ギル型ルアーのおすすめ20選|小型タイプやワーム素材など種類ごと紹介
作成:2024.04.03更新:2024.04.03
目次
ブルーギルを狙うブラックバスに強烈なインパクトを与えてくれるのが「ギル型ルアー」です。バスを惹きつけやすく、喰わせ能力が高いルアーなので、ビッグバス狙いで使われる方も多いのではないでしょうか?
ギル型ルアーと聞くとビッグベイトを想像しがちですが、最近ではコンパクトな小型モデルやソフトルアーモデルも数多く存在しています。
今回はそんなギル型ルアーについて選び方やおすすめの製品を解説していきます。
ギル型ルアーとは?
「ギル型ルアー」とは、名前の通りブルーギルの”フォルム”と”アクション”をイミテートしたルアーのことを指します。ブルーギル特有のカラーをリアルに表現している製品も多く、ブルーギルを狙うバスに対して捕食スイッチを入れやすいことが魅力です。
近年では、手の平を越える大型サイズから数釣りを狙える小型サイズまで幅広いモデルがリリースされています。
ギル型ルアーにおすすめの時期
ギル型ルアーが特に強くなるシーズンは梅雨〜初夏(5月〜7月)です。この時期は、ブルーギルの産卵シーズンとなっており、ネスト付近を徘徊するブルーギルをターゲットにしたバスが増えていきます。
また、バスのスポーニングシーズン(3〜5月)にもギル型ルアーが有効です。ブルーギルから卵や稚魚を守るため、バスの捕食や攻撃のターゲットとなります。
おすすめのギル型ルアーを種類ごとにご紹介
ギル系ルアーを以下3つのカテゴリーに別けてご紹介していきます。
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ギル型ビッグベイト
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ギル型ソフトルアー
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小型ギル系ルアー
製品によってそれぞれアクションや出しどころに違いがありますので、ご自身のフィールドに合わせたチョイスをしましょう!
ギル型ビッグベイトおすすめ7選
まずは、ルアーパワーが強いギル型のビッグベイトについてご紹介していきます。
【ジャッカル】ガンタレル
誰もが知る王道のギル型ルアーです。スロー〜ファストリトリーブまで幅広いスピードに対応しやすく、トゥイッチによる「180°ターン」は喰わせの一押しとして効果的となっています。
また、ギル型ルアーにありがちなキャスト時の”ラインのヨレ”を解消するため、ラインアイにスイベルを付けていることもポイントです。
様々な使い方ができる芸達者なギル型ルアーが欲しいという方はガンタレルがおすすめになります。
【ジャッカル】チビタレル
ガンタレルのダウンサイジングモデルとなっています。オリジナルのガンタレルでは使いにくかった細い水路や小規模野池などでも使いやすく、30cmほどの中型バスからデカバスまで幅広いサイズを狙うことができます。
皆さんが通っているメインフィールドの規模に合わせて使い分けるのがおすすめです。
【デプス】ブルーシューターJr.
