スピニングリール2000番の特徴と使い道を解説!
作成:2022.06.28更新:2022.06.28
スピニングリールの2000番。スピニングリールの中では小型の部類に入ります。今回は2000番サイズのスピニングリールの特徴と使い道を解説します。
2000番のスピニングリールの特徴
2000番のスピニングリール最大の特徴は何と言っても軽いことです。小さいのだから当たり前です。その分ラインキャパが少なかったり、パワーが弱かったりします。
2000番のスピニングリールは大きく6つに分けられると僕は考えています。それが「2000」と「C2000」、「2000」と「2000S」、「C2000」と「C2000S」です。「2000」と「C2000」はサイズが(シマノのみ)、「S」が付くモデルと付かないモデルはスプールの深さが違います。これらは用途に大きく関わってきます。
2000とC2000の違い
シマノには2000番のリールにも2種類あります。それが「2000」と「C2000」です。この2種は同じ「2000」という数字に該当するサイズですが、中身は全くの別物です。2022年現在、現行モデルでは「2000」は2500番と同じボディ、「C2000」は1000番と同じボディが使われています。しかし22ステラに関しては「C2000」のボディにはC2500番規格のボディが使用されていることから、これ以降「C2000」の在り方が変化していく可能性を示唆しています。(僕は確実に変わっていくと思う)つまり同じ2000番という区切りでありながらボディのサイズは全くの別物という訳です。
因みに、現在シマノの汎用スピニングリールのほとんどの機種に「C2000」というサイズがラインナップされているのに対し「2000」は激安リール2機種にしかラインナップされていません。この事からシマノの2000番というと「C2000」を差すと言って良いと思います。
2000と2000S、C2000とC2000Sの違い
2000とC2000の違いは先程ご紹介した通りです。ここでは番手表記に「S」が付くものと付かないものの違いをご紹介します。
「S」が付くものと付かないものではスプールの深さが違います。つまり巻ける糸の太さや長さが違います。「S」はshallowのS、つまりスプールが浅いことを意味します。細いラインを扱うことが多いライトゲームによく使われる2000番のリールはスプールが浅いものの方が都合が良いことが多い為、メーカーのラインナップもシャロースプールのラインナップが多くなっています。
1000番との差別化は?
用途が1000番のリールと被っていることにお気づきの方もいらっしゃるでしょうか?実は2000番と1000番はほぼ同じようなものなのです。ボディサイズは同じ、重量差やスプールのサイズ差もごくわずか。機種によっては同じものまであります。したがって1000番との差を明確にすることは難しいです。これは僕の考えなのですが、ライトゲームの王道サイズである2000番で埋めきれないところを埋めるのが1000番だと思っています。1000番は上級者向けですね。
2000番のスピニングリールの使い道
2000番のスピニングリールはライトゲームの王道サイズと言っても過言ではありません。ほぼ全てのライトゲームで活躍すると言っても良いでしょう。またエリアトラウトやネイティブトラウト、バスフィッシングなどでも活躍します。
僕が2000番のリールで行うルアー釣りは、アジング(ボート含む)、メバリング、ライトロック、メッキ、カマス、小型青物、ネイティブトラウト、エリアトラウトなどです。ライトゲームに使うリールのサイズに悩んでいる方は2000番を選べば間違いないでしょう。