管理釣り場ではタックルを使い分けて釣果アップを目指そう!おすすめタックルセッティング術!

作成:2022.02.10更新:2022.02.10

管理釣り場で複数タックルを持つ意味とは

管理釣り場用のルアーの進化やエステルラインの出現により、現在の管理釣り場シーンでは多様化したタックルが必須となりました。ルアーの操作に特化したロッドやライン、ラインの特性を活かした釣り方に合わせ込んだタックルセッティングなど、使用するシチュエーションごとに異なるタックルを用意することで、より快適にストレスなく釣りができるようになります。

使うルアーの種類の複雑化

近年の管理釣り場ルアーの進化は目覚ましく、釣り方やシチュエーションごとに特化したルアーや新たなジャンルのルアーなどが多く発売されています。またルアーごとに動きの細分化も行われ、高活性の魚をメインに焦点を合わせたマイクロスプーンや強波動のクランクベイトなども人気を博しています。狙う魚の活性ごとに特化したルアーなので、当然タックルもそれに応じてセッティングを変えた方が釣果は伸びます。またどのようなルアーで魚にスイッチを入れるか、それによって魚の食い方やフッキングする場所なども変わってきます。そこを意識するとバラシ率も抑えることができるでしょう。

ルアーや釣り方によってタックルの特性を活かす

釣り方にタックルの特性をマッチさせることで、より効率よく多くのアタリを取ることができます。例えばスプーンでの釣りの場合でも、魚の動きが速い場合には伸びがあるナイロンライン、遅い場合には低伸縮なエステルライン、ボトムをしっかりと攻めたい場合にはフロロカーボンライン、放流魚をオートマチックに掛けたい場合にはPEラインと、ラインをシチュエーションごとに使い分けるなどをすると今まで獲れなかった魚を獲ることができるようになります。

またボトム系ルアーも、メタルバイブレーションやプラスチックバイブレーション、ダートミノー、ボトムスプーンなどルアーの種類は様々です。基本的な使い方はボトムバンプにシェイク、ズル引きとどれも共通していますが、ルアーの動かし方によってラインを使い分けるとより効果的です。例えばボトムバンプの場合は縦の変化なので、伸びがなく比重の軽いPEラインが向いており、シェイクやズル引きは横の変化がメインになるので、比重の高いフロロカーボンラインやエステルラインなどが向いています。

ラインの種類

ラインの種類によってその特性を活かせるロッドをチョイスすることは必須条件と言えます。基本的には伸びやすいラインには張りのあるMLクラスのロッド、伸びにくいラインにはLやULクラスを合わせてラインのショックを吸収できるロッドを選ぶと良いでしょう。ラインの伸縮率によってロッドの硬さを変えることは最早常識となっていると言えるでしょう。またこれによってバラシを減らすこともできます。

例えば高活性の魚はスピードが速くしっかりと反転してくれるので、PEラインやエステルラインなどの低伸縮のラインにLクラスのロッドを合わせるとオートマチックにフッキングしてくれます。また低活性の魚はつつくようなバイトが多く加えても一瞬でルアーを離してしまうことが多いので、魚に違和感を与えづらい伸びのあるナイロンラインに張りのあるロッドが良い場合などもあります。

状況変化に即座に対応できる

釣りをしていると急に日が陰り、虫がハッチして魚たちが一斉にライズし始め、トップウォータールアーで狙うおうと思いルアーチェンジするともうライズは終わってしまった、そんなことはよくあることだと思います。そんな時にも複数タックルがあれば一瞬のチャンスも逃さずに済みます。刻々と変化するその場の状況に、瞬時に対応できることも複数タックルを持つ利点と言えるでしょう。

ラインの種類でタックルを分ける

複数タックルを持つ大きな理由の1つは、ラインの種類でタックルセッティングを変えるということです。ラインにはそれぞれ伸縮率や比重、感度の違いがあり、各々にマッチしたロッドやリールのスペックがあります。それらを合わせ込むことでより楽に釣りが展開できるようになります。