ギル型ルアーのパイオニアとも言えるブルーシューターのダウンサイジング版です。リトリーブではブルーギルが漂うようなナチュラルな動き、ロッドアクションを加えるとキレのあるリアクション重視の動きになります。
喰わせ能力が高く、クリアレイクやハイプレッシャーフィールドにもおすすめのギル型ルアーです。
【イマカツ】ギルロイド
スローリトリーブでは、ナチュラルなI字系アクション,通常リトリーブでは「はたいて逃げる」激しいS字アクションと言ったように、IS可変巻きが可能なギル型ルアーとなっています。このアクションの切り替えによって、普段口を使わないようなハイプレッシャーなバスに口を使わせやすくなるのです。
また、方向性が異なる2種類のテールを使い分けることで、点でも線でもバスを誘い出します。
【メガバス】ヴァタリオン
通常のビックベイトのようにS字を描くのではなく、バイブレーションのようなナチュラルな微振動を生み出すギル型ルアーになります。
さらに、ロッドアクションを加えるとキレのあるクイックターンを出すことが可能で、フィールド全体を効率よくリサーチするだけなく、ピンスポットを丁寧に探ることもできます。
【レイドジャパン】ジーダッシュ
ギルが逃げ惑うアクションを模倣して作られたのがジーダッシュです。高速巻きでもバランスを崩すことなく、激しく水をキックして泳いでくれるため、リアクション的にバスのバイトを誘いやすいことが魅力となっています。
また、わずかな水流でもアクションが出しやすく、スロー~ファストリトリーブまで多様な使い方ができるギル型ルアーだと言えるでしょう。
【ファットラボ】ネコソギルSS
高速リトリーブでの使用を軸に設計されたギル型ビッグベイトです。水面を攪拌しながら進むネコソギル特有のアクションは、ハイプレッシャーなバスの捕食本能を強く刺激し、見切られる前にバイトに繋げられます。
一方、スローリトリーブでは、水面直下を漂う弱り切ったギルを演出してくれるので、ニュートラル状態のバスを仕留めたい時におすすめです。
ギル型ソフトルアーおすすめ7選
次にギル型のソフトルアーについて厳選してご紹介します。
【デプス】ブルフラット
各地のフィールドで実績を上げているブルフラットはギル型のソフトルアーの王道です。わずかな水流でも水を噛む蛇腹状テールが追尾してくるバスの捕食本能を強く刺激してくれます。
カバー撃ちから巻物トレーラーまで何でもござれなギル型のソフトルアーです。
【一誠】ギルフラット
他のソフトルアーにはない鱗状の凹凸構造によって、艶めかしいS字のテールアクションが演出できるギル型のソフトルアーです。マス針とオフセットフック両方のセッティングが可能となっており、オープンエリアからストラクチャー周りまで出しどころが豊富になります。
アピール力はそこまで高くありませんが、高い喰わせ能力を誇るワームとなっています。
【イマカツ】ジャバギル インライン
ただ巻き、ロッドワームの両方で使いやすい超リアルなギル型のソフトルアーです。通常はフローティングタイプですが、ネイルシンカーで調整が可能となっており、サスペンド・スローシンキングに変更することも可能になっています。
また、インラインタイプは、ファイト中にワームとフックが分離してくれるため、ワームを傷つけにくく、フックアウトの防止にも繋がります。
【ディースタイル】ギルーラ
ディースタイルの青木プロがプロデュースしたリアルなギル系ワームです。テールの微振動アクションによって追尾してくるバスを確実に仕留める”喰わせのパワー”が魅力となっています。
また、横向きにオフセットフックを刺すことで、リアル系ワームが苦手とするカバーフィッシングにも対応することができます。
【DUO】ノマセギル
柔軟なエラストマー素材を採用し、”ワームのナチュラルなアクション”と”ハードルアーの耐久力”の両方を兼ね備えたギル系ソフトルアーです。手のひらサイズの小ギルをリアルに表現したボディは、バスが思わず丸のみしたくなるデザインに仕上げられています。
また、お腹側にはトリプルフックが取り外しできるラインアイが付いているため、シビアな状況では、フッキングを重視したカスタムも可能です。
【ジークラック】ベローズギル
ボディ全体のリブが強い水噛みをおこし、ナチュラルな振動を生み出すことで、バスの捕食本能を刺激します。
