おすすめアカハタ料理と正しい魚の処理方法をご紹介!釣れたアカハタを美味しく食べたい方必見!

作成:2022.04.27更新:2022.04.27

アカハタの釣り方

アカハタは雑食性の強い魚で、小魚やカニなどの甲殻類、イカなど様々なものを捕食します。雑食が故に釣り方は色々あり、テンヤでのエサ釣りからジギングまで様々な狙い方ができます。引きが強くファイトも楽しい魚です。掛かったら根に潜られないように頑張って巻きましょう。

根魚は成長の遅い魚であり、青物のように回遊しない魚です。その為小型の魚まで全部持って帰ってしまったら、その海域の魚が全滅してしまいます。小さな魚は可食部も少ないので、できれば大型だけをキープして小型はリリースしてもらえると、今後もこの釣りを末永く楽しむことができると思います。

一つテンヤ

根魚釣りでもっともメジャーなのが一つテンヤでのエサ釣りです。エサはエビやイカなどが良く釣れます。テンヤと呼ばれるオモリと針が合体したような仕掛けにエサを付け、底まで落とします。テンヤが底に着いたら、ゆっくりと竿を煽ってテンヤを持ち上げて再度底まで落とします。これを繰り返して底をネチネチと狙ってアカハタを狙います。もちろんアカハタだけではなくカサゴ、オジサン、ベラなど様々な魚が釣れるのも一つテンヤの魅力です。

おかっぱりはだけでなく船からの釣りでもメジャーな釣り方で、「根魚五目テンヤ船」などの船でこの釣りができます。使うテンヤの重さは水深にもよりますが、だいたい水深÷10の号数を目安にし、潮が速いところではテンヤを重くします。3~5号くらいのテンヤがあればある程度どこでも遊べると思います。テンヤが重すぎると根掛かりが多発するので注意しましょう。

根魚用のワーム

ルアーでアカハタを狙うには、根魚用のワームの釣りが一般的です。ワームはシャッドテール、グラブワーム、クロー系ワームなど様々な種類がありますが、どれを使ってもアカハタを狙うことができます。テキサスリグでボトム付近を探ると釣れやすいです。リフト&フォールやスイミング、ズル引きで狙いましょう。定番はクロー系ワームのテキサスリグですが、他にもジカリグやビフテキリグなども有効です。

ワームの釣りはおかっぱり、船どちらでも釣れる釣法ですが、違うのは使用するシンカー(オモリ)の重さです。重さの目安は釣りをするポイントの水深で、大体水深×1.5~2gで計算すると良いです。水深7mなら10~14g、水深15mなら25~30gを目安に、潮流が早くてボトムが取れない場合は更に重くしましょう。

タイラバ

オフショアのタイラバでもアカハタは釣ることができます。タイラバはボトムに着底したら一定速度で巻くような使い方が一般的ですが、根魚狙いのタイラバは少し違う方法で釣ると効率よく狙うことができます。タイラバの重さは水深×1~1.5gくらいが目安ですが、アカハタ自体あまり深い所にいないので60~80gくらいのタイラバがあれば十分遊べると思います。

釣り方はまず一旦ボトムを取ります。その後ロッドをゆっくりと煽り、タイラバをリフト(持ち上げ)します。この時一気にリフトしてもよいですし、3段階くらいに分けて誘うのもよいです。リフトしたらゆっくりとロッドを下します。この時にアタリが出ることが多いので、穂先に意識を集中しましょう。当たったら重みが乗るまで待ち、乗ったらしっかりとアワセましょう。

スーパーライトジギング(SLJ)

流行りのスーパーライトジギングでもアカハタは狙えます。SLJの場合はリフト&フォール以外にもスローピッチジャーク、タダ巻きなどで様々なアクションで狙いましょう。SLJでは鉛のメタルジグとタングステン素材のメタルジグを使い分けますが、アカハタ狙いの場合にはフォールの遅い鉛素材の方が良いです。また根掛かりが多い釣りなので、高価なタングステンジグよりも鉛のジグの方がお財布にも優しいでしょう。

SLJでの誘い方はスローピッチジャークが最も有効で、ロッドをフワッと煽ってジグを飛ばし、リールのハンドルを1/2~1/4回転くらい巻きます。ボトムから5mくらいをネチネチと探るイメージで誘うと根魚がよく釣れます。ジグの重さは鉛のジグは水深×1.5~2g、タングステンジグは水深×1~1.5gくらいを目安にしましょう。