ナイロンライン

ナイロンラインは比重が軽く伸びがあり、魚に違和感を与えずらいラインです。ライン自体に多少浮力がある為、ルアーをスローに泳がせることができます。またライン自体がしなやかな為、ライントラブルが非常に少なく初心者の方でも扱いやすいラインです。伸びるラインなので感度はそれほど良くはありませんが、ラインの変化でアタリを感じ取れれば最もバランスの良いラインと言えるでしょう。

ナイロンラインはスプーンやクランクベイトなど、巻きの釣りに向いています。ラインの太さはスプーンでは1.5~2.5lb、クランクベイトでは2.5~3lbくらいが扱いやすいでしょう。巻きの釣りではより繊細な釣りができるように、リールは巻き取り長の少ない1000番クラスが良いでしょう。ライン自体に伸びがあるので、張りのあるMLクラスのロッドでしっかりとフッキングしましょう。伸びるラインなので魚が暴れてもショックを吸収してくれるので、バラシが少なくなるというメリットもあります。

フロロカーボンライン

フロロカーボンラインは比重が高い為水に沈み、伸びが少ない為感度が良いラインです。しかしラインにコシがある為、太いラインは少し扱いづらいという一面もあります。フロロカーボンラインはメーカーによってはかなり細いものもあり、1lbや1.5lbといった極細ラインなどもラインナップされています。ラインは細くなると振動伝達率が良くなるので、感度は非常に良くなります。

フロロカーボンラインを使用するのは一定のレンジ(深さ)を狙いたい釣りに使うのが良いです。クランクベイトやボトムのなどのある程度決まったレンジは狙いやすいでしょう。スプーンで使う場合には魚の活性がある程度高く、スプーンを横引きしたい時には向いているラインだと思います。フロロカーボンでも1lbは魚に違和感を与えないほどの細さなので、活性の低い時に使うとよく釣れる場合もあります。

PEライン

最も伸びがなく比重が軽いのがPEラインです。当然感度は1番良いですが、その分魚にプレッシャーを与えやすいというデメリットもあります。PEラインを使用している時に発生する水切り音を魚が嫌がるケースもあります。それを差し置いても使用するメリットは十分にあるラインでもあります。PEラインを使用する場合には必ずフロロカーボンのリーダーを1ヒロ程度取るようにしましょう。

PEラインは柔らかめのロッドとの相性が良く、伸びないのでルアーの操作もしやすいです。用途は多くありますが、クランクベイトやボトムなどに向いています。PEラインはアタリが強く出やすいので、リールのハンドルが短いと手が弾かれたりしてしまうことがあります。40~45㎜以上のハンドルに巻き合せの効きやすい2000番クラスのリールがおすすめです。

エステルライン

第4のラインとして登場し、管理釣り場のラインのメインストリームとなっているのがエステルラインです。その低伸縮性と感度の良さから現在主流のラインとなっています。0.4号クラスの太さは少し扱いに注意が必要ですが、0.3号以下はしなやかさもあり適度な伸び具合と相まって非常にユーザーが多いラインです。太さを変えればスプーンからクランクベイトやボトム、ミノー全てを熟せる万能さが良いです。

エステルラインの場合には使用するルアーによってラインの太さとロッドのアクションを変えるのが良いでしょう。スプーンやマイクロクランクの巻きでは0.3号に少し柔らかめのULやLクラスのロッドに1000番クラスのリール、フルサイズのクランクベイトでは0.4号にLクラスのロッドに巻き合せのしやすい2000番クラスのリール、ボトムやミノーには0.4号にMLクラスのロッドに2000~2500番クラスのリールなどが一般的なセッティングだと思います。

ルアーごとにタックルを分ける

最もわかりやすいセッティングがルアーごとにタックルを分ける方法です。非常にシンプルで迷うことも少ないと思います。ただし一つのルアーをいろいろなラインで使いたい方には向かないかもしれません。その場合には他のルアーと兼用するということも踏まえてセッティングを出した方が良いでしょう。

