】フックシャープナー
釣り針の先端を溝に通すだけで簡単に針を研ぐことができます。素材にはダイヤモンドが使われているため、溝に数回通すだけで針先を簡単に研ぐことが可能です。
スライド収納ができ、持ち運び時はポケットやバックに収納しやすいこともポイントです。
【オルルド釣具】フックシャープナー
両面で粒度が異なっているため、フックによって使い分けることが可能です。両面にスリットが設けられており、釣り針を固定した状態で研磨することができます。
価格もお手頃なので、コスパ重視でフックシャープナーを探している方にもおすすめです!
【ティムコ】フライタイイングシャープナー
大手釣具メーカー「ティムコ」が販売するセラミック製のフックシャープナーです。鮎やフライなどの繊細な釣り針を研ぎたい時にはこちらのシャープナーがおすすめになります。
【第一精工】MCフックシャープナー
スチールとダイヤモンドを使った携帯用のフックシャープナーです。握りやすいグリップを搭載することで、しっかりと固定しながら釣り針を研ぐことができます。
コンパクトで研ぎやすいためライトゲーム用の釣り針にもおすすめです!
【第一精工】MCオマツリシャープナー
オマツリほぐし付きのフックシャープナーです。スリットが設けられているため、ライトゲーム用の釣り針を研ぎたい時にもおすすめになります。
また、様々な機能が付いていながら、折り畳むことでコンパクトに収納することが可能になるため、携帯性も高いシャープナーと言えるでしょう。
【スミス】シャープナーダブルダイヤモンド
代表的な釣具メーカーであるスミスからリリースされたダイヤモンド粒子シャープナーです。裏表で細めと中目を使い分けることができます。
また、付属のステンレスパイプは、フックポイントの修正に役立ちます。
【ラパラ】フックシャープナー
アメリカ発祥の有名メーカーであるラパラがリリースした酸化アルミニウム製のフシャープナーです。スリットに釣り針を複数回通すだけで、本来の鋭さに戻すことができます。
釣り針用シャープナーの正しい使い方
釣り針用のシャープナーの最適な使い方を簡単にご紹介していきます。
①:(できれば)シャープナーを濡らす
②:針先から根元に向かってスライドさせる
➂:角度を変えながら②を数回繰り返す
100均のシャープナーも釣り針に代用できる?
近年、ダイソーやセリアなどの100均でもシャープナーやヤスリは売られています。しかし、釣り針用のシャープナーではなく、包丁やハサミ用のものがほとんどです。
これらは目が粗いものが多く、細めの釣り針の場合は削り過ぎることがあるため、正直おすすめはできません。できれば釣り針用のシャープナーを使うようにしましょう!
釣り針用シャープナーはバレ防止に重要!
今回は釣り針用のシャープナーについて選び方やおすすめ製品、使い方をご紹介してきました。
魚のバイトを逃して悔しい思いをしたことがある方は、フックシャープナーを使うことで、バレる確率を大幅に下げることができます。
常に釣り針のフッキング性能を最高の状態に保ちたい方は釣り針用のシャープナーを使ってみてください!
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