釣ったアカハタを美味しく食べる為の処理方法

まず脳締めをする

魚を釣り上げたらまずは脳締めを行いましょう。脳締めをすることで脳を破壊し心臓だけを動かし、ポンプの役割をして全身の血を押し出して綺麗に抜いてくれます。脳締めする場所は少し慣れるまではわかりづらいですので慣れが必要です。魚の目から側線に向かうラインととエラの延長線上の交差する場所を、ナイフやハサミなどの刃物で刺します。この部分は魚のこめかみのような場所で、触ると少しへこんでいます。ちゃんと脳に刺せていたら魚の目がギョロっと動きます。刺したら刃物をグリグリとねじって脳を破壊します。魚が暴れなくなったら脳締めは完了です。

エラの付け根を切って血抜きをする

脳締めをしたら、エラを開いて下の付け根の部分に切り込みを入れます。そうすると血が出てくるので、海水の入ったバケツに頭から突っ込みましょう。コツは魚をバケツに入れた後、時々しっぽを持って振ることです。しっぽを持って振ることで、血の出口が固まって塞がることなく血抜きができます。振るのは5~10分に1回くらいでいいです。魚の処理で一番大事なのが血抜きの工程なので、しっかりと血が抜けるまでやりましょう。血が出なくなったら血抜きは完了です。

はらわたを出して血合いを取る

血抜きが終わったらはらわたを出します。魚の肛門部分からエラに向かって切り、エラの根本の繋がっているところまで切ります。その後エラの内側の膜のような部分を切ってから、エラを持ってはらわたを一気に抜き取ります。エラから肛門の方向に引っ張ると取りやすいです。はらわたを綺麗に全部取ったら、背骨に沿って張っている膜に切り込みを入れると血合いがあります。これをしっかりと取ることがとても重要で、血合いが残っていると臭みが残ってしまいます。ブラシのようなものがあると血合いを掻き出しやすいです。はらわたを出したついでに鱗まで落としておくと、自宅に帰ってからの作業が楽になるのでおすすめです。作業が全て終わったら、水の入っていない氷だけを入れたクーラーで冷やしておきましょう。

キッチンペーパーなどで水分をとり、3~4日寝かせる(熟成させる)

処理した魚を自宅に持ち帰ったら、キッチンペーパーとサランラップを使って魚を熟成させる準備に入ります。熟成させると筋っぽさがなくなって旨味が増し、魚の味が落ち着くので是非やってください。はらわたを抜いたお腹の中に丸めたキッチンペーパーを入れます。魚のお腹がパンパンになるくらいの量のキッチンペーパーを入れましょう。そして魚全体をキッチンペーパーでぐるぐる巻きにします。こうすることで魚の水分を綺麗に抜くことができます。キッチンペーパーで巻いたら、次はサランラップでぐるぐる巻きにします。コツはサランラップを巻きながら空気をしっかりと抜くことです。空気に触れてしまっている部分は酸化してしまい、身が痛んでしまうのでしっかりと空気を抜きましょう。そして冷蔵庫で保管し、1日1回キッチンペーパーを交換します。根魚の場合はこれを3~4日ほど行ってから調理に入ります。

おすすめのアカハタ料理

アカハタ鍋

ハタ料理の定番といえばやはり鍋でしょう。淡白な白身は野菜などとよく合い、非常に美味しくできます。またアカハタのアラから出る出汁は絶品で、鍋のシメに雑炊などをすると最高です。脂の乗っている冬場に食べたい料理です。

  • アカハタ
  • 白ネギ:1本
  • 白菜:1/2玉
  • しいたけ:5~6個
  • ニンジン:1/4本
  • 昆布:1片
  • ポン酢
  1. アカハタを3枚におろし、アラ(頭や骨)と昆布を鍋に入れて出汁を取ります。鰭のトゲはあらかじめ切っておくと良いでしょう。
  2. 白ネギや白菜、しいたけ、ニンジンを入れ、ひと煮立ちさせてから、ブツ切りにしたアカハタを入れます。
  3. 火が通ったら完成です。ポン酢などをつけて食べましょう。