スプーン

管理釣り場で最も使用する機会が多いのがスプーンでしょう。スプーンはどのラインとも相性が良いですが、使用頻度を考えればエステルラインでセッティングを出すのが良いかと思います。エステルラインの太さは0.3号か0.4号、どちらか好みで選べば良いでしょう。ロッドはL~MLクラスのパワー、食い込みの良いソリッドティップも良いと思います。リールはスプール径を考えると2000番クラスが良いでしょう。マイクロクランクとの兼用が可能なタックルです。

ナイロンラインをスプーンタックルにするのも良いと思います。扱いやすくどんな状況でも安定して魚のアタリを掛けていけます。スプーン専用であれば2lb、フルサイズのクランクベイトと兼用で使いたいなら、ラインの太さは2.5lbにロッドはLクラス、リールはデッドスローに巻ける1000番クラスが良いでしょう。

クランクベイト

デッドスローに巻きことが多いクランクベイトではラインの好みが変わります。ルアーにアタックしてきた魚をある程度オートマチックに掛けたい場合にはPEラインが良いですが、ラインが伸びないのでバラシが多くなってしまいます。安定してキャッチしたいなら2.5lbくらいの太めのナイロンラインかフロロカーボンラインで組むのがおすすめです。

PEラインを使用するなら全体的に曲がるLクラスのロッドに2000番クラスのリール、放流のスプーン用との兼用が可能です。ナイロンラインやフロロカーボンラインなら少し張りのあるL~MLクラスのロッドに2000番クラスのリールが良いでしょう。

ミノー

ミノー用のタックルはPEラインを使う方が多いかと思います。キビキビとミノーをアクションさせるには伸びのないPEラインが向いているでしょう。最近は0.4号の太めのエステルラインをミノー用のタックルに使用している方も増えています。エステルラインはPEラインよりかは多少伸びるので、そのクッション性から扱いやすいことが理由かと思います。

ミノー用のタックルはしっかりとルアーを動かせる張りのあるMLクラスのロッド、リールは2000~2500番クラスの巻き取り長の多いものが良いでしょう。2000番クラスならハイギアでも良いかもしれません。2500番クラスのリールを使用するなら、タックルバランスを取る為に軽いリールを選ぶようにしましょう。

ボトム系ルアー

ボトム系ルアーはアクションが様々なので、タックルチョイスに悩むルアーです。伸度や感度、操作性を考慮するとPEラインがおすすめですが、クッション性や比重のバランスの良い0.4号などの太めのエステルラインも良いと思います。ボトム系ルアーは操作性や遠投性を考えるとL~MLクラスのロッドに2000~2500番のリールが扱いやすいと思います。

ボトム用のタックルの特徴を見るとミノー用のタックルと共通点が多いと思います。同じ操作系のルアーなので、兼用のタックルとして1セットあるといろいろと使えて良いと思います。

特化したタックルセッティングで釣りをもっと快適に!

今回は管理釣り場でのタックルセッティングについてご紹介しました。何を基準にしてセッティングを出すか、そこは個人の好みや釣りのスタイルに委ねられるところでしょう。また色々なルアーを兼用できるタックルセッティングにすれば、所有する本数を減らすこともできます。釣り場によって使用する本数を変えるなどの柔軟な対応も可能です。

使う本数が多ければ瞬時にルアーチェンジができ、状況変化にも対応が可能というメリットがあります。対して所有本数を減らすとルアーチェンジの手間は増えますが、沢山持ち歩く煩わしさもなく逆に制限を設けることで攻略する楽しみが増えます。どちらが楽しく釣りができるか、自分に合っているかを考えてタックルセッティングを楽しみましょう。

この記事を書いた人

ダイワマニア
YSNO

 トラウト(エリア、湖)、青物全般、ロックフィッシュ、シーバス、アオリイカ、ショアジギング、オフショアジギング、エリアトラウト、ウェーディング、ボートロック、エギング、東京湾、東伊豆(静岡県)、房総半島(千葉県)、上越地方(新潟県)、芦ノ湖(神奈川県)、本栖湖(山梨県)

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