また、”バスを引き寄せる匂い”と”バイトを長時間持続させる味”にもこだわって作られているため、バイト直前で見切るようなタフコンディション下のバスにも有効です。
【ジャッカル】デッドフィンダーター
琵琶湖を筆頭に様々なフィールドで驚異的なデカバスHIT率を誇るデッドフィンダーターは「ダートアクション」と「スパイラルフォール」が喰わせのキモとなっています。
ブルーギルをターゲットとしたバスをリアクション的に誘いたい時には、こちらのワームがオススメです!サイズ展開は2.8inchと4.8inchがあるので、皆さんのフィールドに合わせてセレクトしてみてください。
小型のギル系ルアーおすすめ6選
最後に、スピニングタックルやミディアムタックルでも使いやすい小型のギル型ルアーについてご紹介していきます。
【ジャッカル】ベビーギロン
一口サイズの小ギルのシルエットを完全再現し、バスに対して”魅せて喰わせる”ことができるギル型ルアーに仕上げられています。タイトなハイピッチS字アクションとロッドワークを加えた際のルアーの”逃がし”によってバスの捕食本能を一気に刺激することが可能です。
そのため、ボイル撃ちやサイトフィッシングにも有効なギル型ルアーと言えるでしょう。
【BIOVEX】Joint Gill 90SS
実売価格は1,000円台前半というコスパの高さが魅力のギル型ルアーです。リトリーブのスピードによってアクションが異なり、スローリトリーブではナチュラルなスネイクアクションですが、巻きスピードを上げるとどんどんローリングが強くなります。
【メガバス】スリーパーギル
ギル&フナパターンにアジャストしてくれるスナッグレス性が高いギル型スイムベイトです。フックを背びれに隠すことで、ハードルアーでは攻めきれないブッシュやレイダウンをストレスなく攻略することができます。
また、コンパクトでありながら3/4ozものウエイトを持っているため、遠投しなければならないシチュエーションにも有効です。
【イマカツ】ギルロイドミニー
ギルロイドを小規模河川や野池でも使いやすい大きさにダウンサイジングしたモデルです。3タイプのリップを使い分けることで、好みの潜行深度に調整することができます。
またオリジナルのギルロイドと同様に2種類のテールが同梱されており、巻きスピードやアピール力のわずかな調整も可能です。
【ダイワ】ギルネード
ダイワの超人気プロップベイトであるガストネードをギル型シルエットで再構築したモデルです。極薄のペラは、少しの水流でもしっかり回転し、波動やフラッシングを生み出します。巻いているだけで簡単に釣れてしまうため、初心者の方にもおすすめのギル型ルアーです。
【デプス】タイニーブルーシューター
ブルーシューターを小規模フィールドでも使いやすい100mmまでダウンサイジングしたモデルになります。オリジナルのブルーシューターでは、チェイスで留まってしまうバスに対してのフォローベイトとしても有効です。
サイズはダウンしたものの、オリジナルモデルの”強烈な水押し”や”喰わせの180°ターン”はしっかり継承されています。
ギル型ルアーを扱う時の注意点
ギル型ルアーは、フラットな形状故にいくつか注意点があります。どちらも釣果に直結する部分ですので必ず確認しておきましょう。
フックの確認
ギル型ビッグベイトは、ルアー着水時にフックの先端がボディに当たり、丸まってしまうことも少なくありません。そうなるとせっかくバイトしたビッグバスを取り損ねてしまうことにも繋がるため、フックの先端は時々確認するようにしてください。
キャストミスの注意
扁平形状のギル型ルアーは、キャスト中に回転しやすかったり、軌道がズレたりとキャストミスが発生することも少なくありません。そのため、特に向かい風や強風時にはブレードをやや強めに掛けてキャストする方が安全です。
ギル型ルアーは釣れた時の達成感が凄い!
今回はギル型ルアーの選び方やおすすめ製品について詳しくご紹介してきました。ブルーギルは野池や水路、リザーバーなど全国各地のフィールドに住みついており、そんなブルーギルたちを狙っているバスも多いです。
ギル型ルアーを使えば、これまで見向きもしなかったビッグバスたちの捕食本能を操り、釣り上げることもできるでしょう。また、ギル型ルアーはバイトシーンが間近で見られることも多く、釣れた時の達成感も凄いのでぜひチャレンジしてみてください!!
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