外したパーツをパーツクリーナーで洗浄します。
ドラグワッシャーに新しいグリスを浸透させる・ドラグワッシャーが傷んでいる場合は新品に交換します。
組み込んで完成。
これでもドラグの調子が良くならない場合はドラグワッシャーにグリスをきちんと浸透させられてない場合があります。
ハンドルノブと並び、スピニングリールで最もベアリングが傷みやすい部分です。
これらの問題を解決します。
ラインローラーに起こる問題は主に2つ。
画像付きで解説します。
まずはネジを外します。この時ベールを抑えておかないと全てのパーツが飛んで行ってしまいます。上の画像のような指の添え方をすると良いでしょう。
ネジが外れたら内部のパーツを取り出します。綿棒などで押し出してあげると外しやすいです。外したパーツをパーツクリーナーで洗浄します。ベアリングは交換するので捨てて構いません。
新しいベアリングを準備して元通り組み込んで完成。
※2014年モデル以降シマノのリールではパーツ一体型のラインローラーが主になっています。丸々交換になるので作業は凄く楽ですがパーツ代は高くつきます。
ラインローラーと並びスピニングリールで最もベアリングが傷みやすい部分です。
これらの問題を解決します。
画像付きで解説します。
まずはハンドルを外します。外さなくても出来ますが、外した方が圧倒的に作業しやすいです。
ノブキャップを外します。大抵のリールははめ込まれているだけなのでピンセットなどで引っ掛けて外します。
ネジが見えるのでドライバーを使って外します。
ネジを外した後はノブ本体を引っ張ると外れます。ノブ本体の内部か、ハンドルノブシャフトにベアリングとワッシャーが残るので外します。
ノブ本体の内部に残ったパーツ類は綿棒などで押し出してあげましょう。ベアリングを新しいものに交換して組みなおしたら完成です。
多くの方が釣行後はリールを水洗いすると思います。特に海で使われるリールには絶対に必要なメンテナンスの1つですが、実はこの水洗いにも注意が必要です。僕が思う水洗い時の注意点は3つです。
特に2と3には驚く方も多いかもしれません。水を掛けながらリールを回転させると、オシュレートの動きの際にメインシャフトを伝って水がリール内部に入り込んでしまします。これを防ぐためにはベールを起こして洗浄するのが効果的です。また強い水圧で水をかけ続けるとこれもまたリール内部へ水が浸入する原因になるので、優しめのシャワーで出来る限り短時間で済ませるのが好ましいです。
毎日複数台のリールをオーバーホールしているプロの方に聞いた話ですが、水洗いのし過ぎで傷んでいるリールも多いそうで、僕も注意するように教えてもらいました。
リールのオーバーホールは部分的には素人でも簡単にできますが、完全にバラしてのオーバーホールはプロに任せるのがおすすめです。僕も昔は自分で全てやっていましたしそれが楽しいと思っていた時期もありましたが、所詮素人の腕なので上手くいかないことも多く、納得できる仕上がりにするまでに掛かる時間や手間を考えるとプロに任せた方が良いという結論に至りました。メーカーのオーバーホールで納得できない方はIOSファクトリーやパワフルワークスのようなメーカー外の業者さんに頼むのも1つの手です。
合わせてよく読まれる記事
「スピニングリール」関連の記事
新着記事