ダイワ ルアーキャッチャー
ルアー回収器は、根掛かりしてしまったルアーを近距離であれば回収の確率が上がる便利グッズです。大遠投するサーフからのショアジギングなどでは使用できる場面がないかも知れませんが、橋の下などでのストラクチャー周りのシーバス狙いなど、距離が20m程度の近距離であれば充分ルアー回収が可能です。ロッドタイプや送り込みタイプがありますが、ショアジギングでルアーの回収ができる可能性があるのは送り込みタイプです。
アオリイカのヤエン仕掛けの原理と同じで、ピンと張った道糸にロープがついたルアー回収器を取り付け、ルアーのある場所まで送り込み、ルアーのフックやスイベルなどにルアー回収器のチェーンを引っ掛け、ロープを引っ張ってルアーを手繰り寄せますが、あくまでも「回収できたらラッキー」くらいのモノと考えておきましょう。
ショアジギングは、足を使い、ポイントを移動しながらキャストを繰り返す、「ラン&ガン」が基本ですので、できるだけ荷物は身につけておきたいです。ルアーケースや予備のリーダー、ハサミ、プライヤーなど、必要なツールはすべてランガンバッグに収納し、身軽に移動できるようにしておきます。ヒップバッグタイプやワンショルダーバックタイプなど、様々なものがありますので、ショップで実際に身に着けてみて選びましょう。
特にワンショルダータイプのランガンバッグは、右肩にストラップをかけるか、左肩にストラップをかけるかで、使い勝手が大きく変わります。アブ・ガルシアのコミュータースリングバッグなど、どちらの肩にもかけられるタイプもありますが、基本は左肩にかけるタイプがほとんどですので注意しましょう。
ショアジギングは、小難しい知識やテクニックがモノをいう側面も確かにありますが、やはり最終的に勝利を収める人は、「他人より一歩でも多く歩き」、「他人より一投でもたくさん投げ」、諦めず粘った人です。
そして、ライントラブルが少なく、ルアーチェンジなどを手返し良く行い、「他人より一分でも長く探るため、時間を削り出す」ことが、唯一無二の勝利の方程式なのでしょう。
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