アクアパッツァ

アカハタの上品な白身はアクアパッツァにぴったりです。アサリや野菜をたっぷり入れると、アカハタの出汁を吸ってより美味しくできます。調理方法も簡単なので、手軽に料理できるのも魅力です。アクアパッツァは切り身でも良いですが、アカハタの旨味を味わうには1匹丸ごとがおすすめです。

  • アカハタ
  • アサリ:200gくらい
  • プチトマト:5~6個
  • にんにく:1片
  • 白ワイン:大さじ2杯
  • 塩コショウ
  • オリーブオイル:大さじ1杯
  • イタリアンパセリ:適量
  1. アカハタに少し塩を振って少し置き、にんにくをみじん切りにしてプチトマトを半分に切ります。
  2. フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを軽く炒めてからアカハタを入れて両面焼きます。
  3. プチトマト、アサリ、水を1/2カップ、白ワインを入れて煮込みます。
  4. 煮立ってきたら蓋をして5分ほど蒸します。
  5. 塩コショウで味を調え、イタリアンパセリを散らして完成です。

煮つけ

30㎝以下のアカハタは煮つけがおすすめです。根魚の煮つけは出汁がでて深い旨味があり大変美味しい料理です。アカハタは身がぷりぷりしているので、煮つけのタレを絡めて食べるのが最高です。煮つけにするアカハタはよく水分を抜く為、少し長めに熟成しましょう。アクアパッツァと同様に、一匹丸ごとの調理がおすすめです。

  • アカハタ
  • 白ネギ:1/2本
  • ショウガ:2片
  • 醤油:大さじ2杯
  • みりん:大さじ2杯
  • 料理酒:大さじ2杯
  1. 白ネギを一口サイズにカットし、ショウガを薄切りします。
  2. 醤油、みりん、料理酒を混ぜ合せ、鍋に入れてアカハタと白ネギを煮ます。
  3. 落し蓋をして10分ほど煮込みます。途中で様子を見ながら、アカハタをひっくり返しましょう。
  4. 火が通ったらショウガを入れて、2分ほど煮てから取り出し、皿に盛りつけて完成です。

西京焼き

大型のアカハタは脂がのっているので西京焼きがおすすめです。個人的にはハタ類の一番好きな食べ方で、処理をしたら冷凍して保存もできます。シンプルですが魚の旨味を最も味わえる料理です。皮は引いてもそのままでもお好みでOKです。西京焼きは手間もそれほどかからず、とても美味しい調理方法です。保存もきく処理方法でもありますので、是非一度お試しください。

  • アカハタ
  • 西京味噌:大さじ4杯
  • みりん:大さじ1杯
  • 料理酒:大さじ1杯
  1. 西京味噌とみりん、料理酒をよく混ぜ合わせます。甘めが好みの方は少し砂糖を入れてもよいでしょう。
  2. アカハタを3枚におろして、食べやすいサイズにカットします。
  3. アカハタの片面に味噌を塗り、お皿やバットなどに入れて冷蔵庫で2日ほど寝かせます。冷凍する分はこのタイミングで冷凍庫に入れましょう。
  4. 寝かせたアカハタを取りだし、余分な味噌と水分をキッチンペーパーで拭き取りましょう。
  5. グリルで焦げ目がつくくらいに焼いたら、皿に盛りつけて完成です。

楽しく釣って美味しく食べよう!

今回はアカハタの代表的な釣り方や魚を美味しく食べる為の処理方法、おすすめのアカハタ料理についてご紹介しました。アカハタを含めた根魚はあまり市場などに並ぶこともなく、新鮮な根魚を美味しく食べられるのは釣り人の特権と言えるでしょう。そんな特権をいつまでも楽しめるように、小型の根魚のリリースを推奨したいと思います。

様々な釣り方で狙えるアカハタは、関東以南では浅場でよく狙えるターゲットとして親しまれています。おかっぱりでも船、沖磯など色々なポイントで釣ることができる魚なので、沢山の人たちに楽しんで釣って美味しく食べてもらえればと思います。

この記事を書いた人

ダイワマニア
YSNO

 トラウト(エリア、湖)、青物全般、ロックフィッシュ、シーバス、アオリイカ、ショアジギング、オフショアジギング、エリアトラウト、ウェーディング、ボートロック、エギング、東京湾、東伊豆(静岡県)、房総半島(千葉県)、上越地方(新潟県)、芦ノ湖(神奈川県)、本栖湖(山梨県)

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